西のつぶやき

日々考える事

立野ダムについて

2012-09-30 19:24:54 | Weblog
9/30
 今夜は満月です。恐れていた台風17号も進路が熊本をそれてよかったと思います。沖縄では大変な被害が出ているようですし、これから、関東方面に向かうようなので対象地域の方は十分注意をしていただきたいとおもいます。

 さて、先日の建設常任委員会で、「立野ダムの拙速な建設促進に反対する請願」が提出されましたが、否決されました。
 県議会の前に熊本市議会で、建設促進の意見書が採択されたので、ある意味、否定されるのはやむをえないのかもしれませんが、私としては、立野ダムは非常に心配なのです。

 すでにこの建設については、以前から計画されており、基礎工事は済んでおり、あとは本体工事を待つのみ、そしてここに来て7月12日の豪雨災害で、阿蘇およぴ龍田地区が大きな水害を受けたので、一気に建設促進に向かっている。

 ただ、国交省が9月22日から24日の3日間、地元説明会を実施したところ、ほぼ全員が反対の意見表明であった。もっとも反対の意見を持っている人しか、説明会には興味はないのかもしれないが、いろいろな観点から反対意見があるということを、もっと市民は知るべきだと思う。
 様々な観点から指摘されているので、そのすべてをここで表現することはしないが、私の意見としては、阿蘇の水害は火山灰の土石流をどう食い止めるかだと思う。

 加藤清正はその鉄砲水の勢いを止めるために、龍田地区周辺をわざと川の流れをUの時の地形にしている。また、火山灰が堆積しないように、菊陽町にある用水路には特殊な技巧を用いている。

 もし、このまま立野ダムができれば、数回の水害でもたらされた大量な土砂がダム内にたまり、阿蘇地区の向かってバックウォーター現象が起こり新たな水害が発生するのでは考えている。今、撤去が進んでいる荒瀬ダムでもそうであった。ダムの下流は守られても、上流に被害が及んでは何にもならないだろう。

 また、その土砂の浚渫は河川管理者の国が責任をもってするらしいが、その維持費を考えると、現在ではダムによらない治水対策よりも建設費が安いとされているが、疑わしいものだ。

 また、完成するには10年間かかるといわれているが、ダムの完成を待つ前に、もっと河川掘削や護岸工事、堤防かさ上げなどの河川改修が先であり、効果もダム建設に劣らないと考えている。

 結果は完成する10年後に判明するが、作らなければよかったということにならなければと老婆心であえて反対意見を述べたい。

秋ですね。

2012-09-24 17:41:01 | Weblog
9/24
 「随鋲寒や」とはよく言ったもので、藤崎宮の大祭が終わったら急に秋らしくなり、朝夕の冷え込みも予想以上です。さっそく毛布を出しています。

 天気も良く、スポーツや行楽に非常にいい季節となっていますね。

 さて、先日フードパル熊本ワイン工場で、熊本ワイン「菊鹿」を購入しました。熊本ワインはもちろん地場産のワイン醸造元ですが、最近はすごく評判がよく、各種大賞を受賞しているので、なかなか手に入らなくなっているらしい。今回購入したやつはまだ手に入るが、11月中旬に出る5000円以上のワインは、おひとりさま一本の限定品らしい。

 ひところ焼酎ブームで一本数万円する芋焼酎も出回っているが、熊本ワインにもそういう希少価値が出てくることは、非常にいいことだと思う。
 実は、このワインを活用してもっと熊本ブランドを確立すればと考えている。それは、オイスターバーを熊本市役所の14階のレストランにオープンすればというものだ。
 今、熊本県は熊本オイスターバーを推進しているが、それを、熊本城が一望できる14回の市役所レストランで、舌鼓を打ちながら、ワインを飲む場所ができれば、一気に観光名所になるのではと考えている。(熊本市役所のレストランは、土日の昼間もオープンしており、隠れスポットです。)

