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ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『ミステリーボニータ』8月号発売

2014年07月07日 | 高階良子
『ミステリーボニータ』8月号が発売になりました。


「モンスター殺人事件」掲載です。巻頭カラー60ページ。「殺人事件シリーズ」の新作で、9月号と2号連続登場です。全3部作の第1部とのこと。

『高階良子選集』の第23集は「黒とかげ」で、8月16日(土)の発売予定です。いよいよ先生の転機になったという「黒とかげ」の登場ですね。同時収録作品はまだ発表になっていないようです。

ホームページ、更新しました。リストやコミックス紹介のページも少し更新しました。

『高階良子の部屋』

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高階良子傑作選『漆黒の悪夢』

2014年06月25日 | 高階良子
6月23日(月)、ぶんか社から『高階良子傑作選 漆黒の悪夢』が発売になりました。『ほんとうに泣ける話』8月号増刊の形になっています。



ぶんか社からは、これまでに『高階良子傑作集』が2冊発行されています。

高階良子傑作集 赤い恐怖

平成21年9月1日発行 『ホラーM』9月1日増刊号

高階良子傑作集 赤い恐怖 Vol.2

平成22年1月29日発行 『ホラーM』3月号増刊

久し振りの『傑作集(選)』です。収録作品は「月下の赤い溜の中で」、「理科室殺人事件」、「真珠色の仮面」、「炎の華」、「紫陽花色に雨の向こう」、「防空壕」の6作品です。

これまでに『ホラーMコミック文庫』に収録されていた作品もあります。

   紫陽花色に雨の向こう

『竜神氏の遺産』に収録 平成22年2月20日発行

   防空壕

『赤い沼』に収録 平成22年7月20日発行

   理科室殺人事件

『修学旅行殺人事件』に収録 平成23年3月20日発行

   炎の華

『危険な神話』に収録 平成23年3月20日発行

「真珠色の仮面」は久し振りの再録になります。原作は横溝正史の「仮面劇場」で、昭和47年『なかよし』の11月号、12月号に掲載されました。

コミックス収録は昭和50年に『真珠色の仮面』が発行されました。


『真珠色の仮面』 昭和50年11月5日発行

講談社コミックスなかよし(KCなかよし)は発行当初は背文字が黒色でした。その後、価格改定があった時からでしょうか、背文字が赤色に変わっています。


これまで、背文字の色は変わっても、表紙イラストは同じと思っていたのですが、『真珠色の仮面』については、明らかに変わっていますね。


『真珠色の仮面』 昭和59年11月20日 第28刷発行

平成11年には、講談社漫画文庫の高階良子傑作選4『血まみれ観音』に収録されています。


『血まみれ観音』 1999年7月10日発行

ページ数はコミックス版、漫画文庫版とも105ページです。今回の傑作選は雑誌の増刊でもあり、ページ数は変わっていないと思っていたのですが、念のために数えてみたら103ページでした。2ページ減になっています。中頃の大ゴマ2ページがなくなっています。この形が決定稿となるのでしょうか。

なお、『月刊まんがグリム童話』の平成25年11月号に掲載された「白雪姫~王子様の事情~」は今回の傑作選には収録されませんでした。

こちらは文庫か新書の形で、なるべく早く発行して欲しいですね。


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『高階良子選集』第22集新発売

2014年06月17日 | 高階良子
6月16日(月)、高階良子先生の『高階良子選集』第22集 [魔界樹 2]が発売になりました。収録は表題作のほか「時の迷路」「バラのそよ風」の計3作です。


ボニータ・コミックスα 平成26年6月30日 初版発行

カバー折り返しのことばです。

「またしてもページ調整のため、/大昔の作品を入れることになりました。/恥ずかしさのあまり永久封印するはずのものでしたが、/でもこれって、けっこう喜ばれているみたい。/人は、こちらが見られたくないと思っているモノを/見たがるものなんですね。」

「魔界樹 2」は、第3部「月の魔力」part1、part2で構成されており、『なかよしデラックス』に掲載されました。

選集の目次ページの初出情報では、part1を昭和61年『なかよしデラックス』8月号、part2を同10月号を初出としています。この頃は雑誌掲載確認ができていないので、改めて国会図書館で調査をしてみたいです。

ただ、KCデラックス(ポケットコミック)4のあとがきに「魔界樹」vol.2は「前後編で4回、読み切り連載という形で描き上げました。」とあるので、8月号から11月号までの連載ではなかったか、と考えています。
※確認しました。選集の初出情報のとおり、8月号と10月号掲載でした。(2014.6.20)

収録コミックスを見てみます。最初の収録は「講談社コミックスなかよし」でした。 


講談社コミックスなかよし 昭和61年11月6日第1刷発行

続いて「ミステリーロマンセレクション」に収録されました。


講談社コミックス KCデラックス 1995年4月13日 第一刷発行

ポケットコミックの「幻想ロマンセレクション」です。


講談社コミックス KCデラックス 1999年11月12日第1刷発行

「幻想ロマンセレクション」には「あとがき」が載っています。「この物語は、いわば変身ものです。自分じゃない自分になりたかった憧れが、私自身にあるのでしょうか。自分でも意識しないうち、いつの間にか、そういうお話になってしまうのです。」とのこと。

