ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

友達0計画

2015-04-15 12:19:09 | Weblog

もう、しゃべりたくない。
わざとらしい。

他人は離れていき、私も他人から離れる。
身内も、いつか死ぬ。

最近、他人の死や苦悩を、
自分に取り込んで、考えてしまうので、
激しく疲れる。

人を憂う反面、人を憎む。
あの時、あれがキッカケで始まったという自覚がある。

昔からの友人や、大切に思っていた人も、
結局、私が思うほど、
つながっていないと分かったとたん、
関わるのが、バカバカしくなってきた。

私が、何度も書いている、
1番最後に負けてしまうのが「孤独」、
それを回避するには、友達は必要だと思うけれど、
もう、いらん。

だって、大人になると、いい人に出会うより、
嫌な奴に出会う事の方が、多いんだもん。

アニメの主題歌で、
「友達、大事!」なんて、歌ってるのを聴くと、
まるで、友達いないのが悪い事みたいで、
呪縛の言葉としか思えない。

カウンセラーが、TVで言ってる事など、
とっくに分かってるんだよ。

しゃべりたいと思える相手がいない。
だから、こうして書くしかない。
まさに、つぶや記。
最近は、ボヤ記だけど。

時間を気にせず、眠りたい。
もっと、ゆっくり歩きたい。
落ち着いて、食事したい。
景色の綺麗なところで、のんびりしたい。

全部、ムリだ。

アニメ「暗殺教室」の殺せんせー見てて、思ったんだけど、
子供の頃に、リスペクトできる人がいたら、
本当に、幸せだよね。

私にも、そういう先生が、2人いたけど。
共通してたのは、公平で、強くて、包容力があるって事。

殺せんせーって、強いんだよね。
生徒の事も、よく分かってんのよ。
だから生徒は、安心してぶつかっていけるし、信じられる。

何で、殺せんせーなんか見て、そう思ったのかね。(笑)
超人的なタコなのに。
マッハ20で移動するなんて、くだらんが笑える。

最近、オープニングが変わったんだけど、良いのよ。
その歌を聴いて、まだ人を信じていた頃を思い出した。

 

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ようこそ試練

2015-04-15 10:31:26 | 

つんく、かわいそう。
もう、歌えないなんて。

私は昔、つんくが好きで、
シャ乱QのF.C.に入っていたから、すごいショック。

でも、子供3人いるし、先は長いもんね。
生きる事を選んで、正解だと思うよ。

動き出した時計

店頭で、麻原彰晃の三女、アーチャリーこと松本麗華さんが、
自叙伝を出したのを知って、即買いした。

「止まった時計」、タイトルが地味過ぎるなぁ。
(内容はむしろ、「動き出した時計」なんだが。)

表紙は彼女自身で、
「おお、大人になったねー。
とうとう、こういう本を出したか。」と思った。

人には、色々事情がある。
何も知らないで、決めつけるつもりはない。
本人が、何を考えているのか知りたい。
以前、明智光秀に興味を持ったのも、同じ理由だ。

過去に、市橋達也の「逮捕されるまで」、
Toshlの「洗脳」なども読んだが、
そこらへんの小説より、ずっと良かった。

麗華さんの人生は、やはり大変な事になっていた。

ハーフはもちろん、芸能人の子供や、
天皇家の人達だって、イジメられる世の中だ。
彼女の場合、そこに、行政のイジメも加わる。

子供が犯した罪なら、環境を作った親にも責任はあるが、
親が犯した罪を、子供はどうする事もできないのに。

気になる話

笑えたのは、村井さんの両親が、彼を奪還しようとした時、
「うちのまんじゅう返せ!」と言ったという噂。

それを聞いたアーチャリーは、陰で彼の事を、
「まんじゅう」と呼んでいたそうだ。(笑)
村井さんのホーリーネームは、「マンジュシュリー」だけど、
それって偶然?(笑)

彼女が自殺を考え、風邪薬を大量に購入した時、
疑問に思わず、平気で売った薬局はひどい。
ここにも、無責任な世の中を感じる。

石井久子さんに、麻原の子供が3人できた事を、
お母さんよりも先に、
長女とアーチャリーが知っていたなんて、尋常じゃない。

しかも、アーチャリーの家出先が、
石井さんちだなんて、どういう事だ。

お父さんより、お母さんに問題があるんじゃないのか?
今も、お母さんとは、連絡が途絶えているらしいし。

私は本筋より、他の話が、いちいち気になった。

「いい人」「悪い人」じゃない

彼女は小さい頃、まんじゅうに遊んでもらっていたから、
死んだ村井さんの事は、ずっと慕っていたようだが、
村井さんは優しくても、
社会的には、危険な人物だったと思う。

反対に、意見が対立した上祐さんは、
アレフになってから、麻原の本をコピペしたり、
アーチャリーの名前を利用したりして姑息だが、
「社会融和の上で救済活動したい。」というポリシーは、
事件前から、一貫している。

