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ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

ルッキズム

2025-04-23 09:30:47 | Weblog

お気に入りの美術館に、ダリを観に行った。

レストランのスタッフに、
米津玄師を獅子舞のような顔にした男性がいた。

イタリアンには不釣り合いな印象を受けたが、
顔のワイルドさとはうらはらに、
彼の説明は、一生懸命で好感持てた。

平日でも、美術館のレストランは混む。
窓側の席には、すでに予約札が置かれ、
一番に案内された私は、1人なので、奥の端っこ。

ランチコースにしたせいか、
女性スタッフが、前菜を食べ終わるなり皿をさげた。
せめて、30秒くらいは待ってほしかった。
そのわりには、次に来るのが遅い。
イラッとした。

私は悔しくなり、メインのパスタを慌ただしく食べ、
別注文したグラスの白ワインを、一気に飲み干し、
「これ、さげて下さい。」と、
さっきの女性スタッフに、圧をかけた。

前菜と一緒に出された、一片のパンの皿が残っていたので、
待ち構えて、手渡ししてやった。
(早くさげろよ。)

その後、出されたデザートも、
落ち着いて食べる気になれず、ランチ終了。
いつもより奮発したのに、つまらないランチになった。
それでも、入店してから80分たっていた。

会計で、獅子舞の彼に、
「色々、ご親切に…。」と言ったら、
「そんな!」と、照れたように、華やかな笑顔になった。

その時の彼の笑顔が、一番ごちそうさまでした。

ダリ、すごい。

タッチがクリアで、色も綺麗。
陰影が絶妙。
細かいところまで丁寧で、シュルレアリスムなのに写実的。
超有名な芸術家は、やはり違う!!

アンは、ダリが描いた肖像画が気に入らず、
お金を支払わなかったそうだ。

これは、クッキーに、グロテスクなデフォルメで、
似顔絵を描かれた芸能人達の反応に似ている。

私は、「彼の絵は、価値が出るから、もらっとけよ。」と思っていた。
実際、彼の絵は、海外で高額で売れた。

バイバイ ロシアンブルー

家田荘子さんのユーチューブで、岩井志麻子さんが、
地下アイドルの恵中瞳さんについて語っていたので、
私も、興味を持った。

衣装、振り付け、細い身体に、歌唱力は、
しっかりアイドルなのだが、
顔は、「令和のメリーさん」という感じ。
黒目がちのメイクと、不自然にテカッた肌が、
不気味に見えてしまう。

公開年齢は、詐称なのか?
本人いわく、過去の大病のせいで、シワになったと言うが、
今のメイクも、それが原因なのか?

