ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

ばらつきの中に潜む真実

2007-07-24 | ISO外論
何が問題かはわかるが、問題の原因は何かわからないことが多い。
原因がわからないから問題なのだろう。
悩みを考えてみればよくわかる。
悩みから抜け出す出口がわからないから、悩むわけである。
そのような時は忘れるにかぎる。忘れても、繰り返しでてくる悩みは本質的悩みである。
そのような時には逃げずに考えるべきだ。
こんなことを、トルストイが言っていた。

品質問題も同じような傾向がある。
日常あまりにも問題が多いため、ぼんやりと見過ごすことが多い。
気がつく頃には、慢性的問題になっている。
手がつけられなくなってから、問題解決屋が登場する。
問題解決屋は気が短いせいか、あわてものが多い。
じっくり問題に取組むべきところをあわてて解決しようとするから、問題が解決できない。

従来の経験では解けない問題は新しい方法を使って問題に取組んだほうがよいことが多い。
この方法の一つに統計的方法がある。
この方法の良いところは、従来の技術と対話しながら問題を解くことである。
大工さんの道具箱の中を見たことがあるだろうか、使いこなされた道具には美しさがある。
今回から、統計的ツールについてまとめていきたい。

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2 コメント

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Unknown (イマココ)
2007-07-25 21:35:41
統計的ツール、楽しみにしております。
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Unknown (イマココ)
2007-07-25 21:36:36
統計的ツール、楽しみにしています◎
返信する

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