西のつぶやき

日々考える事

中山国交相辞任、問われる議員の資質

2008-09-29 17:13:21 | Weblog
9/29
 昨日中山国交相が辞任した。就任後わずか5日目。自らの失言、また日教組批判の確信犯として。
 本日、麻生首相が所信表明を行ったが、冒頭に陳謝。何故こうも自民党の幹部は、首相の足を引っ張ることばかりするのか、信じられない。
 せっかく新生日本を作るために、明るい日本を作ると息巻いていた首相の出鼻をくじいた。
 国民は、あまりにも無責任な閣僚に対して、政治不信になるのは当り前だろう。自民党議員の中にも、怒った議員はたくさんいることだろう。本当にしっかりしてほしい。情勢はますます、総選挙は近くなり、政権交代に傾くのではないかと思う。

 さて、話は変わるが27日にインターン生の、施策提言会があった。この8~9月にかけて、各議員の下で研修し、県・市に対して様々な角度からの施策提言である。インターン生が50人近くもおり、その学習意欲に感心した。

 提言については、中にはまだまだ中身が薄いものもあったが、少なくとも自分たちの言葉で、提言していたことはいいことである。
 政治を身近に感じてもらうこと。批判する目を養うことは重要である。ある議員に言わせると「やかましい国民」になるかもしれないけど。

 彼らのような若い世代が、政治に関心を示し、自分たち自ら社会を変えていこうとしていく姿を、国会議員にしっかり見てもらいたいと思う。
 また、私たち地方議員もしっかり耳を傾けなければならない。また、熊本市長幸山さんも最後まで参加し、コメントも丁寧にしていたが、その姿勢には頭が下がる。こういう素晴らしい市長がいる熊本市政は安心だと思った。

まさかの小泉さん、すべてシナリオ通り?

2008-09-25 22:42:58 | Weblog
9/25
 本日は総務常任委員会が開催されました。すでに新聞等で報道されていますが、厳しい県財政の下、4年間で1200人もの県職員を削減。加えて職員の賃金カット。その他あらゆる面の補助金をカットするという、中間報告がなされた。
 私は、職員の賃金カットは、蒲島知事が選挙時に発言していたとおり、最後の手段として取り組むように要望したが、現実は厳しい。
 このような状況に陥ったのも、小泉改革による、三位一体の改革(改悪)によるものであることは間違いない。
 地方自治体の財政悪化の原因を作った小泉元首相。

 その当人が、今日の夜のニュースを見ていたら、引退という。ビールの入っていたコップが思わず落ちそうになってしまった。

 麻生内閣が昨日誕生したばかりなのに、それを確認して突然の引退。次は二男に後継を譲るとか。長男は芸能界で活躍しているが、次男も見るからにいい男。元首相とそっくりだ。

 ちょっと前にキムタクが「チェンジ」という番組で、若き首相を演じたが、まさにそのシナリオ通りの政界の交代劇が起こりつつある。もし、この次男が当選して、そのまま自民党をチェンジするための首相にでもなることがあれば、ミーハーの国民は、また小泉劇場の観客者として拍手を送ることになるのだろう。
 麻生内閣に、34歳の小渕さんを登用しているが、若い閣僚に対して、国民の抵抗感をなくすための布石であれば、そしてこれも、自民党政権を保つためのシナリオであれば、空恐ろしい。

 まあ、そうならないことを信じて、真面目に政権交代を訴える民主党に今回は全力を傾注しなければならない。国民が騙されない前に、真の政治を、国民に政権の選択権が与えられる、二大政党制の日本政治社会を実現しなければならない。

どうなる国政

2008-09-22 09:10:19 | Weblog
9/22
 今、自民党の総裁選が実施されている。7人から5人に絞り込まれ、全国を1週間近く行脚している。
 しかし、その間に汚染米の問題が、全国的に波及し、農林水産省の不手際で、風評被害がおこり、自殺者もでた。汚染米の行き先は、次々と広がっており、根深いものとなっている。
 その実態解明を現場職員が、日夜を問わず頑張っている最中、そして、被害救済対策をこれから検討しなければならない時に、太田農林水産大臣は辞任した。あと4日もすれば自動的に失職するという時期にだ。呆れてものが言えないとはこういうことか。本当に国民の信頼を裏切る行為だと思う。