いや、見た目というより、
気遣いのあるしゃべり方や、立ち居振る舞いに、
年齢を感じるのだ。

昭和歌謡みたいでイカしてる、
「旅行中」「ダブルリバース」が好きだ。

プロデュースしている書店の社長が書く詞は、
意味不明だが、面白い。

ミディアムテンポの「バイバイロシアンブルー」は、
口ずさむと落ち着く。

たまにユニットを組む、やや若くてどんくさい女性より、
恵中さんの方が、可愛く見える。
たぶん、彼女が、すごく真面目にやっているからだろう。

どんな格好をしようと、その人の好きにすればいいし、
万一、似合ってなくても、ブレずにいたら、
いずれ周りも、「そのままでいい。」と思うようになる。

昔で言うと、大屋政子。
ミニ過ぎて、樽のような体型だったが、
彼女は、当時出回っていない、カラータイツ着用の先駆け。

「帝人」の社長夫人だったから、
デュポンのカラータイツが、手に入ったんだろうか。

今は、顔出ししないで歌う人が増えている。
初音ミクでもあるまいし、歌っている本人がいるのに、
アバターでコンサートをやっている人がいるとは、驚いた。

だったら、見た目いらないじゃん。

メイクテクで、全く別人になるユーチューバーを見ると、
「分かったから。あなた、もうスッピンでいいよ。」と思ったりする。
だって、いつでも綺麗になれるんだから。

見た目を気にする人は、自分が、見た目で差別してるんだよ。
そう、誰でもね。

才能がある人には、そのままでファンがつくのに、
気にする人は、変えちゃうんだよなぁ。
「前のままでいいのに。」って、思う人もいる。

ルッキズムが悪いとは思わない。

この私でさえ、美しいものが好き。
バカ過ぎ、デブ過ぎ、ブス過ぎで、努力しない人は嫌。

輪郭の未発達で、学生の頃は、よくバカにされた。
今だって、自分で見て嫌だけど、人として負けてないし、
別な美しい顔になりたいとは思わない。

私が持っているのは、「劣等感」ではなく、
「認識」なのである。
事実に、傷つきはしない。
何より大切なのは、「センス」だと思うしね。

好みと美醜は、関係ない。
見た目以外に、魅力を感じる事があるのを、
私は、よく知っている。

その人を好きになれば、その人は美しい。

それが、私のルッキズム。

―――――――――――――――――――――――――――――――

gooブログが、今年の11月でサービス終了との事。
とうとう、その日が来たか、という感じです。
文章を書くのが好きで、唯一の楽しみでしたが、私も年を取り、書きたい事も減り、PCを打つのも遅くなり、目も疲れるようになりました。
自分のPCを持っていないので、他のブログサイトへのデータ移行も、難しいです。
最初に選択した画面のデザインも、気に入っているので、一度も変えた事がありません。
永年、ネットカフェ代も、時間も費やして書いてきたのに、一瞬で消えてしまうなんて、ショックです。
(ブログに書いた内容は、全てノートに書き写してあるが。)
今の私には、他のサイトに登録してまで、続ける気力がありません。
これを機会に、ブログは止めようかと思います。
全てに終わりが来る、すごく寂しいです。
たまたま目に入って、私の「本音のつぶや記」を読んでくださった方々、そして、1人だけのフォロワーの方、写真も載せない殺風景な、私の考えのみの文章に、お付き合いいただき、本当にありがとうございました。
知らない人に、私の気持ちを知ってもらえる、それは、とてもワクワクする事でした。
私が言いたい事は、死ぬまで、まだまだあるでしょう。
あ~、つまらん!!



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悲しみは語ることなかれ

2025-03-12 10:57:48 | Weblog

ひどい奴と思われるかもしれないけどさ。

事故とか事件、被災に合われた遺族の方で、
問題解決に向けて意見するのは、
全うな事だと思うんだけど、
私は、身内の愛しさを語られるのが苦手。

あれって、メディアのせいなのかな。
可愛い子だと、あおるのか。

家族だから、忘れない、忘れられない、
それは分かるんだけど、
その子の年を追って、何かするのを見ていると、
先へ進もうとしない事に、イラだちを感じる。

妻子を殺された人が、身内の事は何も言わず、
「犯人が、刑務所から出てきたら殺してやる!!」
くらいの勢いだった時、
ウチでは、すごく共感したし、
その人が再婚したと知った時、
本当に良かったと思ったよ。

しんどい時は、グチは言っていいと思う。
でも、悲しみは、あまり言わない方が、
見てて悲しいんだよ。

瀬川のように。
親に売られて、客に買われ、
身請けって、結局、好きでもない金持ちに買われるって事でしょ。
ひどいね。
風花ちやん、綺麗。
花魁の花道、泣けた。

先日、仕事で、
人工透析クリニックにいるおじさんから依頼を受けて、
連絡取れるようにと言っただけで、
「電話なんか取れない。人工透析って分かってるのか!!」とキレられた。

