ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

間違ったリーダー像

2006-09-12 | ボトムアップ・マネジメント
多くの経営書は大部分のページがリーダーシップ論にさかれているが、間違っているか、自分には合わないのかわからないが、まともに読み学ぶことが出来ない。
もともと自分にはリーダーの資格がないのかもしれない。

ドラッカーが好きなのは、リーダーの特性やリーダーシップのスタイルを分析的にまとめようとせず、個性としてとらえたことである。リーダーの共通項を分析するなら、ドラッカーほど多くのデータを持つ人はいなかっただろう。人間に対する洞察の優れた人であったから、愛情を持って人間を見ながら、その結果のマネジメントを研究対象としたのかも知れない。

人はなぜ間違ったリーダーシップを目指すのか考えてみた。
そのほうが解り易く簡単だからなのだろう。
スポーツ選手や芸能人やお笑い芸人やスーパーモデルの持つ特性を重ね合わせて、リーダーをみているから、真のリーダーが育たないのである。
リーダーはカリスマや戦略家である必要がない。むしろその逆の特性を持つ人であることが多い。例えば

カリスマでなく個性的な人
戦略に長けている人より、ビジョンを持っている人
命令者でなく教育者
上から利益を割りつける人より、変革を促進する仲間になれる人

これらの誤解が組織をだめにしている。
自分はどのような人間で、何をやりたいのか。
組織の中の自分の評価を気にする前に、一人になって考えるべきである。

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