タネを蒔いた時期はあまり変わらないからよくできた菜の花はもう農協へ出荷できるまでに生長している。だから今日移植した菜の花が本当に三月ごろに出荷できるようになるかどうか全く不透明 多分だめかも知れない それでもの期待で移植してみた。未知数のことが多い百姓でもある。
ポットで大きくしていたときは貧弱で移植できなかったから山楽園の畑へまとめて植えておいたのが今になって元気になり花を咲かそうとしている。急遽 枯れたなすびを引き抜き 地こしらえ 植え付け準備をして移植する。三月には菜の花できるかも知れない。
当番がまわってきた。地域70戸近くあった前回の当番から10年目にまわってきた。当番は無人の妙楽時維持管理が柱で聖神社氏神さんの祭礼を一年間当番する。五戸が一組でこなすから12年に一回まわるが転居 老齢 一人暮らし増加で回転は次第に早くなる。早くなるだけでなくこのまま後継者欠員の状態でいつまで地域が維持できるか不安材料いっぱいの当番である。初仕事は妙楽時のお薬師さん厄除護摩 祈祷 前日にお寺の清掃 榊 シキミをたて供え物の準備万端して当日は10時に当番がお寺に集合 12時に住職来寺 13時祈祷開始 終わると集まったひとたちとお寺で住職のお話のあと 軽く酒 ビールで懇談 当番はあとかたづけの後近くの食堂で新年会
ミヤのシタは何年か前に釣をした。あのときは一匹も釣れなかった 一緒に釣った友人は確か二桁釣したのでなかったか記憶がはっきりしないがポイントが小さくウキがポイントへはいらないと釣れなかったことを記憶している。今日はどうかな先ほどのムロバエより釣易い あすこにいたのでは終日風波に悩みつづけるのがオチ 三人で一人は船着き もうひとりは山手側 私は前に出て水道を釣ることにする。底が見えるほど浅い ウキシタはせいぜい二ヒロ いきなり山手側で釣っていた友人が竿曲げる これは釣れるぞ 期待しながらエサ撒く だが期待に反してウキは沈まない 船着きが一番いいポイントだがここも竿を曲げない 気がつくと正面の海は風波立って その風の方向が次第に山に向かって吹いて来る わたしの釣り場も竿を持っているのがやっと 風波が磯際に押し寄せ釣にならない。沖ノ島の釣はこの風対策をなんとかしないと釣果は半減する
風は出ないと船頭さんの話だったがそんなことはなかった ムロバエは日が昇るに従って風波が大きくなり 小さなウキでは釣にならない シモリウキをつけ さらに飛ばし浮きをつけて釣ってみたがえさがなくならない ハリにつけたオキアミが異常な動きをするからエサトリも食べないのだ これでは釣にならない 相棒のひとりは竿を置いてしまった 磯替わりますか もう少しやってみよう 釣れましたか なんにも釣れん 投げ込んだオキアミが風にじゃまされて水中で潮に乗ってないのだ 相談している間に船が来た 相棒が船頭と相談 船に乗って来いの合図この風はまだ出る われわれの仕掛けでは太刀打ちできない 磯替わりに船に飛び込む。
カモヒメは四人組がおりた 我々三人組はムロバエを選ぶ 今日は風はあまり出ないだろうと船頭さん 楽しみの磯で三人がジャンケン 今度はわたしが勝った 岩陰を選択する。足元にわらいがあり 潮は正面に出る かっこうの釣条件 こころわくわくで釣開始 投入したウキはまっすぐ潮に乗って沖に出る これは釣れるぞ 期待しながら何回か投げ込んでみる だが 足元のわらいにウキが止まらない 仕方なく潮ののせて流す 見えなくなるまで流した みちいとが張って 穂先がしなる きたぞ なんだろう とにかく竿をあげる ひきこみにかまわず竿を起こしリールで糸をまく 強烈に引くがこちらもまけじとひっぱりあげる 少しひきが大人しくなった どうやら魚がかかったようだ 巻いてくるうちにウキがあがる そう大きな魚ではない 35くらいのイサギ
相棒の正面真下にウキを投入 相棒は右前方の磯際を流しているので私が投げ込んでいる場所は空いている。だが人の釣り場で釣っているのだから釣り人としては失礼な釣り方ではある。水温下がるとグレはどこでも釣れない どこの磯でもグレの釣れるポイントは限定されるから失礼でもなんでも釣れるポイントへウキを持っていかないと魚は釣れない。潮は右から左へ走っているようだ。エサがなじんだころウキが僅かに沈む かけあわすと強烈なひき しばらくがまんするとゆっくりあがってくる 磯際で何度かやりとり 相棒が受け玉を差し出してくれる あれわしも食いついた 二人が竿を曲げている 対岸から見ていると派手なことだろうね
なんと同時に釣れたグレを四回も繰返したのだから
なんと同時に釣れたグレを四回も繰返したのだから