「分かってます。」と、冷静に答えた。

その後も、「大丈夫ですかとか、言えないのか?」とか、
自分が、優遇されて当たり前だと思ってんだよ。

身内に、それの予備軍がいる私は、
すごく不愉快だった。

でも、そんな事言えないから、
「申し訳ありません。」をくり返し。

ネットで調べたら、透析中に、スマホも使えるし、
PCで仕事もできると書いてあった。
そして、ウツになる為、キレる人が多いという事も。

ああはなってほしくない。

昔の文通相手が、高齢の親が死にそうで、
その様子を、悦に入った描写でメールしてきた時、
気持ち悪くて、返信できなかった。

ごめんなさい。
語るなら、淡々と状況を教えて。
私は、あなたの悲しみを、真剣に想像します。









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ラッキー

2025-03-12 09:34:10 | Weblog

もし、あなたが、大谷みたいに稼いでいたら、
何が欲しいと思うだろうか。
「何も、いらん。」に、なりはしないか。

いつでも、何でも買える。
食うに困らない。
食べなくても、お腹一杯。
死ぬまでに必要なのは、健康のみだ。

マツモトが、引退できない理由は、
「趣味が無いから。」と言っていた。
よく分かる。

お金があっても、使い道が無い。
だって彼は、チキンライスでいいんだろ。

人は、無いから頑張る。
生きようと思える。

私が、金持ちだったら、
旅行くらいは、したいかな。

でも、家に戻れば、洗濯物がたまっている。
他人など信用できないから、
お手伝いなど雇いたくない。
現実は、疲れる。

アメリカ

映画「トランプの創り方」を観た。

大作ではないが、
昔っぽい演出、音楽がカッコいい。

決して、トランプを、悪く描いてはいない。
でも、本人が観たら、
恥ずかしいと思うシーンもある。

それより、アメリカって、
どーしようもない国だなと思った。

ロイ・コーンは(演じた役者は)、
すごいなと思った。

お金があるからって、いい事ばかりじゃない。
むしろ、比例して、嫌な事もあるんじゃないか。

成功する人は、それも受け入れて、
遠くを見てるんだと思う。

お誕生日会で、弱ったロイ・コーンが泣いたのは、
ダイヤモンドがジルコニアだと聞かされて、
バカにされたと思ったからだけじゃないと思うんだが。
何でだと思う?

ポンコツになっていく両親を見ながら、
親孝行が、ラストスパートだ。

親を持つしんどさより、
最初から親がいない子供の寂しさは、
いかなるものか。

18才で独立して、1人で生きろと言われたら、
不安で泣けてくる。

もし、この年で、
「あなたの本当の親は、私じゃないのよ。」と言われても、
産んだ親に興味はない。
輸血してもらったくらいにしか思わない。

親がいる。
適度に金がある。
体が動かせて、仕事や趣味がある。
日本人に生まれてきた。

もう十分、ラッキーである。





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アウトナカイ

2025-01-29 09:26:42 | Weblog

ナカイガワルイ。

女の「性」を、軽んじている時点で、アウト。
不倫や浮気とは、違う。

若い時なら、飲み会で知り合い(物色し)、
意中の女性と、付き合えたかもしれない。

しかし、いつまでもアイドルじゃない。
若い娘から見たら、
金と権力のある、50過ぎのオッサンなのだ。

彼は、SMAPというグループにも、傷をつけた。
メンバーは、心配しつつも、呆れているだろう。
キムタクが黙るのも、当然。

会社の体質とか簡単に言うが、
「体質」を作ってるのは、「個人」だろう。
上だけのせいにすんなよ。
組織がどうであれ、やらかさない人はやらかさない。

フジTVの会見を、16:00~23:00まで見ていた。

記者達の、まとまらない同じ質問にも辟易したが、
港(元)社長の顔が、ショボイのも災いしている。
鼻の穴にばかり目がいく。
あれで、モゴモゴしゃべられたら、
誰でもツッコミたくなる。

日枝さんが出て来ないのは、
高齢で、体力持たないからじゃないのか。

まだ、調べてないんだから、
回答しようもないのは分かるが、
やはり、女のせいにしていると思う。

人はエロい

入院中の回診で、
胸をわし掴みされた、妊婦の時の話や、
接待で、女性を用意した、商社マンだった人の話など、
年配者本人から、直接聞いた事がある。

私自身も、「あれも立派なセクハラ。」と、
若い頃を思い返すが、
許容範囲が人によって違うし、
相談すると噂になるし、
相手が異動になったとしても、
その人生を変えてしまう事になるので、関わりたくない。

私の場合、若い頃の方が寛大で、
電車内で、疲れたオッサンが寄りかかってきても、
平気で肩を貸していた。

今はと言うと、駅のホームで、
後ろに並ぶオッサンが、近過ぎるのが気味悪く、
何度か続いたので、ストレッチをする振りをしてぶつかり、
「近くないですか?」と言ってやったら、
への字口で黙っていた。

だって、首元にクシャミされたんだよ。
キモくない?

