西のつぶやき

日々考える事

熊本高校卒業式

2012-03-01 13:21:44 | Weblog
3/1
 今日はあいにくの雨でしたが、各県立・私立高校の卒業式が挙行されました。
 私も議長代理で、母校熊本高校の挨拶をさせていただきました。
 思い起こせば33年前、卒業式を迎えたわけですが、当時を思えば、大学に合格するだろうかということばかり考えていたと思いますし、まさか、自分が母校の卒業式の挨拶をするとは考えてもいなかったと思います。

 そういう意味では、大変感慨深いものであり、このチャンスを与えていただいた議長に感謝申し上げたいと思います。卒業生の保護者には、同級生や県庁職員や近所の方も見受けられ、本当に身内のような卒業式に感じました。まだまだあどけなさが残る卒業生ですか、力強い旅立ちに心から祝福を送りたいと思います。

 さて、寒かった冬もようやく峠を越したようです。昨日は東京で大雪が降り、大変だったようですが、熊本は確実に春の息吹を感じます。梅の開花宣言もなされ、最近は裏山で鶯やメジロの鳴き声が聞こえるようになりましたし、先日は朝からコジュケイの鳴き声も聞こえました。また、我が家のシイタケの原木にも10個近く、シイタケが生えてきております。
 猫も盛りを迎えたようで、夜中にワーワー泣きまわっています。熊本は自然が豊かな地でありますが、これからも木々や小動物たちがしっかり生存できる環境を残していきたいと思います。

 ただ、スズメやヒバリ、ヒヨドリの姿は見かけません。最近これらの鳥が見られないことで、環境の異変か、もしくは天変地異があるのではと噂されています。海岸線沿いでは深海魚やクジラが打ち上げられているそうですが、自然のかすかな動きを見逃さないようにしないと、昨年のように東北大震災が襲ってくるかもしれません。

 3/11に被災を受けた方は忌まわしい日がやってくることに、怒りや悲しみをこらえきれないと思います。旅立ちの春であり、悲しみの春であることに複雑さを覚えます。
 

 明日は、議会も最終日を迎えますが、いよいよ知事選が3月8日に告示されます。熊本にも素晴らしい春をもたらすような知事が皆さんの投票によって選ばれることを心から祈念します。