ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

平手打ち響き蹴り

2018-10-24 09:35:02 | 映画

単なるアイドル映画ではなかったね。
小説家がテーマだったから、観に行った。

響のバイオレンス以外は、
普通にありえる出版界の話だと思う。

今回、北川さんは、ごく普通の編集者。
彼女は、求められた役を、いつもキチンと演る人だね。

駅の階段を降りてくる、ピンボケの響は、
まるでホラーだった。 怖っ!

アヤカ・ウィルソンのハーフな顔立ちから、
チャラい演技を、想像していたのだが(人種差別?)、
平手より前に出る事なく、
彼女を上手くリードしていて、とても良かった。

「とりあえず、1ケ月は絶交ね。」も、
小説家の女子らしい、イキなセリフだ。
裏返せば、いずれ元の関係に戻りたいという事だろう。

そういえば、民主支持したテイラー・スウィフトに対し、
トランプが、「25%好きじゃなくなった。」とコメントしたが、
あれも、数字で表わすところが、経済人らしくて面白かった。
「全て嫌いになったわけじゃない。」
女性差別と言われるトランプだが、
実際は、女性に気を遣うタイプに思える。

小栗旬は、追加キャストだったらしいが、
とんでもなく必要だった。

あの小栗旬が、終始暗いのだよ。
辛さがシンクロして、不覚にも、
彼が、遮断機に手をかけたところで泣いてしまった。

しかし、「人が面白いと思った小説に、
作家の分際で、何ケチつけてんのよ。」と言われたら、
「そうか。」と思うよね。
芥川賞にノミネートされない人だって、たくさんいるんだから。

言葉は、伝え方、受けとめ方によって、
ネガティブにも、ポジティブにも、なりうる。

ああ、私も、響みたいに、
ムカつく奴に、飛び蹴りしてーな!!

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大いなる自己満足 | トップ | 何て野蛮なお祭り騒ぎ »

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事