【SWEET ANGELS】

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先生からの【子育てinformation】vol59

2015-02-10 | 先生からの【子育てinformation】

こんにちは りす組(0・1歳児)担任の倉田富貴です

 

2月に入り、まだまだ寒い日が続いていますね。寒い日は暖かいお部屋で家族揃ってのんびりと過ごしたいものです

今回の子育てインフォメーションは「親子のスキンシップ」についてお話させて頂きます。皆さんは普段、どんなスキンシップを心掛けていますか?何故、お子様とのスキンシップが必要なのか考えてみたいと思います

 

<スキンシップで優しい心が育ちます>

 人間の感情は2種類あります。一つは言葉をベースにした知的な部分から下りてくる感情。書いてある文章を大脳皮質で読み取るような感情です。もう一つは、体の感覚から上がってくるような感情。スキンシップもそうですが、触られて気持ちいいとか温かいとか、体の感覚を伴うことで生まれてくる感情です。


 子ども時代には、二つ目の体の感覚を伴った感情をしっかりと育んでほしいのです。なぜなら、知的な部分から下りてくる感情に比べて、体の感覚を伴って湧き上がってくるような感情は、ちょっとやそっとのことでは崩れない強固なものだからです。


 親から十分にスキンシップを図ってもらっている子どもは、「お母さんは自分のことを愛してくれている」という体の感覚を伴った感情がベースにあるので、叱られることがあっても親の愛情そのものを疑ったりしません。反対にそうした感情が乏しいと「お母さんは自分のことが嫌いなのかもしれない」と不安になってしまうのです

 言葉で「人に優しくしなさい」と言うだけでは、優しい心は育ちません。親に優しくスキンシップされたときの体の感覚を伴った感情が土台となって、優しい心は育っていきます。

 

<スキンシップは赤ちゃんだけ?>

 スキンシップは一生必要です。ただし、その年齢に応じた量と質があります。
生まれてから1年間はスキンシップが一番必要なときです。いっぱい抱っこして、密なスキンシップをとってほしい時期。それ以降は年齢が上がるに従って、スキンシップの量は自然に減ってくると思います。


 幼児になると自分でできることも増え、赤ちゃんのときのような密着したスキンシップをとることが減っていきますが、手を繋いだり、ひざに座らせたりして、生活の中で親子のコミュニケーションとしてスキンシップをとるのがいいのではないでしょうか。

ただ、子どもが友達とケンカしたとか、悲しいことがあったとか、心が弱っているときには、たっぷりとスキンシップして元の元気な状態に戻してあげてください。また、子どもがスキンシップを求めてきたときは、「もう大きいのだから、おかしいよ」とは言わずに、いつでも受け入れてしっかり抱きしめてあげてください

 スキンシップは子どもの情緒や社会性を養う上で欠かすことのできない大切なものです。一緒にお風呂に入ったり、添い寝をしたり、毎日忙しい中で少しの時間でもスキンシップをとりながら親子の関係を深め合えられたら良いですよね

 親と子どものスキンシップは、子どもを依存的にするのでは?と心配する方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。親と十分にスキンシップをした子どもは、甘えたい欲求も満たされて、自分は愛されているという自信が持てるので、親に依存しないで自立していけるのです

安心して子どもとスキンシップを楽しんでください。そして、体から優しい心を育んでいってくださいね

 

 

参考文献:「在宅保育論」     監修 巷野悟郎

       「子どもを育む心理学」 著書 小林芳郎