 それと、社長さんにはフードパルでワイン祭りをやりませんかと提案したら、以前はやっていたが人手が足りなくて・・ということでした。でも熊本ワインの名前が浸透してくれば、きっと多くの人が集まり、にぎやかなスポットになるのでは・・と思います。熊本市から、すぐ近くだしワインパーティが終われば、そのまま市内にどっと繰り出す観光客も出てくるだろうし、当然宿泊客となるでしょう。一石三鳥と思うのですが。

 まあ、実際なかなかうまくいかないかもしれませんが、夢がある企画だと自分で思いながら、ワイン片手にいろいろ考えを練るには、いい月夜となっています。
 そろそろ団子も欲しいな・・

中国の暴動について

2012-09-19 09:43:25 | Weblog
9/19
 尖閣諸島の国有化に対して、中国全土が過剰な反応を示している。
 連日の暴動、日本企業やスーパに対する略奪行為等は、デモの域を超えている。

 私は当初から、この行動には違和感があった。これまで、私も回数は少ないとはいえ、中国を訪れ、いろんな会話・交流をしてきたが、尖閣領土問題を話したことは一度もなかったし、尋ねられたこともなかった。熱烈歓迎の中、日中友好の輪を民間レベルでどんどん進めていこうという活動をお互いしてきたので、なぜこのように至ったのか疑問に思っていた。

 尖閣諸島周辺で活動をしている漁民のかたがたが、縄張り争いを意識するのはまだ理解できるが、大陸の内部、四川省の国民まで、尖閣諸島の領土問題に関してデモ行動をするのは、何で・・という思いだった。

 しかし、ここ数日の行動を報道で見ていると、日本批判の裏側にはやはり、現中国政府に対する不満も相当あるようだ。また、若い大学生の参加も多いようだが、これも就職先のない現状に対する憤りが、デモのエネルギーになっているように見える。

 それと、教育の中で80年以上も前にあった事件を『国辱の日』と定め、日本に対する恨みを歴史教育としていまだに続けていることの恐ろしさを感じる。

 戦争はお互いにとって不幸なことであり、戦後これから生きていくものにとって、共存共栄を図っていこうとすることを学び実践していくことが、大事な国際協調だと思う。大学まで高等教育を学んだものが、過去の憎しみを背負ってグローバルな国際社会に進出していこうとしている姿は悲しいものがあり、大国中国の姿としては国際的に受け入れられないのではないか。

 現在の国際社会において、宗教による戦争は起こっているが、領土問題を契機に、歴史的に一方的な敵対心をあらわとしている中国民の姿はおかしい。「小国日本をつぶせ」といスローガンをみて、中国国民の幼さを感じる。オリンピックも開催された直後だが、どんなに小さい国でも、それぞれの主権を尊重し、助け合っていこうとしていく社会、他国の領事館はいかなることがあってもその主権は侵さないことが、国際ルールであるのに、相手国を滅ぼせという意識や行動をすること自体、中国政府の教育指導方針を疑う。ましてや、中国の発展に協力してきた日本企業等に対しての仕打ちは、人道的にも許されないと考える。

 一方、言われっぱなしの日本ではあるが、日本にも多くの中国人や中国系の企業も進出ているが、追い出すような態度はない。毅然とした国際社会人としての態度をとっている。これは、決して弱腰ということではない。当たり前のことだ。インタビューでもあったが、在日中国人や観光旅行に来ている中国人も今回のデモによる暴動はおかしいとしている。
 一部の扇動家による扇動と、全く知識のないどんな人でもスマートフォンなどツイッターで一瞬にして、インパクトのあるメッセージ情報を共有化し行動する、現代の社会情勢が今回の暴動を引き起こしたものだと思う。

