西のつぶやき

日々考える事

国会の空転状況について

2018-04-24 12:50:07 | Weblog
4/24
 最近の政治ニュースではセクハラ問題が毎日報道されている。
 もともとは、森友問題で首相がかかわっているかどうかが問題の出発点であったが、野党の追及の中で公文書の改ざんが明らかになった。
 また、PKOの日報については、ないとされていたものが、保管されていることが判明し、隠ぺい体質やシビリアンコントロールの機能が失われているのではないかということが問われている。
 さらに、財務省官僚のセクハラ発言をめぐる対応について、喧々諤々、政治家の不用意な発言などが重なり、国民の政治家や官僚に対しての不信感が募るばかりの状況となっている。

 このことから、野党は疑惑の追及や国会での徹底審議を求めているため委員会等の開催等の審議拒否が続くことになっている。
 残念なことに、この状況が、野党は上げ足だけをとって国会運営を止めているとか、外交、防衛など国際状況に対応した大事な政治状況をないがしろにしているという意見が、与党支持者や一般国民からも出てきている。

 しかし、今回の問題をなあなあにしては、本当に被害を受けるのは国民だと考える。国民の常識とかけ離れた感覚の政治家や官僚が、勝手に国民の税金を、国民のあずかり知らないところで使っていいはずがない。
 確かに外交、防衛など日本の置かれた状況をしっかり考えていくことは、当然大事てあるが、外国と交渉等をする前に足元の不祥事も解決できないようであれば、海外からの信用も受けられるわけがない。

 野党に責任を擦り付ける前に、現政権は先頭に立って、今回の問題を対処できないのであれば、統治能力がないことを問われても仕方がないのではなかろうか。

尾田栄一郎さんの県民栄誉賞受賞について

2018-04-16 20:22:21 | Weblog
4/16
 本日は熊本地震本震が発災した2年目にあたる。
 県庁職員も早朝からの災害対応訓練も実施されるなど、地震から学んだ危機管理対応をしっかり実施している。
 また、被災にあわれた各地で、追悼式典が実施され、当時の記憶をたどり、亡くなられた方の追悼や現状に頑張っている方の姿が、テレビで流れているのをみて、自分にとってもあっという間の二年であったし、一体何が議員としてできたのか、反省してしまう。

 このような中で、14日に漫画ワンピースの作家、尾田栄一郎さんに県民栄誉賞が授与されたことは、私にとっては、大変うれしい出来事だ。
 平成22年の2月議会で、漫画ワンピースの素晴らしさを発言し、ワンピース公園を作ろうとしている市民グループの支援ができないか、蒲島知事に質問した。
 漫画のことを取り上げたのは、県議会でも私ぐらいだろう。熊本にゆかりのある尾田栄一郎さんをはじめとした、熊本出身の著名な漫画が多いこと、そしてこれからの世界において、日本の漫画の持つ可能性を活かした活性化に、本県は取り組むべきだというような質問だった。

 行政として対応もなかった事柄であったが、蒲島知事も真摯に答弁していただき、「具体的にどのようなことが支援できるか考えていきたい」という答弁を当時頂いた。
 8年後ではあるが、県民栄誉賞を授与していただいた。そして、県庁プロムナードにワンピースの主人公のルフィーの銅像が設置されるらしい。

 これは、熊本の観光にとっても大変なプラスなことだと考える。くまモンとルフィー像は世界中からのファンを呼び寄せることになるだろう。できれば、これを契機に「ワンピース公園」が県内のどこかに実現できればと考える。
 地震で傷んでいる熊本ではあるが、いろんな光も見えている熊本ではないかと考える。
 私の議員の活動の一つとして、若者に夢を与え、熊本県の活性化に資するよう、今後も取り組んでいきたいと思う。

前川喜平さんの講演会

2018-04-12 21:59:24 | Weblog
4/12
 昨日、新都森ホールで、前川喜平さんの講演会が実施された。
 野党5党、そして市民団体が中心となって、昨年末に招聘した件だが、ご本人のスケジュールの関係で昨日になった。

 しかし、結果的にはグッドタイミングとなり、時の人ということで、500人予定が1000人近い傍聴者の参加があり大盛況だった。早い方は開演3時間前からの参加だったらしい。
 内容も、私たちの疑問にしっかり答えてくれるものであったし、ぶら下がりの記者会見もあった。また、その後懇親会にも参加していただき、優しい人柄に触れた。

 でも私は、今朝の新聞を見て目を疑った。熊日、西日本、読売各新聞社に一切記事が掲載されていない。これは何を意味するのか。絶対看過できる案件でないと思う。この件に関して、ある意志が働いているならば、民主主義の危機であり、熊本のマスコミの姿勢を疑わざるを得ないと思う。

 情報は操作されるものなのかなと、背筋が凍る思いがした。
※西日本新聞には記事が掲載されていたということなので訂正します。(まだ読んではいませんが・・)
 また、ある新聞社に聞いてみましたら、本社から記事を没にされたそうです。・・・

新年度のスタート

2018-04-01 17:58:54 | Weblog
4/1
 今日も春らしい、穏やかな一日でした。
 新年度のスタートですが、日曜日であったため慌ただしいスタートではなかったと思います。

 そんな中、地元では「熊本北合志警察署」がスタートしました。市民に親しみやすいカウンターなどが設置され、地域の安全安心が向上することが期待されます。名称が「熊本北署」にするべきだと、私は議会でも述べてきましたが、合志市も管轄となるため、今回の名称となりました。合志市にはまた近いうちに新しい警察署を設置して、「北署」となる様にしたいものです。

 また、日曜日の県庁に行ってみましたが、職員は引き継ぎ書作成や残務整理のためでしょうか、路上に車があふれていました。通常の日曜日でも、そのような車は多いのですが、今日は特別多かったようです。今日のような日は、一般県民用の駐車場を開放してもいいのではと思いました。

 そういう私は、熊本市動植物園に行ってきたのですが、熊本瓢箪の会の授賞式に参加しました。全国組織だそうですが、会員による素晴らしい瓢箪の作品が公開されていました。また動植物園は、地震の復旧工事のため、土日だけのオープンだそうですが、今日はすごい人出で、春を楽しむ家族づれで溢れていました。地震から2年が経過しようとしていますが、県民市民の憩いの場である、動植物園の早期復旧が望まれます。

 明日からは、目まぐるしい新年度がスタートしますが、地震からの復旧復興をはじめとする、さまざまな事業や仕事が新しいメンバーのもとでスタートするのでしょう。私も含めて、みんな頑張ろう。