エサがついたままではない 何がいるのか知らないがしばらくするとエサはなくなる 釣りはじめてもう五時間にもなるというのにかかってきたのはあじ一匹 前回のようにあじの入れ食いはまったくなかった ウキがはいった はじめてのあたりらしいあたり ぐいぐい持ち込んでいく 重い手ごたえ 思わず立ち上り魚にあわせて歩くが止まらない 強力なひき
離岸堤の上り口は非常に狭く磯釣り七つ道具の持ち運びに難儀する 二人しかいない相棒は人がよくて堤防に上がるまで磯釣り道具を運んでくれた おまけに「わたしは向こうで釣るからあじがじゃまするようだとこっちへきたらええ」とまで教えてくれた 釣り場がわかならないからとりあえず前回友が釣っていた場所に腰を落ち着ける
小雨降り続いていたが佐喜浜港につくと小康状態になった 「今日はあんた方二人だけやからゆっくり釣ってください」広い離岸堤にたった二人の釣り客 一度きたきりだからどこで釣ってよいものやら見当もつかない 前回きたときに釣り人はいたがほとんど竿曲げなかったから広い離岸堤どこがポイントやら 船頭のおかみさんの話だと中央周辺で釣っているそうだ
何を植えようか 川に近い原野の開墾畑 とりあえず鶏糞をふりまいておいた 浸水はするがいつも浸水はしない 大水のときだけ浸かってしまう 砂地だから畑は掘りやすい 石はほとんどない ウコンはできないだろうかなあ
私の菜の花畑はポンカンやらぶんたんの間に植えている 見に来る人も少ないが見たひとはびっくりしている このあたりの人は私のような作り方をしない 植え方をしない 田んぼにゆずを植えるとゆずだけしかつくらない 私ははゆずの間にこんにゃくを植えているし空地に昨年はタラの芽を植えている ポンカンの間へ菜の花を植えている
となりのばあさんがつくっている菜の花がはや終わりかけている様子 どうしたのだろう終わるのが早い 一日おきの収穫は芽の出方が少ないが中三日おくと出てくる 菜の花ははじめ太くてしっかりした枝が出てくるが採取を重ねるにしたがって細くなってくる 親 子 孫 とだんだん細くなる
この三楽園への鶏糞も一袋一袋背中に背負って山道を歩いて来るので簡単に大量にいれることできない 一年とおしてこつこつ運んでいる 三楽園は山林だったところを杉の木伐採して畑にしているから土地は痩せている 鶏糞に限らず牛フン し尿などなるべく化学肥料に頼らず 有機栽培を心がけている 土地がこれ以上痩せないように
一度に集中してすることができないのでぽつりぽつり気が向いたらゆず園に鶏糞を運ぶ 一度に一作業を終了するまでしておきたいのだが手広く作物をひろげているのでとてもひとつのことだけに集中できない 今日は三楽園ゆず園に鶏糞を運んだ
石だらけの山林くぬぎ伐あとはまわりを囲ったものの何を植えたものか思案中 やっぱり柑橘が勝負早い 畑にするには石ばかりでなかなか鍬がはいらない 掘ったら土出るというがこれほど石が多いと掘るのが大変だ そう思いながらも なんとかしたいものだ
クヌギ林の横にあるクヌギ伐跡の小さな平地にネットを張っておいた 中は昨年ヤーコンを少しばかりつくったのとウドを数本植えた 石の少ないところを掘り起こしやまいも植えたがこれは芽が出たあと生い茂るかと期待したがウサギにカットされてしまい全滅してしまった 久しぶりではいってみると鹿のフン ウサギのあしあとがあるから農協でネットを買い追加して張る
そんなにしいたけつくっても食べきれないから しいたけ菌は1000個入りででビンにはいっている クヌギ原木にして約30本くらい いままではしいたけ菌1000個 30本をつくり 20本を親戚にあげたり友人に配ったりして我が家には10本を残してきたのだが今年は奮発してクヌギを100本を伐り出す
道路から近いといえば近い だがくぬぎを担いで道らしいものもない山をくだってくるのは結構難儀だ 急な山を一本一本くぬぎを担いで運び出す 長時間こんなことをやっていると腰がやられそうだから一日二十本くらい運び出すと一日を終える
何を植えるか思案している 浸水は年によくあって二度 無い年もあるがそれは珍しい サル 鹿 うさぎに採られない作物 それはない 比較的採られにくい作物そして浸水に強い作物 まあできるかどうか 無くなってもともとのようなものしかつくれない つくる以上は牛フン 鶏糞は必須で入れる必要はある