ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

原則6、ネットワーク型経営

2009-05-07 | ISO外論
不祥事を犯した多くの企業に共通することは、内部の都合が優先して外部を見ないことである。
「公器」などという言葉は古臭いかもしれないが、企業は内部指向の強い自己完結型でなく、外に開いた「ネットワーク型」がのぞましい。

もう少し説明することを許してほしい。
内部でできることは効率化やコストダウンである。
新しい価値観は絶えず外部からくる。
自己完結型で唯我独尊のワンマン経営がもろいのは、外から学ぼうとせず、外部の変化についていけないからである。

ISOは顧客重視、供給者との相互関係を重視する。
品質は外から学ぶことである。供給者との関連も力関係でなく双方向のコミュニケーションから学ぶことで成長できる。
顧客や供給者とのコミュニケーションができるようになれば、組織内の部門間連携、階層間の連携もうまくなる。

学習する組織はネットワーク型でなければならない。

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