どっちが奇跡

職場の友人が、宝くじを買った。
帰り道の途中にある売り場が、前から気になってしかたなかったそうで、
年末ジャンボを、１枚だけ買ったと言う。

子持ち主婦の彼女は、「欲深くないでしょ。」と言うが、
「１枚だけ買って当てようだなんて、欲深いよっ!」と言ってやった。(笑)

TVでは、１億円当てた人が、売り場のお姉さんに10万円あげて、
６千万円で家を買って、残りは使った、と答えていたが、
それだけ当たれば、１５万７千円のネックレスも、迷う事なく買えるだろう。

あの人と仲良くできるのと、宝くじを当てるのとでは、
どっちが奇跡だろうか。
考えれば考えるほど、空しくなった。

綺麗になる人達

最近、ドラマで見かけると、
「綺麗になったなー。」と思うのは、ともさかりえ。
子役の時は、スレンダーなだけで、
特に可愛いとは思わなかったのに。
大人になってから、すごく女らしくなった。

セレブな奥様、エディター、OL、何をやっても、
その透明感と、適度なユルさがいい。
「綺麗」って、顔の造りだけじゃない事がわかる。

戸田恵子も、離婚してからの方が、綺麗でカッコイイ。
もともと声が綺麗で、うらやましいが。

飽きない美って、声とかしゃべり方、それと雰囲気かも。

ブラックダイヤのネックレス

パリミキ主催のメガネフェアに行った。
オマケの催しで、描いてもらった似顔絵は、
年令不詳のハセキョーとしか思えなかった。（笑）

メガネだけでなく、時計やアクセサリーの展示販売もやっている。
ウエンツ似で、やたら明るい青年が担当しているコーナーに、
小花のブラックダイヤのネックレスがあって、すごく気に入ったが、
１５万７千円もするので、つけてみるだけ～。

同じ石でも、モチーフ、デザインで感じが変わるが、
実際につけてみると、もっと印象が違ってくる。
年代やその人の雰囲気でも、似合う物が違うのがよくわかる。

ブラックダイヤの下に、同じ花の形のホワイトダイヤがぶら下がっている。
そのシンプルなフォルムは、甘過ぎず、エレガント過ぎず、私にピツタリ。（笑）

KEIKOが小室さんに買ってもらった、２千万円のバーキンなんかいらない。
私は、このネックレスがいい。

誰か、買って!

必ず味方はいる

数年前の雑誌の中に、サラ・ジェシカ・パーカーが、
安価のアパレルメーカーの、イメージキャラクターになっているのを見つけた。

この頃は、まだ「SATC」のキャリーも知らずにいたが、
そのファツションをマネていた、日本人の若くて可愛いモデルより、
顔が長くて、決して美人とは言えない、
アラフォーのジェシカの方が、カッコ良かった。

今朝TVで、真矢みきが出ていたが、
やはり、他の若いタレントより綺麗に思えた。

美しさとは年令ではない。
その人の潔さだろうか。

人の好みも千差万別だ。
どんなブサイクなタレントでも、ファンがいるだろう。

どんなトラブルに巻き込まれても、
それまでの生き方が真剣なら、
必ず、味方の１人くらいいるものだ。

だから、友人がどんどん減っても、
私は私のまま、あの人を好きなまま、

大人カッコイイをめざす。

妄想ホテルのインヴィテーション

のぞみちゃん

「今日、のぞみちゃんが出るよ。」
近くに座っている人達の会話が、断片的に聞こえる。

（佐々木希ちゃんの事か。最近よく出てるもんね。）

夜、その番組を見たら、
「ポニョ」を歌ってる方の、のぞみちゃんだった。(笑)

ロッカー

あの人の小ロッカーの隙間から、
雪景色のイラストが描かれた、リゾートホテルの封筒がチラッと見えた。

「スキーはやらない。」って、言ってたのに…。
それにこんなホテル、１人じゃ行かないだろう。
一番上にあるから、最近取り寄せたのか。
つまり、これから行くって事だ。
わざわざ職場に持って来るなんて、見せる相手がいるって事か。

