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7月24日に自衛隊ヘリによる災害視察に参加した。
熊本市方面は、現場に出向いていたが、阿蘇方面は行くチャンスがなかったので、いい機会を得た。
ヘリコプターに搭乗するのははじめてであり、高所恐怖症の私としては少し不安があったが、想像以上に快適なフライトであった。
さて、上空から見る阿蘇の被災状況は、広範囲にわたり、土砂崩れの爪痕を見て、改めて自然災害のエネルギーのすさまじさを感じた。
来週31日には、県議団で被災地の現場視察に行くことにもなっているが、阿蘇地域振興局の担当者からは、災害発生以降、国会議員や関係議員の視察対応で、時間がとられてしまうという声を聞いている。
国会議員や大臣の視察は災害救援法の適用や、激甚災害指定のためにやむをえないが、今回の大規模災害については、その他の関係者の視察は控えてほしいのが、現場担当者の本音だろう。
実は、この点について昨日の九州自治体議員連合会の会議でも話題となった。
大分県からは、選挙前のパフォーマンスで視察に入るのは大変迷惑だったという意見が出た。鹿児島県では、議員の視察については、議長名の派遣によることとする検討を始めているという。議員個人の活動としてするのではなく、議会としての災害対応をとるべきだということである。別の議員からは、議員個人が行っても、即解決する案件は少ないが、被災にあった方の意見を聞いて回ることが重要だという意見も出た。
最後に、ベテラン議員からは、「地元議員は何があっても一番に駆けつけなければ選挙には勝てない」という一言で会場から苦笑が出て議論はひとまず終えたが、議員の視察は現地の救済のために行われるべきで、現地の人の迷惑になってはいけないと思う。災害対策のマニュアルの中に、この点も少し盛り込む必要があるのではないかと考える。
7月24日に自衛隊ヘリによる災害視察に参加した。
熊本市方面は、現場に出向いていたが、阿蘇方面は行くチャンスがなかったので、いい機会を得た。
ヘリコプターに搭乗するのははじめてであり、高所恐怖症の私としては少し不安があったが、想像以上に快適なフライトであった。
さて、上空から見る阿蘇の被災状況は、広範囲にわたり、土砂崩れの爪痕を見て、改めて自然災害のエネルギーのすさまじさを感じた。
来週31日には、県議団で被災地の現場視察に行くことにもなっているが、阿蘇地域振興局の担当者からは、災害発生以降、国会議員や関係議員の視察対応で、時間がとられてしまうという声を聞いている。
国会議員や大臣の視察は災害救援法の適用や、激甚災害指定のためにやむをえないが、今回の大規模災害については、その他の関係者の視察は控えてほしいのが、現場担当者の本音だろう。
実は、この点について昨日の九州自治体議員連合会の会議でも話題となった。
大分県からは、選挙前のパフォーマンスで視察に入るのは大変迷惑だったという意見が出た。鹿児島県では、議員の視察については、議長名の派遣によることとする検討を始めているという。議員個人の活動としてするのではなく、議会としての災害対応をとるべきだということである。別の議員からは、議員個人が行っても、即解決する案件は少ないが、被災にあった方の意見を聞いて回ることが重要だという意見も出た。
最後に、ベテラン議員からは、「地元議員は何があっても一番に駆けつけなければ選挙には勝てない」という一言で会場から苦笑が出て議論はひとまず終えたが、議員の視察は現地の救済のために行われるべきで、現地の人の迷惑になってはいけないと思う。災害対策のマニュアルの中に、この点も少し盛り込む必要があるのではないかと考える。