 また、物議をかもした後期高齢者医療制度問題。県議会においても、私たち民主県民クラブは、廃止していったん見直すべきだと主張したが、圧倒的自民党多数による圧力で国に対する意見書は廃案となったが、自民党の舛添厚生大臣はここにきて、いったん制度の廃止をして見直すと発言。しかも総裁候補一番の麻生候補も了承しているという。その麻生候補を自民党熊本県連も推しているという。
 君子豹変する、朝令暮改という諺もあることだから、一概に批判できないが、しかし、不信感が募るのは私だけではないだろう。
 ただ、舛添厚生大臣の勇気ある発言には拍手を送りたい。遅きに失した感はあるが、国民の意見が届いたのではないだろうか。民主党も反発ばかりせず、しっかりまな板にのって、制度の改善に向けて議論を進めてもらいたいと思う。

 さらに、国際的にはリーマンブラザースの会社破綻により、世界恐慌の恐れがあった。その後も大手企業が潰れそうになる気配を受けて、アメリカ政府はあれだけ否定していた、政府資金を投入し、金融危機を打開した。これはいい意味の朝令暮改だろう。
 しかし、世界が動揺していたその間、日本政府は、ただただアメリカ政府の動向を模様眺めをしていただけのような気がする。
 日本政府としても、経済後退をさせていかなければならないのに、もはや世界に意見できるような経済大国ではないのだろう。
 
 政治の空白期間にこれだけいろんな事が起きている。早急に国会を再開してほしい。また、いずれ解散総選挙だといわれてずるずると政治日程がずれ込んでいる。
 国民の真意を受けた政党がきっちりと政権を担う政治構造に早くしてもらいたい。手前味噌だけの政治を続けていては、政党も議員も国民から馬鹿にされるだけだと思う。

一般質問開始

2008-09-17 22:23:34 | Weblog
9/17
 今日から県議会は一般質問。4日間にわたり開催される。
 今回はどうしても川辺川ダム問題は避けて通れない。
 自民党の馬場県議がまるまる川辺川ダム白紙撤回に対する、反対質問をしたが、時間を残して終了。
 渡辺県議は、賛成の立場から登壇し、そして、その他質問まで含めて、目いっぱいの60分。
 城下議員は、知事の決断に敬意を表しながら、その他質問は時間足らずの感じで終了。
 吉田議員も同様に、知事の判断に納得しながら、その他質問でやはり時間足らずの感じで終了。
 1時間の質問時間の難しさを改めて感じる。
 明日からも次々と質問者が登壇するが、内容、時間とも聞いている者をうならせる質問者が出てくるのだろうか。
 何といっても、議員にとって議会質問は花のステージ。有権者のスタンスに立つ中で、自論の展開をし、知事を含めて、執行部から納得のいく回答をいかに引き出すか。
 自分も12月を予定しているが、登壇議員の質問を聞きながら、頭の中では、すでに12月に向けて自分の質問内容を漠然と頭の中で考えている自分がいる。
 議会は議員にとって戦場である。

内柴選手祝勝会

2008-09-16 20:49:54 | Weblog
9/16
 昨日、内柴選手の祝勝会があった。私は壮行会も参加していたので、無事2連覇の祝勝会できたことを本当にうれしく思うし、あの小さい体で偉業を達成したことを心から讃えたいと思います。
 来賓からいろんなお祝いの挨拶がありましたが、斎藤監督の挨拶が一番印象に残っています。
 苦しかったことや、優勝に至るまでの苦労話を聞くとますます、金メダルを取ったことの大変さが伝わってきました。
 そして、3連覇に向けて左手の手術をして、次を目指す姿勢に、改めてファンになり自分も見習わなければと思うのでした。
 県もすでに県民栄誉賞与えていたので、蒲島知事の計らいで、県民栄誉賞特別賞を創設したとか。
 暗い世の中に、本当に光と勇気を与えた内柴選手に対しては、当然ともいえるかもしれません。
 これからもけがに気をつけてさらなる記録と記憶に残る試合をしてもらいたいと思います。