西のつぶやき

日々考える事

新学期スタート

2017-08-31 21:40:15 | Weblog
8/31
 今日で8月も終わる。今年の夏は連日35度を超える日が続く猛暑の夏だった。クーラーを朝までつけっぱなしをしたのは初めてであった。
 しかし、ここ2~3日の夜は涼しい日が続いて、秋の気配を感じさせる。昼間はまだ残暑が厳しいが、季節は確実に移ってきている。

 先ほど、日本サッカーチームがワールドカップ出場を決めた。新たなサッカーステージの出発となった。
 政治も現政権には秋風が吹き始めているし、民進党も代表戦が行われ、新しい代表が決まる。国会の攻防も新たに始まることになる。

 明日からは、2学期のスタート。夏休みの間あまり見えなかった子供たちが、一段と成長して、登校してくるだろう。私も朝の旗振りを開始というところか。

 政治活動も、辻立ちを再開するとともに、例年の県政報告会及び後援会総会を9月9日5時半からユウベルホテルにて開催する。県政に「西からの風」を吹き込む公約の下11年目の県議活動。
 信頼が持てる政治を、支持者にしっかり示し、これからの県政を県民にとって期待の持てるものにしていきたい。明日からまたスタートだ。

お盆

2017-08-14 20:28:23 | Weblog
8/14
 今年は11日の「山の日」から3連休となり、14日15日はお盆となることから、皆さん休んでいると思います。高速道路は別として、市内は非常に静かな週明けでした。
 本日は、例年のことながら、県の職員労働組合の役員として(私も県職員労働組合の副執行委員長をしています)、昨年から今年にかけて亡くなった現役職員の初盆参りをさせていただきました。

 今年は7件もあり例年より少し多いかな、と感じました。私とあまり変わらない年齢の職員が多く、仏壇の写真を見ると一緒に県庁時代にかかわったシーンが思い出され、あーなんと早く旅立ったのだろうと悲しい気持ちになりました。
 県職員4200人弱だが、毎年7人前後が様々な原因で亡くなっていっています。みんな元気で定年を迎えられればと思うが、時代のせいなのか、仕事の煩雑さも加わる中で、少しづづ早期死亡が増えているのではないかと、実感しています。

 また、明日15日は終戦の日でもある。お盆は終戦と重なり、里帰りをして、高校野球を楽しみながら、ご馳走や酒を楽しみながら、家族、親戚の一年の無事の顔合わせと同時に、終戦記念日に平和の尊さに思いを馳せる日であると思う。しかし、今年は北朝鮮の影響で、平和を願うというより、戦争を視野に入れた、防衛体制の強化に向かおうとする、慌ただしい雰囲気になってきていることに非常に危機感を感じます。

 北朝鮮発射のミサイルが、日本の上空を通過する予定であることから、自衛隊も迎撃態勢を整えたが、果たして迎撃するのだろうか。もし、ミサイルが発射された場合、迎撃ミサイルで命中する確率は非常に低いだろう。当たらなかった場合は防衛体制の不備がさらなる防衛強化の世論を呼ぶかもしれないし、日本の防衛力のなさを露呈することにもなりかねない。逆に命中した場合、日本の上空で核爆弾が爆発することになるかもしれないし、破片が日本に降り注ぐことになる、それを良しとするのでしょうか。
 かといって、見過ごして、グアムで被害が出た場合、アメリカが黙っているとは思えない。戦争状態に入った場合、日本は集団的自衛権や日米同盟の関係で、前線で北挑戦と相まみえるのでしょうか。

 やはり、そうならないように、まず外交で北朝鮮を落ち着かせるのが賢明ではないでしようか。お盆の時期だからこそ、先人が命を賭して平和な日本の後世、平和な世界を願った思いを、後世の私たちがちゃんと受け継ぎ、平和の行動をとることが求められているのではないだろうかと考えます。

 盆提灯に戻ってくる、ご先祖様がどんな思いで帰ってきているのか、冷静に考えるべきではないでしょうか。「一緒に冥途に帰ろう」というご先祖はいないでしょう。「しっかりまじめに、楽しく、家族を大事に生きなさい」そんな言葉が聞こえてきます。

 

核のない世界に向けて

2017-08-07 08:45:39 | Weblog
8/7
 6日は、広島に原爆が落とされた日だ。毎年のように式典が開催され、亡くなられた方の鎮魂を祈る大事な日だ。今年の広島市長の挨拶は、政府が核兵器禁止条約に批准していないことを痛烈に批判した。私も同感である。
 子供たちの教育では、「日本は唯一の被爆国であり、世界の核兵器の廃絶に向けて努力をしなければならない」と教えているのに、大人になると特に政府の政治家は、そのようなことは先頭に立って発言することはない。
 国連への平和大使も高校生が中心となって毎年行われている。今年も熊本から1女子学生が参加して、平和を訴えた。

 「強固な日米防衛同盟、核の傘の下にある」という事実はあるのだろうけど、核兵器廃絶は人類の未来にとって最も取り組まなければならない課題だと考える。
 また、同日、朝日テレビ放送でビキニ環礁水爆実験を取り上げた番組が流れていたが、それによるとアメリカ政府は核爆弾による放射能の人体実験をやったということ。マーシャル群島の島民は「安全宣言」に騙されて、帰島後に様々な、放射能被害を受けたこと、日本の第五福竜丸の漁船員もその実験対象であり、治療の振りをして観察しかしなかったこと、日本の医師はアメリカの態度に腹をたて、データーは極力出さなかったことなどが報道されていた。核被ばくによる人体実験の内容は全く非人道的な話だ。(この様なアメリカにとって不利益な事実も、アメリカはアーカイブとしてしっかり公表するシステムが取られていることには敬意を表します。)
 日本の「フクシマ」に関しても安全宣言が出されているが、このような報道を見ると、大変不安なものがあることがわかるが、日本政府のとった真実は何を根拠としているのだろうか。アメリカとは異なり、特定秘密保護法により決して国民には明かされることはないだろう。

 そしてまた同放送では、広島原爆ドームおよび新規の原爆資料館に世界中の人々が関心をもって集まり、その史実を世界に拡散しているということも報道されていた。全く素晴らしいことでこの動きを止めてはならない。
 北朝鮮の核開発も大変脅威だが、今、核兵器を使えば間違いなく第3次世界大戦がはじまり、それは人類の滅亡を意味し、生き残っても放射能の影響による環境変化で、生き残った人類を含めたすべての生き物に様々な障害を残す。
 ということは、決して核兵器は使ってはならないし、まず、使えないように、兵器そのものをなくすこと、外交努力を惜しんではならないということがやるべきことだと思う。

 子供の時にはみんなそれが判っているのに、理解できなかった、もしくは理解しようとしない大人が政治家になっている。まずはここから始めなければいけないのかな。