ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

純真にひれふす

2012-06-18 11:08:13 | Weblog

足りなくても

天才書道家、金澤翔子は、ダウン症の星である。

彼女に、オファーした者は、多額のギャランティーを、払って欲しい。

少し足りない代わりに、
よぶんな汚いものも持たずに、生まれてきたんだなぁ。
その空いていた部分に、天から才能が、降ってきたみたいだ。

被災地の海に向かって、彼女が、
「返せー。」「津波、来るなー。」と叫んだ後、
「風が、『分かった。』って言ってる。」と言った時、ゾクッとした。

自然からのメッセージを、リアルに感じ取っている、
神の子のような気がした。

みんなの前で、彼女は、
「頑張ります!」と言ってから、書き始めた。
ハッとした。

不運な人達に、「頑張って下さい。」って言うのは、上から目線な気がした。
それより、彼女は、まず自分が頑張る、と言ったのだ。

すばらしい!!

足り過ぎても

浪人政治家、鳩山太郎は、一見、バカ息子である。

おっとりしたしゃべり方は、大人なのか?と思うほどだし、
バラエティで、おちょくられても、笑いもせず、怒りもせず、
無表情で、聞かれた事を、スナオに答える。

生粋のおぼっちゃまは、「おぼっちゃま」と呼ばれる事も気にせず、
ありのままを、受け入れる。

他人のペースに合わせるような、ギスギスした生活はしていないので、
会話の途中でも、平気で、
ウーロン茶を、グビグビ飲む。(笑)

政治家になる事が、プレッシャーだと言うが、
親に反対されたと言うのに、
いったい誰が、プレッシャーをかけると言うのだ?
イミ、分からん。(笑)

だが、私達は、やがて、その純真に負けてしまうのだ。

そして、言葉を失う。
自分が、利口ぶったバカである事に気づいて。


 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 段取リズム | トップ | 騙されてるわけじゃない »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事