Ｒちゃんと一緒に行くんだ！

私は激しく落ち込んだ。
どうしようもない嫉妬にかられた。
頭が真っ白になった。

しばらくして、何気なく他の人のロッカーに、視線を動かした。
整理されていない、そのロッカーからは、
中に溜まった物が、あふれ出していた。

その隙間からはみ出していた物に、私は目を見張った。
何とそれは、彼のロッカーの中に入っていたのと、同じ物だったのだ。
全員に配られていた、宣伝用のホテルの資料…。(笑)

ああ、恐ろしや勘違い。
妄想は時として、殺人事件に発展するかもしれない。
もし、どのロッカーもキチンと整理されていたなら、
私は、多大な憎悪を、彼らに抱いていただろう。

一筋の光

全てが　悪意に満ち

その視線を　その言葉を　疑い


閉ざされた　この暗い場所から

「あなた」という　一筋の光が


わずかな　隙間から　差し込むのを

ただ　待ち続ける私

本性

Ｙさんは、周りに惑わされず、私に接してくれるのだが、
言う事が、そのつど変わるので、信用しきれなかった。
そうしたら最近、やっぱり本性を現したかという感じ…。

職場では話せないあの人の事を、長いメールで話したら、
いつもは、何でも受け入れるように振舞っていた彼女から、
「職場以外で、その話をしたくない」というような返信が届いた。

八方美人な人は、みんなに同じように笑顔を配分している為、
他人に深く関わるのは、面倒なのだろう。
楽しい事だけを話すのが友達なら、私はいらない。
たまには屈託無く、他人の悪口を言う人の方がマシだ。

確かに私も身勝手で、Ｙさんと親しくしているのは、
「あの人の情報を聞き出す為」という考えもあったので、
こういう日が、いつか来るとは思っていた。

自分だって、以前からお気に入りの年の離れた子がいて、
いつもセクハラして、かまっているくせに、、
「○○さんの事を嫌だって言ってる人がいたよ。
　よくそんなに長く想っていられるね。」と、
彼を引き合いに出してまで、私の話を止めさせようとするなんて。

彼女とは、もう関わらない。

もう私は誰からも、あの人の情報をもらう事はできず、
ただ妄想に苦しめられ、あの人を想うのだろうか。
すでに最近では、好きというよりも、探偵のように、
ただ、あの人の動向を観察するだけになってしまっている。
私は、あまりにも部外者なのだ。

懺悔

彼は何も悪くないのに、その生き方をいちいち批評し、
独身なのだから、彼女ができてもしかたないのに、
その幸せを願う事もできず、
「早く別れろ！」と、嫉妬する私は身勝手です。

万が一、彼が私に好意を持ったとしても、
私がしたい事は、全く彼の為にはなりません。
「好きだから手に入れたい。」
ただ、それだけなのです。

でも、これが私の正直な気持ちで、
そしてこれが、私の「恋」です。

本当に食べたかったのは

酢飯が食べたくなり、カフェ店員に聞いた店が良さそうだったので、
市場の近くにある、その回転寿司屋に行こうと思った。

店の名前も、確かな場所もわからないまま、市場近くまで来た時、
歩いていた近所の住人に聞いて、やっとたどり着いたそこは、
店員が話してくれたイメージと、あまりに違っていた。

私は念の為、市場まで行き、ガードマンにも聞いてみた。
そうしたら、市場の外にある一番近い回転寿司屋は、
やはり、そこしか無いと言う。

だが、私はイメージが違う事に納得できず、
せっかく来たので、市場内にある食堂街について聞いてみた。

「日曜日だから休みですよね？」
そうしたら、「やってる店もあるみたいですよ。」と言う。
以前、友人が行きたいと言っていた店、「Ｍ」はどうかと確認すると、
「やっている。」と言うではないか。
私は、曖昧な寿司屋に行くのは止めて、「Ｍ」で食べる事にした。

「Ｍ」は、主に魚介を扱っているはずなのに、
なぜか店頭には、「カレーがうまい！」と書かれていた。(笑)

