西のつぶやき

日々考える事

アジア・アフリカ救援米

2015-02-22 19:49:21 | Weblog
2/21
 本日は「食とみどり水を守る県民会議」主催による、アジア・アフリカ救援米支援出発式を行った。
 すでに18回を数えるこの事業は、県下各地で支援米の生産を行っていただき、カンボジアやマリ共和国に救援物資として送っている。

 熊本県では、古町小学校、矢部高校、菊池の小学校を中心に、八代、天草でも取り組んでおり今年は17袋(30キログラム/袋)を横浜港に送った。


子供たちも一生懸命積み込み作業を手伝ってもらった後、熊本駅前で募金活動も行ってもらった。


 募金活動をして感じたのは、子供たちの元気な声が、熊本駅構内に響き渡って、本当に活気を感じたことだ。いかに熊本駅前がにぎわっていないかということにもなる。
 また、募金をしてくれる方が本当な多いこと。しかも、台湾人、中国人と思われる方がどんどん募金をしくれること。おそらく、台湾や中国では子どもによる募金活動が珍しく写ったのだろうと思うが、そのことよりも国境を越えてお互い支えあう人がたくさんいることがうれしく感じた。日中、日韓で争う政府はもっと、韓国民の庶民の行動を受け止めるべきだと思う。

 連合さんにも、費用の支援を行ってもらっており、菊池の小学校からも募金をいただいた。
 戦争で苦しんでいる地域の人々に、平和の国日本から、日本の象徴であるおいしい米を、支援する人道支援は大変素晴らしいことだと思う。
 お金や、武器で支援することよりも、ずっと評価を受けるべき取り組みだと考える。熊本の子供たちにそんな素晴らしい体験をしてもらうわれわれの取り組みをもっと広げていきたい。

首相の野次

2015-02-20 22:57:34 | Weblog
2/20
 毎日、支持者の皆さんの応援を受けて、選挙活動に没頭する毎日である。
 17日からは、県議会の公務も始まり、時間との戦いも加わって、非常に忙しい日々を送っている。しかし、自分の考えを訴えるいい機会であるし、有権者とより会話を交わす貴重な期間だと感じている。

 さて、国会でも論戦が繰り広げられているが、与野党は、国民の意見をしっかり受け止め、相互の議論を交わしてもらいたいと思う。

 そんな中で、安部首相が、質問者に対してヤジを飛ばすという前代未聞の行為を行った。気持ちも分からないではないが、やってはいけない行為ではないだろうか。
 ヤジと言えば、女性議員に対する失言が都議会であり、それ以降、各県議会や熊本県議会でも、品のない野次は少し減ってきたかなと感じている。

 場を得た、ウイットに富んだ野次は議場を沸かすこともあるが、相手を見下すようなヤジは、ヤジを飛ばした議員の品格を落とすことにつながる。その行為を首相自ら行ったことは、品格を疑われても仕方がないのではと思う。
 野党や、マスコミがこれからどれくらい追及していくのか、しっかり見守りたい。

県職労ユース部駅伝大会

2015-02-09 18:44:22 | Weblog
2/9
 7日土曜日に、県職労ユース部主催の駅伝大会が開催された。
 毎年この時期に行われている、イベントでは、いつも応援の挨拶をさせてもらっていたが、今年は「議会事務局チーム」で参加したいと言う職員からの要望を受けて、鎌田県議ともども参加する羽目になった。

 30年前には青年部で、毎年この大会に主力級で参加した時代もあったが、そのご30年は全く参加していなかった。

 「歩いてもいいから」と言うことで、軽い気持ちで走ったのだけど、伴走もつき、沿道からの声援も飛ぶ中、笑顔で走り続けなければならず、結局2.1キロを13分で走り終わる結果となった。

 軽い疲労感もあったが、走りきったと言う満足感で終えることができたが、その後がよくなかった。
 筋肉のコリをほぐそうと、近くのユウベルホテルの温泉に入り、中学校の同級生とビールをジョッキで2杯ほどあおった後に、急に悪寒がしだしてダウン。
 
 その後は我が家で、高熱と戦いながらじっと寝たきり。インフルエンザかなと心配し病院で検査した結果、陰性と分かりホット一安心。
 結局、急に運動したことで、体が悲鳴をあげたのだと思う。もう54歳だから20歳代と言うわけにはいけないということか。

 体の声をしっかり受け止めて、1日静養し、また今日から活動を再開。支持者からの「体に気をつけて」と言う言葉も、今さらながらしっかり受け止めて、頑張らねばと思うのでした。
 病院代などちょっと高くついた駅伝大会でしたが、いい結果と思い出につながればそれも良しとしなければならないのでしょう。

 

立春

2015-02-05 14:04:03 | Weblog
2/5
 昨日は、立春だった。暦では春が間近ということだが、例年、いっそう寒さを感じる日々である。
 今年も、大寒波がやってきており、北海道では-30℃を記録したとのこと。今朝も朝から、関東地方の大雪情報のニュースでごった返している。

 私も寒風が吹き付ける中、あいさつ回りを毎日行っているが、それでも12月の日差しに比べると、暖かさを感じる。
 各家庭の沈丁花や梅にもたくさんのつぼみがついているのを見るにつけ、またメジロたちのさえずりを聞くにつれ、もうすぐ春が訪れると五感を通して感じる。

 話は少し戻るが、イスラム国とヨルダン国の熾烈な争いには、目を覆いたくなる。日本国も巻き込まれてしまったことに、将来の世界大戦の危機を感じる。
 かつて、「アラブの春」ということで、平和の予感をさせていた地域が、また戦争の地に戻ることは、回避しなければならない。
 平和を守ると言うことは、とても簡単なことではない。目に見えない努力とお互いの理解、忍耐が必要だ。血気にはやる人からは、じっと耐えることが無能に写るのだろう。

 日本でも対戦の悲惨な経験を糧に、70年間、平和憲法でこの日本を守ってきた。戦争の放棄を謳い、軍隊の不保持を維持した憲法が、「国際情勢の変化」という謳い文句で、再び軍隊を認めるような憲法に改正されようとしている。

 「いつか来た道」「歴史は繰り返される。」という警鐘もある中で、現実がある。人類は平和を尊び神に近づこうとする一方で、「敵」や「悪」を倒すと言うことで破壊や殺戮を繰り返すおろかな生き物なのではないかと思う。

 季節を感じ、笑顔で暮らせる平凡な生活を維持することはなかなか難しいものである。競争をあおるのではなく、安寧な社会を作るために国は努力をしなければならないのではと思う。