この巻にも絵はがきが付録で付いていました。



同時収録の「時の迷路」は『ミステリーボニータ』平成8年3月号掲載の作品です。雑誌掲載時のタイトルは「冥界のラビリンス」でした。

コミックス収録は「殺人事件シリーズ ザ・ベスト」の『美術部殺人事件』でした。


ボニータ・コミックスα 平成14年11月15日 初版発行

コミックス収録時に「時の迷路殺人事件」と改題されています。

続いて『ミステリーボニータ』平成22年6月号の別冊ふろく『殺人事件スペシャル』にも収録されました。


この時もタイトルは「時の迷路殺人事件」でしたから、今回の選集収録にあたって、「殺人事件」を取る2回目の改題がされたことになりますね。

「バラのそよ風」は昭和45年『希望の友』6月号に掲載されました。高階良子先生が貸本から雑誌に進出したのは昭和42年でした。当初は『別冊少女フレンド』、『週刊少女フレンド』などに青春ものを掲載しています。

昭和45年になると「アマゾンの樹霊」(『なかよし』3月号)、泥だらけの純白」(『別冊ファニー』4月号)など掲載誌が広がっています。『希望の友』もその一つで、「バラのそよ風」はその最初の作品でした。

コミックス収録は若木書房の「ティーン・コミックス・デラックス」の『銀色の谷』でした。


『銀色の谷』ティーン・コミックス・デラックス 昭和54年7月25日初版発行

このコミックスは表題作の「銀色の谷」の他、「花かげろう」、「とべない鳥」、「バラのそよ風」の計4作品、いずれも『希望の友』に掲載された作品が収録されています。(なお、昭和45年に連載された「シュート・NO.1」、46年掲載の「誰かさんと誰かさん」はコミックス未収録です。)

「恥ずかしい」などと言わないで、ぜひ、これからも入手困難な作品の収録をお願いします。貸本時代の作品も改めて読んでみたいのですが、原稿が残っていないのかも知れませんね。

それなら初期の『少女フレンド』掲載の作品はいかがでしょうか。最初の雑誌掲載作品「夕やけ雲はしっている」等を収録していただきたいです。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は「ニュージーランド旅行記 その2」、3ページです。

ホームページも更新しました。

『高階良子の部屋』

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高階良子『幻想夜話』新発売

2014年05月20日 | 高階良子
高階良子先生のコミックス『幻想夜話』が発売になりました。5月16日の発売でしたが、地元の書店に置いてありませんでした。この日は千葉市まで行っていたので、買ってしまえばよかったですね。

結局、『幻想夜話』は翌17日に神栖市の書店で買ってきました。


秋田書店ボニータCOMICS 平成26年5月30日 初版発行

ボニータ編集部さんのツイートでは「過去最高?に可愛らしい表紙も注目です。」とのこと、帯を取るとこんな感じです。



これは「幻想夜話-菌糸のささやき-」のとびらページの一部ですね。『ミステリーボニータ』平成25年12月号に掲載されました。

4ページの巻頭カラーでした。美しいです。これを見ていると、コミックスだけではなく雑誌でも持っていたいと思いますね。

平成26年5月号のキャラクターグッズプレゼントで、この幻想的なイラストを使った図書カードが作られています。ぜひ入手したいと思っているのですが、オークションには出てきません。

「幻想夜話-夢の溜り-」は平成26年3月号掲載です。こちらも巻頭カラー4ページでした。この号では、表紙の複製原画やポストカードのプレゼントがありました。ポストカードはオークションに出品していただき、入手することができました。ありがとうございました。



コミックスカバー折り返しの言葉は、

「この『幻想夜話』一巻完結/ということになっておりますが/ここの登場人物はまた別の所で/登場する予定です。/ですからこのシリーズは/終わっているようで/終わらないかも・・・・・・」

とのことなので、続編がどのようになるのか楽しみです。
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『ミステリーボニータ』6月号発売

2014年05月08日 | 高階良子
『ミステリーボニータ』6月号が発売になりました。


「マドンナ殺人事件」掲載です。巻中カラー60ページ、「殺人事件シリーズ」の新作です。

今月は5月16日(金)に、コミックス『幻想夜話』が発売になります。昨年12月号掲載の「幻想夜話-菌糸のささやき-」と、今年3月号の「幻想夜話-夢の溜り-」収録ですから、コミックス化が早いですね。

自分で作った作品リストを見ていて、あれっと思ったことがありました。雑誌の号数と発行日の関係です。12月号の発行月は12月なのに、3月号の発行月が2月になっていたからです。

改めて考えてみて、『ミステリーボニータ』の発行日の表記が変わったのを思い出しました。最初は平成26年から変わったと思いましたが、作品目録を見るととんでもない、平成22年(2010年)から奥付も「発行・発売」となっています。この時点で変更になったようです。

(西岸良平先生の作品リストで確認してみました。平成21年10月から発売日に変わっていました。この頃に雑誌の「発行日」の変更があったのですね。)

作品リストが間違っていましたので、平成22年から25年を訂正しました。それにしても今年になってからは正しく表記しているのに、その時点でなぜ気がつかなかったのか、と思います。困ったものです。

リストに「注」を入れておかないと、後で見た時にわからなくなりますね。

なお、6月号の実際の発売日は5月7日でした。奥付は「5月6日発行・発売」となっていますが、ゴールデンウィークの関係で7日になったものと思われます。(秋田書店のホームページでも7日発売となっています。)

『高階良子選集』の第22集は「魔界樹 2」で、6月16日(月)の発売です。同時収録作品はまだ発表になっていないようです。

また、『ミステリーボニータ』8月号に先生の新作掲載とのことです。

ホームページ、更新しました。

『高階良子の部屋』

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