【SWEET ANGELS】

大阪府寝屋川市にある認定こども園 ねやがわ寝屋の森こども園の
楽しい「教育 保育の様子」を大公開!

「かかりつけ」のススメ

2007-07-30 | 先生達の【ヒ・ミ・ツ】

こんにちは。園長の田中啓昭です。

突然ですが、皆さんには「かかりつけ」の何かがありますか?

「かかりつけ」というと真っ先に浮かんでくるのが「病院」ですよね。
この「かかりつけ」って生活していくうえで、非常に大切なことだと思うんです。
「かかりつけ」=「良く知ってもらうこと」ではないかと思います。

よく知ってもらうことによって、大げさに言えば、その人の将来まで考えた対応や提案をしてもらうことも可能でしょうし、自分自身もその「かかりつけ」に等身大の自分をさらけ出すこともできるようになるのではないでしょうか。

病院に限らず、美容院や洋服屋などもそのいい例です。
美容院などは自分を良く知ってくれているからこそ、新しい髪形を提案してもらったりできるんですよね。

私は洋服屋などはほとんど決まったところに行く、まさしく「常連さん」です。
ですので、センスの悪い私などにはそのショップに行き、オーナーやスタッフがお薦めの服を買ったり、話をすることよってスタイリングも提案してもらうという、臨時スタイリスト付き、なんて感じで購入しています。

しかし、ただ通うだけでは「かかりつけ」にはならないんです。

ここでのキーワードは「コミュニケーション」です。

相手から情報提供してもらう前に、自分からも自分自身についての情報を提供すること。
これが大切なんです。

 どこかのデパートがお客様にゆっくりと商品を選んでもらうために、サイレントカードなるものをつくり、それをつけているお客には店員は一切話しかけない、というサービスを行っているようですが、一つの選択肢としては良いのかもしれませんが、どうなんでしょうね?
 どんどん、人間関係が希薄になっているような気がしてなりませんね。
商品を選ぶための情報が氾濫しすぎていて、店に行くのは商品を買うのみ、というお客さんが増えてきているのもコミュニケーション不足の要因ですね。

いつもかならず1+1=2にならず、3にも5にもなるもの。
時には1+1=0であったり、マイナスになったりするもの。
それがコミュニケーションであり、それだからこそ楽しみたいものなんですね。

ぜひ、みなさんも自分自身を良く知ってくれる「かかりつけ」を見つけてみませんか?
きっとそこから、いろんな事柄が変わってくるはずです。