上祐さんは、麻原の人間的魅力を否定したいのではなく、
その犯罪を、自分達の活動から切り離したいだけなのだろう。

彼が、心ないサマナのウソで、
「アーチャリーが、毒殺を企てている。」と信じてしまったのは、
自分が彼女に嫌われていると、意識していたせいではないか。

人を介して話を聞くと、人を信じるのが難しくなるのだ。

麗華さんが、家族として、お父さんの味方をするのはいい。
しかし、社会は誠実ではないし、多くの人は客観的ではない。

まだ若い彼女は、社会と向き合い過ぎている。
お父さんへの依存度も高い。
客観性と主観性が、交錯している。

彼女が、この社会を生き抜く為には、
表向きにはもっと、お父さんを切り離していく必要があるかもしれない。
時には、上祐さんのようなパフォーマンスも必要なのだ。

でも、31才なら、この意気込みで始めるしかないかー。

彼女が、もっと美人だったらなぁ。(笑)

だって、金賢姫は、何人殺したと思ってんの。
それなのに、結婚までしてんだよ。

麗華さんは、バイトをクビになって、
大学3つも受かってるのに、全部拒否されて、
裁判で、ようやく1つへ通う事ができた。

美人だったら、対応違ってたかもよ。

でも、特殊過ぎるから、支援する人もいるだろうし、
目立たず苦労して、勉強する機会も与えられない人よりは、
マシな面もあるかもしれない。
大いに、利用すべし。

キューサイの青汁でも飲んでろ

他人を、「救済したい」と思っている人は、
実は自分が、「救済されたい」のだよ。

シャバに居場所が無く、逃げ込んだはずのユートピアが、
組織化してしまったら、結局同じだ。
戻る場所も無い。

犯罪は許されないが、目の見えない麻原が、
この世の人間を、恨み倒したところまでは理解できる。

しかし、無差別殺人は、犯罪の中でも最も凶悪であり、
麻原自身が、指示していない案件があったとしても、
弟子が、死刑判決を受けているのに、
教祖が無罪は、ありえんだろう。
宗教家なら、なおさらだ。

良くも悪くも、筋金入りの宗教人は、新實さんだけだな。
麻原が、「死にたい。」と言った時、
「お供します。」って、言ったんだから。

世の中を変えたいと思っても、ムダだよ。
人が多過ぎるから。

腹が立っても、
誰も傷つけずに生きていく事こそ、修行だと思う。
本当に、人を助けたいなら、
個人で、ちょっとずつやるべきだ。

生きるって、辛い。

ああ、つんくは、これから、
しゃべりたくても、声が出せないんだね。

私は、声が出せるのに、しゃべりたくない。
ごめんね。

 

 

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呪われた靖國

2015-04-15 09:38:02 | おでかけ

図書館のPCで、「同期の桜」の歌詞を調べていた。

多少の違いがあるので、色々見ていたら、
あるサイトを開いた時、突然、
「ポーポ ポーポ ポーポー ポ~ポ~」と、曲が流れ出した。
しかも、この歌に似つかわしくない、軽々しい音で。

「やだっ! 恥ずかしい。何を見ているかバレてしまう。」

慌てて、矢印をクリックして戻し、
スピーカーを0にしてから、再度開いた。

そして、じっくり歌詞を確認した。
知ってはいたが、改めて「こういう歌か。」と思った。

桜咲く

気象庁が基準にするだけあって、靖国の桜は早い。

あれから、英霊に取りつかれた気がして、
靖国神社にでも行くか、と思いたった。

ほとんど咲いていないだろうと思っていたら、
ほぼ、満開の樹もあった。

平日だというのに、参道は、
屋台とイベントの歌声で騒がしかった。
桜を見上げる人々に、
戦後70年という実感は、無いように見えた。

菊の御紋に魅入られて

白と黒のアメ公が、本殿を撮影していた。
中国人の女が、携帯で話す声がうるさかった。

そう思うほど、私もここでは、日本人になってしまうのか、
外国人がいる事に、違和感を覚えた。

美しい桜と金色の御紋の前で、写真を撮るのに夢中になり、
参拝する前に、手を洗うのを忘れた。
思ったより、厳粛になれなかった事に、拍子抜けした。

小さな根付の初穂料は1000円。
ここでしか買えない「戦争」で、商売してやがる。
泉岳寺の「切腹最中」の方が、まだ愛嬌がある。

菊の御紋の裏に、「靖国神社」の文字は入っているかと、
しつこく聞く私は、もっと俗っぽい。
おさい銭は10円だったので、ここで納めるとしよう。

家族には、菊の御紋が刺繍してある、黒いTシャツを買った。

「けっこう、売れるのよ。」と、売店のおばちゃんは、
なぜか、小声でささやいた。

別に、コソコソ買ってるつもりじゃ…。
ウチの思想は、前後左右、どれでもないし。(笑)

不気味な鳥居

帰りになって、入口の鳥居が目に入った。

異様にバカでかい、さびた電柱のような第一鳥居。
英霊が、零戦に乗ったまま通過するとでも言うのか?

それは、いかにも「国家権力」という冷徹さで、
私を見下ろした。

その横には、競うように、日の丸が高く掲げられていた。
今でもなお、戦没者は支配されているようだった。
これでは、英霊も浮かばれまい。

靖国は、呪われていると思った。

私はかつて、こんなに嫌な感じの鳥居を、見た事が無い。

職場のエアコンの熱と、急な気温の上昇のせいか、
はたまた英霊の祟りなのか、ずっと頭痛が続いていた。

家に帰るなり、買ったばかりの金の根付を、
サイフに付けてみた。

なぜかそれが、とても愛しく、大切な物のように感じた。
きっと私は、私なりに、戦没者を悼んでいるのだろう。

 

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