女はモノか

マツモトは、ずいぶん前の事を言われて、
誰かに陥れられた感もあるが、
周りにもてはやされて、いい気になっていたのだろうし、

グルメなワタベが、
やるのは多目的トイレだなんて、
気持ちが悪いとしか言えない。

もう、出て来なくていい。

しかし消えても、彼らには、家族がいた。

ナカイの場合、独身だから自由ではあるが、
こういう結果になると、孤独になってしまう。

今回の騒動は、
ナカイ一人で受け止める範囲を超えている。

仕事が無くなったのだから、
引退は、全うな判断だと思う。
逃げているとは思わない。

命を大切に、残りの責任を果たしてほしい。

「みのもんたさんみたいになりたい。」
その志は、ほぼ達成できていたように思えるのに、
もったいない。

エロ心一つで、
社長のクビが吹っ飛ぶんだから、
負の連鎖は、恐ろしい。

 

以前、クサナギ君主演の映画の感想を書いた時に、
Jファンらしき人から、文句コメントがついた事があるが、
これは私のブログであり、個人の意見なので、
タチの悪いファンは、コメントつけんなよ。
元々読んでる人、少ないと思うがな。(苦笑)

 

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ファースト介護

2024-11-13 09:34:49 | Weblog

まるで、ファーストラブみたいな物言いだが、
とうとう来た、親の介護。

母のボケの方ではなく、
父の高熱がキッカケだった。

弟に着信があり、
2人して、職場から実家へ直行。
人に頼るのが嫌いな父が、
初めて「来てほしい。」と言ってきたのだ。

脚が立たなくなり、朦朧としているので、
掛かり付けのクリニックに電話したら、
「風邪のような症状や熱は無いですか?」と聞かれ、
父に確認したら、「少しある。」と言うので、
測ったら、39度。

しんどいはずだ。
なぜ、先に言わない?

父は、黒のパッチのまま、タクシーに乗り、
車イスで出迎え。
別室で、点滴。

しかしその後も、
父は、以前のようには歩けなかった。

布団からトイレに行くまでに、お漏らししてしまう。
その部分の病気の影響もあってか、
コントロールできなくなっていた。

私はその日、実家に泊まり、
次の日もう一度、
父を、クリニックに連れて行くはずだったが、
出発前に、父が転倒して頭を打ち、
よけい動けなくなってしまった。

クリニックに相談したら、
「頭のCTは、ウチではできないので、
救急病院で調べてもらってほしい。」と言われ、
別の病院へ搬送。

CTの結果、頭は異常無し。
同病院で、点滴もやってくれた。

少々ボケの母は、家事はできるが、
だんだん省略するようになっている。

母は、父が、いつまでも元気でいると信じていたいのか、
「頑張れ。甘えるな。」と、
前日も、高熱の父に、ひどい事を言っていた。(笑)

ルーティーンが決まっていて、プライドもある父は、
弟が、「オムツを。」と言うと、否。

私が、女性用生理用品の残りを持って行き、
「とりあえず、これをパンツにはさんでみたら?」と提案すると、
やってくれたが、位置が違うので、パンツが濡れてしまった。

そこで、以前から、買い置きしてあった紙パンツを、
「オシッコは、トイレですればいいから、
これをはいてみたら?」と促したら、
あっさり承諾。

年寄りを納得させるには、順番があるのだ。

私は今まで、苦労知らずで育った。
両親には、感謝しかない。
だから、介護も嫌ではない。

父が倒れた後、帰宅途中、
夜風を浴びながら、清々しい気持ちになった。
悲しくはない。
これで、やっと恩返しができる。

介護で頭が一杯で、
自分の、普段のイライラが無くなった。

次に、実家に行った時は、
オシッコ臭くなった父を、スポンジで丸洗いした。
「三助」になった気分で、面白かった。

今はまだ、この程度だから言えるのかもしれない。

しかし、むしろ私には、両親への執着があるのだ。
他人に、両親の気持ちなど分かるまい。
私が、2人を守りたい。
弟とも、介護について、意見がぶつかるだろう。

私は、両親を頑張らせない。(できる事はやってもらう。)
私も、頑張り過ぎない。(やれる事をする。)

