ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

リーダーのすべき3つのこと

2006-09-14 | ボトムアップ・マネジメント
以前から3という言葉にこだわっている。方針にしろ目標にしろ人間が覚えていつも気にしていられるのは、精々3つぐらいのものだ。

リーダーのすべき3つのことをかんがえる。
自分の使命、目標を達成すること。
継続的改善活動をおこなうこと。
革新をおこなう主体性をもち続けること。
これらの目的のため自分と部下と職場を動機付け、活性化すること。

この素質を持つ人を見つけ教育訓練することが組織のより上位のリーダーとしての役割である。

QCの大先輩で第一次南極越冬隊長西堀榮三郎先生の犬そりの話を思い出す。
犬そリの先頭を走るリーダー犬は真っ直ぐ走れる犬でなければならないが、集団を統率するためには喧嘩も強くなければならない。この両方の特性を持つ犬は極めて少ない。広い雪原で方向を見失うことは死を意味する。そこで真っ直ぐ走れる犬を見つけて、喧嘩の手助けをして、犬に自信を持たせるそうだ。しばらくこれを繰り返すと集団の中で自他共にリーダーとしての自覚がでてくるそうだ。他の犬は右に回りやすい犬、左に回りやすい犬は組み合わせて使えばいい。

人間は犬より少しは思慮深い。自分で動機付け、情熱を持つことが出来る。主体的に学ぶことも出来れば、相談することも出来る。これらのできることがリーダーの条件かもしれない。

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1 コメント

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リーダーの条件 (イマココ)
2006-09-14 22:27:28
なるほどぉ・・・

いつも思慮深い文章に刺激を受け、楽しまさせて頂いております



私が考える「リーダーの条件」を1つ挙げますと、

「チームの向かうべき方向を示す」です。



犬ぞりの例えでは、先頭を走るリーダー犬に、走るべき方向の指示出す人間がこの条件を満たしていると思います。



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