 日本政府のこれからの対応は、当然重要である、目には目をなどという子どもじみた対応はまさかないであろうが、中国に対してはもちろん、ヨーロッパやアメリカなど国際社会に対しても、今回の事件の発端となった領土問題の正当性をきちんと発信してもらいたい。また、在日中国人からも中国当局に対してメッセージを発するべきだし、中国政府も、これから、国際社会の大国としての大人の対応を求められる国に変貌していくことを、国民に説明をしていくことが必要ではないかと思う。


JRの故障

2012-09-17 11:19:42 | Weblog
9/17
 先日鹿児島駅から、宮崎行きのJR特急にのった。鹿児島~熊本は新幹線で30分程度なのに、鹿児島~宮崎まではなんと2時間以上もかかる。

 建設費はかかるけどやはり新幹線は、鹿児島から、宮崎・大分・福岡に通じるものが必要だと思う。道州制議論で、鹿児島・宮崎が自分たちの県は、取り残されるのが目に見えているから反対というのも理解できる。

 さて、話は戻して、特急に乗って一時間半ほどし、あと30分程度で到着と言う時に、突然列車が停車した。原因は電気系統の故障で、運転手が点検しているというアナウンスがあった。

 実はこの故障は予兆があった。私が乗っていた車両の冷房の危機が悪かったのだ。車掌も途中やってきて、暑く感じる方は別の車両に空席があるので、移動をしてくださいということを知らせにきた。

 私は、さほど暑くもなかったので、そのままいたが、山之口駅についた途端、エンジン音がスーッと消えて、ぱったり止まってしまった。最初は数分程度の点検かと思っていたら、時間がかかりだした。

 また、下りの反対路線には普通列車も到着したが、こちらも一向に動こうとしない。なぜなら、私たちの特急のあとからやってきていた普通列車が、後方100メートルほどに停車しており、単線の路線をふさいでいるからだ。

 30分程度検査の結果、特急は動けないと判断され、別の列車がけん引することとなったようだ。
 特急に乗っていた乗客は、バスがチャーターされそのまま宮崎駅に向かうことになった。おかげて、10時半到着予定が夜中の12時になってしまった。

 私たちはいいほうで、普通列車の乗客はそのままで、特急車両が取り除かれるまで、上下線不通となるらしい。けん引車両到着は2時間ほどかかると言っていたので、宮崎駅到着は夜中の3時頃だったろうな、お気の毒。…

 初めての列車故障体験であったが、改めて公共交通機関の重要性を感じた。飛行機もしばしば天候などの関係で飛行先が変更されることがあるが、綿密なスケジュールをたてて活動しているビジネスマン等は大変困る。

 たまたまの故障で、人身事故はなかったものの、人件費コスト削減のためや職員の手抜きより車両点検が不備になったとしていたら、大変なことだと思う。

後援会総会開催しました。

2012-09-12 22:06:22 | Weblog
9/12
 9月9日に地元後援会を開催した。
 本当に多くの方に駆け付けていただいた。

 1時間ほど県政報告会もさせてもらった。日ごろあまり、自分の意見を発言するチャンスがない中で、多くの方に私の意見を聞いていただいた。

 懇親会の中では、様々な意見をいただいた。消化できるところ、消化しなければいけないこと様々な意見であるが、それらを自負県のものにしていって、また一段と成長できるのだろうと思う。

 「政治と暮らしは密接。だから県民の皆さんにはしっかり政治を見てもらいたい。』というのが私の信念だ。そして、私は皆さんの代弁者。どんな些細なことでも、どんな大きいことでも、そこに県民の意見があれば、自分のフィルタ-を通して、発信していかなければならないと思っている。

 今日は立野ダムの反対をするグループとの意見交換会にも参加した。また、マンガワンピースを大事にしているグランド12の会議にも参加した。いろんな人が、熊本を良くしようと頑張っている。
 
 私は、県民の皆さんとしっかり顔を突き合わせて、意見を吸い上げ発信していくこと、それが私に与えられた使命だということを肝に銘じて、これからも活動していきたいと思う。