少し落ち着いてから、秋のばら苑にも行ったし、
温泉施設で、マッサージも受けた。

先日、実家に行ってみたら、
父は、以前より歩けるようになっていた。
クリニックの医師の言葉を思い出した。
「治るには、時間がかかるんです。」

一気に、介護と決めつけていた、
弟も私も、あせり過ぎていた。

しかし、紙パンツは常用となったし、
2人のボケも、少しずつ進んでいる。

予定は、カレンダーに記入してあるのに、
日にちや曜日を、何度も聞いてくる。

粗大ゴミの申し込み方法が、
年寄りには複雑過ぎる。
防災用のペットボトルは、用意してあっても、
母は力が無く、キャップが開けられない。

そういう事からして、簡単にはいかない事を、
世間や行政は、分かっているのだろうか。

全てが、これからなのだ。
この年で、何もかも初めてだが、
この年だからこそ、惑わず。

体力も気力も、衰えた私だが、
両親への想いがある。
今はそれだけが、私のエネルギーだ。

 

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横から見たら小池さん

2024-06-19 09:41:34 | Weblog

2年に一度、市の健診を受けている。

大腸がん検査を、オプションでつける。
以前、それで、ポリープがみつかり、切除した。

この2年間の変化は、著しいと思われる。

高血圧を放っておくと、
腎臓に負担がかかるので、不安。
でも、薬は飲みたくない。

眼科と膝のクリニックで、精一杯だ。
通院じたいが、ストレスになる。

缶ビールとツマミを食べていたら、
腰回りが、太くなってきた。
加齢と睡眠不足の為、代謝が悪くなっている。

久しぶりに、体重計に乗ったら、
案の定、基本より数キロ増えていた。

私は、メタボではない。
上半身は、どちらかと言うと細い。
だから、数キロでも増えると、
けっこう、見た目が変わってしまう。

最近の、小池都知事の、横からのショットを見て、
その腰回りに、唖然とする。
「綺麗な人でも、年を取ると、こうなるんだぁ~。」

クリニックで提出するので、
尿を溜めて家を出た。

受付で、
「尿検査の為に、我慢してきたんですが、
血圧や体重に関わるので、先に出したいんですが。」と言うと、
看護師は、バカにする事なく承知した。

女の先生が、パフパフと腕に圧をかけ、
耳で聴いた後、もう一度、パフパフするので、

「2回目って、下がりますよね? いいんですか? (インチキして。)」
「病院に来ると、皆さん高くなるので、平均をとるんです。」

それでも、高めだった。
午前中だしなぁ~。

私は、元々チビだが、
若い頃より、2センチほど縮んでいる。
これは、しかたない。

しかし、体重と胴回りは、
そうはいかない。

他のクリニックだと、服の分を引いてくれたのだが、
今回、そのまま書いていたので、

「え、服の分、引かないんですか?」
「冬は1キロ、夏は0.5キロ、引く時もあります。」
「じゃあ、私も、その端数、切ってくださいよ。」
「分かりました。」

看護師は、言われるがまま、二重線を引いた。

自分で訂正させておいて、
「数値って、厳密じゃなくていいんですか?」
「あなたは細いから、大丈夫ですよ。」

ようするに、メタボかどうか、ビミョーな人なら、
慎重に測るという事のようだ。

だったら、目視でいいじゃんか!!