三人は二人と一人になって下さい 船頭の指示で一人を先に下ろす 姫島穴の口近くの無名磯 残ったもう一人と私はひなだんに並んだように磯はぎっしり釣り人が立っている間をぬうように壁際へおろされた。風裏でまったく無風 潮は澄み切って底まで見えている エサを播くと真下へゆっくり沈んでいく これは釣にならん 風があっても ムロアジいても先ほどの磯がよかった 相棒の携帯に先におりたひとりから 釣れた 知らせが入る 正面右の釣り人は何にも釣らない 左前方ヨウチエンの前の釣り人は白い魚ムロアジをあげている この辺りもムロアジいるのだ。少しだが風波がたちだした 潮もさきほどより動きだした 右側の磯に押し流されていた相棒のウキがはいる 来たぞ 着たぞ 嬉しそうに玉網をだしている35はあろうかまるまる肥えたグレだった この磯馬鹿にせられん魚おりそうだ 相棒の竿下へ浮き下を少し深めにして投げ込んだ エサがはいったかなあ ウキが消しこむ きた きた やっと私の竿にもあたりがあった 35ぐらいのよく肥えたグレ久しぶりのグレ
私は磯の横側に陣取っていたからそれほどムロアジの来襲にあわなかったが前側で釣っていた二人はどうやらムロアジの大群で釣にならないらしい。わたしの方はムロアジより右方向から押し上げてくりる風波が大きく マキエサやってもすぐ山手側へ押し込んでしまい 届かないようだ 近くも投げこみ 遠方もなげこみしているが何分にも右からはいってくる風波が強く ウキがまったく入らない ときおりムロアジがかかる程度でたまりかねてひとやすみに腰をおろした。船がきたら替わろう いやこれ以上の磯はあいとらん 船頭に聞いてみる 前で釣っていたひとりがとうとう竿をおいてしまった 船ががきたがすぐ彼は船頭と交渉 こちらにむかって 船に乗り込んで来い と合図している
片島港に乗船して船内でうとうとしている間にエンジン音が静かになった どうやら今日の釣り場姫島に到着したようでヨウチエンからカメバエ 南のハエと風裏の磯へ釣り人をおろしてわれわれ3人はどうやら南のハエをまわってマサバエ方向のようだ。船には二組しか残っておらずそのうち一組がおりてとうとう最後に残った ウンドウジョウ へ降りる。名前のとおり平坦な広い磯だった。ジャンケンで釣り場所を決める。一回で負けた 前方に二人が陣取り 残った横から竿を出す。
産地では12月に入るとポンカンの収穫がはじまるそうだが私がつくっているポンカンは1月にはいってもまだまだすっぱい このすっぱいポンカンが甘くなるのだろうか あまり霜があたるとよくない と聞いたからポンカンを収穫することにする。今実っているのは二本だがこのポンカンほかにも30本ほど植えている。まだ若い
ブンタンを買って食べると甘さと酸っぱさが同居していて食べ飽きない味がする。買ったようなブンタンにはどのようにするのだろうかインターネットで探索してみた 味になるかどうかわからないが収穫すると畑に一月ほど枯れ草を被せておくそうだ。少量だが迷うことなく畑で寝さすことを実行する。萱を刈り取り畑に運ぶ 収穫したブンタンに萱を被せ その上にビニールを乗せた。
ぶんたん黄色く色づいて久しい 青い実が黄色くなると収穫の時期は見分けし安いが黄色いブンタンはひとつ採っては食べ 一つ採って食べながら収穫の時を見つける。少し甘味がでた時を収穫の時期だたと勝手に判断して収穫する。もっとも猿軍団のえじきになる前に収穫をしたいこともある。
暮れに来ていた 孫たちは帰ってしまった 天気はいいし 正月だからといって一日室内で過ごすのは苦痛で畑に出て体動かしている方がずーっと自然体なのだ。正月だからって休んでいることはない。三楽園に出向き霜かかり 早く掘りあげてください 待っている ヤーコンを掘る。掘っているうちに気がついた ヤーコンが株によってばらつきがあるのだ ある株は大きいいもが連なってついている ある株はほそいヤーコンばかり すなわち株によってむらがあるのだ 日当たりよくて間隔の空いている株が大きい これだ 小さいヤーコンは蔭で間隔が狭い すなわち ヤーコン 排水良好 日当たり 肥料はいらないとしても過言でない 肥料より 排水 日当たり
もう紅白歌合戦は何がなんでもテレビにかじりついて見ていたのは昔の話 いつの間にか 最近の紅白はねえ になってしまった 30日 31日とつづいて忘年会だ 越年だとビールやっていると本当に年のせいかはやばやとフトンにはいってしまった。ご来光を御嶽山497で見てやろうと覚悟していたが目が覚めると明るい陽射しになってしまった ご来光に間にあわなくても とぼとぼ御嶽山へ登る 正月だ 二人の登山者がきていた。数分雑談のあと駆け下りて 朝飯 直ちに氏神さんへ初詣 泊まっていた孫と一緒に行きたかったのだが ジイチャン遅いから先に行く 私が朝寝した上御嶽山お参りに登っていただけ待てなかったそうだ 氏神さん お薬師さん とおまいりして帰宅すると今度は孫がたこあげにグランドへ行ったそうで あと追うように グランドまで歩くグランドにはたこ糸握って走る孫がいた。