天皇陛下が、お誕生日のお言葉で、
涙をこらえていらしたのを見て、泣けてしまった。
今まで天皇が、
感情を、あらわにされる事などなかったので、驚いた。
引き継ぐ安堵と、家族への感謝。
そして、自ら時代を終わらせる寂しさ。
特別な立場の人の気持ちが、
一般人に、分かるはずはない。
不自由無くても、自由など無い。
この世に、家族しか、味方がいない。
分からないから、「分かる。」と、涙が出る。
久しぶりに、「ラストアイドル」について、書きたくなった。
「集団行動」のパフォーマンスで、
間島さんが、指揮者に抜擢された。
清原監督に、指名される前から、
彼女しかいないと思っていた。
実力あっても控え目で、負けず嫌い。
嫌だと言えるはずもない。
責任を感じて、泣きたくなるのも分かる。
改めて、応援したくなった。
人気者になるって、大変な事なんだね。
米津の「Lemon」が、こんなに評価されても、
悪口言う人が、いるんだもんね。
「どこがいいの?」「よくある曲だ。」「ブサイク。」
ちょっとした言動で、バッシング。
(私も、良い意味でブサイクとは言ったけど。ごめんね、米津さん。)
つまり、興味の無い人にまで、
関心持たれてるという事だろ。
これはもう、
名誉の悪口だな。
薬局で、すごく安っぽい音源で、
「Lemon」が流れていたよ。
いかに早く、ポピュラーになったかって事でしょ。
今までは、録画をくり返し見るだけだったんだけど、
この間、一緒に歌ってみたら、涙が出たから驚いた。
口にしたら、歌詞の中の人の気持ちが、
分かる気がしたの。
他のも聴いてみたけど、
彼は、お腹の中にいた時に、フォークソングを聴いていて、
生まれてきて、今時の音楽をやってるって感じ。
イエモンが、進化したみたいな感じ。
「フラミンゴ」なんて、吉井さんが歌いそう。
でも、吉井さんが歌うと、華があり過ぎる。
米津は、前に出過ぎない。
音楽サークルに所属している、歌の上手い人が、
学園祭で歌ってる感じ。
抽象画を、本当に上手く描ける画家は、
デッサンが、上手いんだよね。
クライアントが望む線を、自由に描く事ができる。
だから彼は、正攻法でもイケる。
「Lemon」みたいに、どんな世代でも、
受け入れられる楽曲が作れる。
スウィングしてる。
「イ」が、「エ」になってる。
演じた役者本人から、完全に独立している、
好きなキャラクターがいる。
ゴリの「ゴリエ」と、ヒュー・ジャックマンの「ウルヴァリン」。
そして、「セッション」に出てくる狂気の指導者、「フレッチャー」だ。
J・K・シモンズを、ネットで調べていたら、
ニコニコ笑って、ドラマー役の彼に、
寄りかかってる写真があった。
そんな姿、見たくない!!
フレッチャーに教わりたくはないが、
なぜか、魅かれる。
暴力的だとか、性格悪いとか、
それを嫌だと感じる時と、そうでない時があるのだが、
フレッチャーは、後者だ。
役者の問題なのか、脚本が良いせいか、
私は、フレッチャーを、ずっと見ていたいのである。
おそらく私は、
振り切っている人が、好きなのだと思う。
ブレない人が。
フレッチャーは、あの後、どうしただろう。
たまたま、「ラ・ラ・ランド」を録画したら、
「セッション」の監督だと知った。
期待して見たら、面白くなかった。
監督が、JAZZが好きなのは、よく分かった。
シモンズが出て来た時は、フレッチャーかと思った。(笑)
ミュージカル映画でもない。
綺麗に撮れているが、
登場人物の「やる気」が、感じられない。
あれなら、「LIFE!」の妄想の方が、面白い。
主人公の彼女?が、アコースティックギターで歌う、
「トム少佐」は、すごくいい!!
ガリットチュウの福島さんは、
モノマネしている時の方が、綺麗。
船越英一郎は、本人より似ている。(笑)
似ているかどうかより、彼の中に、
なりきっている自信と余裕を感じるのだ。
彼に、モノマネされた人は、嫌な気しないだろう。