胴回りはというと、
若い頃より、10センチも太くなっている。

私は、ちょっと怪訝な顔をして、
「胴回りって、どこを測ってるんですか?
私、そんなサイズの服、買った事ありませんが。」
「え、でも、ありますよ。」

自宅で測ってみたら、本当にその通りだった。(笑)
私も、横から見たら小池さんなのだった。

ブスは、太ってはいけない。
しかし、アルコールとツマミは、楽しい。
ムムムッ。

 

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ユーチューブチュードク

2024-04-17 09:26:54 | Weblog

契約GBが少ないので、パケ食う動画は、
低速化してから、見るようにしている。

元々、スマホで、何か見るのに興味は無かったが、
たまに、主題歌で気に入ったのがあると、聴いたりしていた。

画像が、時々止まったり、
ザラザラしたりするが、それでもよかった。

ひどく落ち込んだ時、あるブログで、
空港のライブ配信があるのを知り、
旅行気分になる事で、現実逃避した。

管制官のやり取りも、
意味が分からなくて、聞き取れないところが、
かえって、カッコいいBGMのようで良かった。

しかし、海保機の事故以来、聞かなくなった。

基本的に、しゃべりがウザいユーチューブは苦手だ。

以前、やりたくてできなかった、
焚き火のパチパチ音に、癒された。

関連するものが、どんどん出てきた。

焚き火→キャンプ

文字と手元だけの、ソロキャンプ飯が気に入り、
その人のを、一通り見たら、キャンプに行った気になった。

今度は、分かりやすく、
キャンプ道具の比較説明している人がいて、
楽しくなってきた。

家でも使える安いのを買ってきて、
斜めに焼き目がついた、プレスサンドを作ったり、
炊飯器で炊いた飯と、コンロで焼いたリブ肉を、
メスティンに入れて、なんちゃってキャンプ飯にした。

キャンプ→ホームレス

野宿つながりか、
ホームレスを、取材しているのが出てきた。

最初は、それなりの事情がある、
真面目な話に聴き入っていたのだが、
だんだん、興味本位になってきた。

ホームレス自身を、ユーチューバーにさせたり、
雑な企画を、押し付けているようなのもあって、
利用する方も、される方も、
それでいいのか?と思ったりした。

歌舞伎町のAさんを見て、
横浜のメリーさんを思い出した。
(メリーさんの方が、品があって、ミステリアスだけど。)

立ちんぼ、統失、ウソツキとか、
クズみたいな人達を見て、周りは、
「自分の人生の方がマシ。」と思いながら、
応援、同情、批判してるんだろう。

ホームレス→病気・障害

自分の辛さを、ユーチューブで語る人が、
こんなにいるとは思わなかった。

顔だけが奇形の女性は、綺麗なロングヘアーと、
スレンダーなスタイルの方が気になった。

乙武さんの場合は、顔や頭がいい。

見た目は、回を重ねれば慣れていくもので、
やがて、本質しか見えなくなる。

確かに、「人は見た目」かもしれないが、
整っているものの中に、つまらなさを感じたり、
人当たりの良さの裏に、嫌悪を感じたりもする。

→波瀾の人生

最近、上祐さんが人気らしい。

あの組織の中で、自分の考えを持ち、
内なる正義・純粋を守ったから、今があるのだろう。
責任転嫁せず、「自立」という方向性も、良いと思う。

Q&Aで、若い女の子が、彼に憧れ、
「ひかりの輪に入ろうか。」と書いたところ、
「ファンてことで良くないですか?
ひかりの輪に入ったら、上祐さんは、
遠くなっちゃうんじゃないでしょうか。」と、
はやる気持ちを、優しくたしなめる人がいた。

入会するなと言うのではなく、近づくより、
その気持ちを大切にしてほしいという事だ。
全く、同感。

大川隆法の長男は、
本だけでなく、しゃべっても面白い。

若くして、がんになってしまった人は、
本当に、キツいと思う。

しかし私は、「両親が死んで辛い。」という人や、
路上演奏を聴いて、友人の死を浮かべて涙する人を見て、
シンプルに泣けた。

気づくと、テレビより、
ユーチューブを見るようになっていた。

他人の不幸を見て、落ち着くなんて、
不謹慎じゃないか?

