映画 「 帰らない日々」 公式サイト
> あの日、あの場所で、すべてが変わった。
ひき逃げ事故で突然、息子を失った家族が そのひき逃げ犯人である
弁護士に 事故調査を依頼することから始まる。
被害者家族、加害者家族 が事故をきっかけにそれぞれ崩壊していく
緊迫した心理描写は 心が萎えそうになるぐらい見応えがあった。
こんなにも 感情が深く描かれている映画をみたのは久しぶりだった。
映画が終わったあと・・・
しばらく体を動かすことさえ、出来なかった。
「喪失感」 とか 「家族の再生」とか そんなことではなく
誰にでもおこりうるリアルな物語であることに 呆然とした。
この映画をみて 魂が揺さぶれない人はおそらくいない、と思う。
映画を観てから 街を歩いた。
映画に衝撃を受けていて 色彩ある街が なぜかモノトーンに感じた。
人には いつどんな立場が降りかかってくるかはかわらない。
でも、いつだって 生きていれば希望もあるのだ。
歩いていたら 『 くじら展 』 をやっていた。
『 くじら展 』
・・・ くじらが そらを とんで
まちに おりた
そらは うみ
地球は
くじらみたいに
宇宙の
うみに
うかんでいる
飯野和好さんや田島征三さんの原画をみることが出来た。
たくさんの 作家さんの「くじら」 の絵があって素敵!だった。