1時少し前、12、3席ある狭い店内は、ほぼ満席だった。
どこに座ろうか戸惑っていたら、帰る人がいて、
テーブルが空いたので、ようやく落ち着いた。

ハエが何匹か飛んでいて、目障りだった。
値段の割りにお得な気がして、
好きでもないウニが付いている、海鮮丼を頼んだ。

出てきた丼は、ビチャッとした大盛りご飯に、
いろんな魚の余り物をブツ切りにしたようなのが、
雑に盛り付けされていて、
メニューの写真にあったきざみ海苔は、
わざと忘れられたのか、かかっていなかった。(笑)

1時過ぎると、客がどんどん減っていって、最後のカップルが帰り、
1時20分には、店内の客は私1人だけになった。
それと同時に、ハエもいなくなった。(笑)

冷蔵庫には、ビールやチューハイが入っていたが、
張り紙には、「チーハイ」と書いてあった。(笑)

本当は、酢飯が食べたかったのに、
やたら多い白飯にのっている、生暖かくなったサシミは美味しいとは思えず、
無意味に満たされた苦しい腹をさすりながら、
「やはり最初の目的からはずれた物を食べるのではなかった。」と、後悔した。

店主が言うには、
「仕込みがあるので、HP上は定休日になっている。
　でも実際は、来てしまう客の為に日曜日もやっている。」
これは裏情報なのだ。

後日、店員に聞いたら、行きたかった回転寿司屋は、
通行人やガードマンが教えてくれた店で、あっていたそうだ。(笑)

あなた達を憎む理由

どこにいても、何でここにいるのか、わからなくなる。
誰とも、しゃべりたくない。
あなた達を避けてる理由はあるけど、絶対に言わない。

他人となんて、せいぜい映画の話くらいでいい。
「浅いつきあいがいい。」って、Ｍちゃんの言ってた事は正しい。

みんな、誰かに悪口言われてる。
私から見たら若い子だって、その又若い子に、うっとうしがられてる。

ごめんね、私と親しくしてくれる人達。
ごめん、信用してなくて。
でも、きっとあなた達もそうでしょ。
うわべだけ。

私があの人を好きなのも、見た目だけ。
それでも私は、どうしようもない未熟者の手を引いて歩きたかったの。
心が通わないのがわかっていたからこそ、体を求めたのかもしれない。

見た目が好き。
それだけで、心が揺れる。
この目にいつも、あなたの姿を映していたい。

イライラするのは、更年期じゃない。
原因はハッキリしてる。
何もかも、思い通りにいかないから。

欲しい服が無くなった。
安物じゃ満足できなくなった。
人づきあいも妥協できない。

あの子と比べちゃいけない。
いつから他人と、比較するようになったの。
自分は自分でしょ。
「負けない」と思っても、
「負けている」と感じて、相手を憎んでしまう。

それも全て、
あなたが手に入らないからよ！

しょくぱんまんに会いたい

しょくぱんまんがいないから、ドキンちゃんは寂しいよ。

なぜ、いない!
なぜ、いない!
いない理由を述べよ!!

私のグチには、Ｙさんも愛想つかしてる。
何が、「Wonderful　World」だ。
八方美人の、エセ宗教家じゃないのか。
本当は、私に関わりたくないんでしょ。
「何でいないんだろう。」なんて、確認する気力もない。

あの人に関わりない私でも、半月も会わないと病気になりそうなのに、
つきあってて１ヶ月も連絡が無かったりしたら、
その２人は、終わりなのかもしれない。

「電動自転車で知らぬ道を行く君」は、
女など、いなさそうに思えるけど、
いない日は何をしているの？
誰と会ってるの？

好きでイライラする。
身勝手な憎しみと寂しさが湧いてくる。
欲しい物が無くなる。

会えない日が続くと、楽しみが無いどころか、
もう、あなたに対する気持ちが、
恋なのか何なのか、わからなくなる。

私はあなたを、支配したいだけかもしれない。
思うようにいかないから、周りの全てに腹が立つ。
そして、みんな切り捨てる。
何もかも失った時、本当に必要なものがわかる。

「失いたくないのはKEIKOだ。」と、小室も言っている。
私が失いたくないのは、恋そのものだ。