ドライアイが、ますますドライになってしまう。
目だけでなく、頭も疲れる。

見ているものに飽きるのも、すごく早い。
それでも、何かを、ずっと探している。

「脳」が、全てを支配するなら、
イカれないように、コントロールできるのは、
「自分」しかいない。

取材する人、される人、見る人、みな中毒である。

ユーチューブを見るのは、
バーチャルの世界に入るのと似ている。

その人の人生に、参加している。
見るのを止めると、現実に戻る。

話しかけてくる相手がいなくなり、
私1人になる。
以前の孤独より、もっと孤独になる。

人は一人、一人で生きて、一人で死ぬ。
全てを受け容れて、生きて行かねばならない。

誰かが、誰かの寂しさに、ハマる。
ユーチューブ中毒、ヤバい。

 

 

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狂ったミライ

2024-02-21 09:28:42 | Weblog

世の中、何でこんなに、
極端になっちゃったの?

クドカンも、頭に来て、
あーいうドラマ、作ったんだろう。

人によって、基準が違うから。
自分の頭で考えないバカが多いから。

もう、何も言えないし、何もできないね。
恋さえも、セクハラ。

「寄り添い」と言っておいて、
AI化して、会話無し。

何でも、スマホで、やらすんじゃねーよ。
紙や窓口の処理だと、手数料かかるって?
ふざけんな。

メール送信したら、全部伝わってると思うなよ。
見てねーし。

デリケートな人は、SNSに、
書いたり、読んだりしない方がいい。

綺麗事も、ウソくさいが、
驚くほど、文句ばかりのコメント読むと、
こんな人とは、絶対に関わりたくないと思う。

心の中では、誰だって「差別」してる。
でも、それは、単に「好みの違い」でもある。
黙って、自由に、生きてればいい。

権力とか、お金がある人は、
近づいて来る人が多いから、
いい気になってると、因果応報な結果になる。

無名の私でさえ、いつも嫌な気分。
通勤中でも、ムカつく事あり。
仕事の前に、疲れている。

こういうストレスが、高血圧の原因だろう。
でも、むやみに、健康になろうとする気は無い。

未来に行きたくない。
執着すると、しんどい。

美味しい物を食べて、綺麗な景色を見て、
自然に死ぬ。
ただ、それだけ。

 

 

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紅白と生死と

2024-01-31 09:26:58 | Weblog

一昨年、出ていた藤井風に、
「花」を歌って欲しかったが、出演ならず。

橋本環奈が、あんなに司会が上手いとは思わなかった。

ゴンドラで降りて来るなんて、
恐くて、よけい緊張しそうだが、
オープニングは、楽しそうで良かった。

これが、一日ずれていたら、
どうなっていただろうか。

坂本冬美を囲んでいる若い男子の中に、
歌いながら踊っている子がいて、好感持った。
あのぐらいの演出が、ちょうどよい。

失敗して、ドッチラケになる企画などいらない。
ケン玉なんて必要ないし、
ドミノに気を取られて、
水森Adoの歌が、入ってこない。

ディズニーも、ミュージカルも、もうたくさん。

Yoshikiが、サビを、オクターブ下げて歌わねばならないほど、
Toshlと、確執があんのか?

フミヤが、有吉に、
「大きな雲になったなぁ。」と言ったのに、感動した。
その有吉が、緊張して、
真面目に司会してるのも良かった。

有名人が、どんどん死んでいく。
原因も年令も違うのに。

職場に、電話のしゃべり方が雑で、
もっさりした中年男性がいて、
しばらく見かけないので、
クビにでもなったのかと思い、SVに聞いたら、

「〇〇さんは、辞めたのでも何でもなくて
バイク事故で、亡くなったんです。」

もう、一年近くたっていた。

全く親しくなかったが、
声だけは、いつも聞いていた。
ショックで、泣いてしまった。

職場から、いなくなるどころか、
この世から、消えてしまったのだ。

いつどこで、何が起こるか分からない。

海保機と衝突した日航機が、
脱出後に、丸焼けになったのを見て、ゾッとした。

能登の地震で、
住民の人数が、確認できない地域があり、
ある番組が、取材に行ったら、
家の前にいたおばあさんが、

「消防の人が来ました。3人無事です。
食べ物はあります。
干して食べてます。
水もあります。湧き水が出ます。

家の中が寒いので、外で雪かきしたら、あったまるかと思って…。」

普段から、自給自足に近い生活をしているのだろうか。
特に、最後の一言には、感動した。
すごいメンタルだ。

まだ、死ねない。
まだ、死ねないのだ。



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〇〇周年記念のイジワル

2023-12-13 09:55:50 | Weblog

海外在住の友人とは、
去年と同じ街で、会う事にした。

私は、まるで彼氏のように、
ランチする店を調べた。
そうさせる雰囲気を持っているから、
彼女は、モテたのだろう。

下見をしなかったので、
思ったより、ビルは古くなっていて、
内装は、ネットの写真ほど、オシャレでもなかった。

味は、まあまあだったが、
口コミ通りの客層で、
よりによって、簾ごしに隣にいたオバサマ達が、
ものすごく、うるさかった。

空いていたので、長居はできたが、
スマホで注文なのが、嫌だったので、
もう行かない。

私は、後日、
記念日のディナーを、予約していた。

それを、彼女に話したのは、
10年前の話を、蒸し返す為だ。

そう、10年前、私は、やはり記念日で、
HホテルOノ森で、ディナーする事にしたと、
彼女に話したのだ。

すると彼女は、
「あのホテル、まだあったの!!」と、驚くように言った。

おそらく彼女は、若い時に、
デートで行った事があったのだろう。

ただ懐かしくて、そう言ったのかもしれないが、
私は、あまりいい気がしなかった。
彼女の中で、このホテルは、
「もう終わっている」という感じがしたからだ。

彼女は、10年前の会話を覚えていて、
私の指摘に、とても驚いていた。
「ホテルが長く続くって、すごい事だからだよ。」

しかし、箱根の富士屋ホテルや、
日光の金谷ホテルであれば、
「まだ、あったの?」とは、言わないのではないだろうか。

私は、当時も今も、何を言われようと、
考えに考え、調べに調べて選択したのだから、
ブレたりはしない。

実際、Oノ森に行ってみたら、
バスを降りて迷う私達を、
スタッフが、道路まで探しに来てくれたり、
最初の1時間は、貸し切り状態だったので、
ゆったりした時を過ごせて良かった。

私が言いたいのは、彼女の真意よりも、
言葉の選び方一つで、失礼に聞こえると言う事だ。

「懐かしい。」とか、
「行った事あるけど、良かったよ。」ならまだしも、
年取ってから、高額なディナーに、
初めて行こうとしている者に、
「まだ、あったの?」は、テンション下がる。

私は、親友とも言える彼女に、
今更どうでもいい事を言い、
少し、イジワルしたかったのだろう。

そして私が、今年の記念日に選んだのは、
老舗のK軒の中華ディナーだった。

普通に美味しければ、それでいいと思っていたが、
前菜の右端にあったチャーシューと、
最後のデザート以外は、
とても高級レストランの味とは言えず、
連れに、「ごめんなさい。」と謝ったくらい、
イマイチだった。

特にひどかったのは、北京ダック。
最初から、皮にくるまれていて、
ダックは欠片ほど。
ネギとキュウリだけの、
ベタッとした春巻きのようだった。

給仕の女性は、落ち着いていて良かったが、
電話口のオッサンは、早口でイラッとしたし、
売店の若い子は、愛想なし。

駅の売り場の店員は、元気ある人が多いのに、
本店ともなると、ブランド名に乗っかって、
味もサービスも、変えようとしないのだろうか。

美味しいのは、
シウマイと、シウマイ弁当だけなのか。

友人は、私と会った後、
自身が記念日に買って、
長年、着けていたブレスレットを無くした。
そのデザインは、私も気に入っていたので、
彼女以上に残念だった。

オシャレな彼女のマネをして、
私も、ブレスレットを買ってみた。

記念日のネタで、色々あったものの、
彼女とランチした後に入ったドトールは、
レストラン仕様で、すごく良かった。

K軒で、一番高いコース料理より、
ドトールの、フレンチトーストの方が、
記憶に残る嬉しさよ。


 

 

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