西のつぶやき

日々考える事

議会だより発送

2012-05-29 17:40:28 | Weblog
5/29
 昨日は、県議会だよりの発送作業を行った。
 すでに20000部ほどは配布済みだが、郵送分が2000部ほど残っていたので、お手伝いを受けながら頑張った。

 手伝ってくれた方から、「まさか受け取る人は県議が、発想の袋づめをして、のりづけしたなんて想像つかないでしょうね。」といわれ、「そうだよね。誰もそんなことは思わないだろうし、逆に、忙しいときに議会便りを送ってきて・・・」などと思われるかもしれないなと考えたりした。

 もしかしたら他の議員から送られてくる、議会だよりも議員本人が発送作業にかかわっているかもしれないなと考えると、やはり郵便物は丁寧に目をとおさなければと思ったところです。

 このブログを見ている方で、議会だよりの届いた方、私が自ら心をこめて発送していますので、しっかり目を通してくださいね。よろしくお願いします。

 さて、6月議会も5日から開会される。2期目の蒲島知事が提案する「幸せ実感夢4カ年戦略」しっかり検証していきたいと思います。

52歳

2012-05-29 17:26:56 | Weblog
5/29
 今月の20日は52歳の誕生日だった。
 世界の王選手と同じ誕生日。小学校の頃なんとなく自慢だった。
 最近の人では、野田総理と同じ誕生日である。去年の今頃はちょっと自慢だったけど、今年は・・・。

 まあ、人のことはさておいて、すでに52歳になってしまった。人生50年という時代からすれば、長生きだろうが、今の日本人の平均は80歳くらいだから、計算上はあと30年は生きられる。

 この残りの人生はしっかり使わなければと思う。ちょうど人生で50才台といえば、脂ののっている時期だろう。年を取って体が、頭が動かなくなる前にやるべきことはやらなければなーと考える。

 こんな私に対して、家族もケーキを買って祝ってくれた。妻に「どんなケーキがいい」といわれても、ピンと来ないので、「どうせ僕はあんまり食べないから、お前たちの好きなやつにしたら」とそっけなく答えてしまった。

 本当は家族の思いを、心から喜ばなければならないのだろうけど、毎晩懇親会が続くと、ケーキを食べるのもおっくうになってしまう。ただ、水俣に行っている娘も帰ってきて、久しぶりに家族でケーキを切ったことはうれしいものだ。(息子が八代にいるのはさみしいのだが・・)

 これからあと何年続くかなー、家族がだんだん離れていくのはさびしい。些細な記念日をしっかり大事にしなければと思うこのごろです。

旗振り

2012-05-18 10:23:04 | Weblog
5/18
 今朝も大変すがすがしい五月晴れの朝だった。
 最近、自治会の防犯協会の副会長になったため、毎朝小学校の前で横断歩道の旗振りをするようになった。

 朝起きは苦手であったが、ここ一週間は、懇親会の翌朝でもしっかり起きて、頑張っている。慣れてくるとなんとかなるものだなと思う。

 防犯協会の会長さんは、ここ数年一年中毎朝立っているそうで、心から敬服をしている。自分も辻立ちや、出張で朝からの時間が確保できない事も多いが、できるだけ頑張りたい。

 最近小学生や中学生の列に突っ込む、悲惨な交通事故が多発しているが、現場に立って改めて分ったが、やはりスピードを出し過ぎている車が結構多いし、あくびをしたり、ひげをそったり、おにぎりをほおばったりして運転している人が目につく。

 朝の時間帯で、仕方がないところもあるが、ちょっとした油断で、運転操作を誤ると大変な事故を起こすことになるので、運転手には注意力を高めてもらうことはもちろんのこと、私たちのように横断歩道で旗を振ったり、交通安全の服を着ている人が、道端にたくさん立っていることで、運転手さんに緊張感をもたせる事が出来ることが重要ではないかと思う。

 まさに、地域力で子どもたちを守ることかなと考える。あとは政治や行政の力で、道路の拡張や歩道の確保、ガードレールの設置などハード面の整備ができればさらに良しということだろう。
 たかが旗振りかもしれないが、いろいろなことを考えさせられる。

 

震災がれき問題について

2012-05-14 13:37:09 | Weblog
5/14
 昨日、東京都市大学教授の青山貞一さんによる震災がれきの現状と問題点という講演を聞いた。
 震災がれきの処理については、政府が全国に協力を呼びかけ、こともあろうに、国土交通省ではなく、環境問題では規制的な所管であるはずの環境省が、率先して呼びかけている事項だ。

 東北地方の痛みを、全国で分かち合い、復興を支援していこう、という点には何の異論もない。しかし、がれきの現状で報道されている内容と現場がかい離していること。また震災がれきの処理に当たって、放射能の基準がどんどん緩和されていることを含めて、本当に安全に処理することが可能なのか、また処理後に濃縮されたさまざまな化学物質で汚染が広がるのではないかという懸念から、受け入れをためらっている自治体が多いのが現状である。

 青山さんも様々データで科学的に現状を説明した上で、報道がねつ造されている点が問題であると指摘している。
 石巻のがれきの量は確かに多いが、現地では、すでに、報道で示されたようながれきの山はなくなっている。
 また、宮城県等被災を受けた地域では、新たながれきの処理場は順調に建設されており、それらが出来上がると、逆に処理量としては十分すぎる施設建設となり、県外に持ち出す必要はないという。

 日本という国は世界の中でも、もっとも情報を新聞から得ている国民らしいが(これも面白いデータが示されました)、逆にいえば、その新聞社が報じる内容で、国民の世論はどうにでも誘導できるということらしい。(よくマスコミが世論調査をするが、これもよくよくアンケートの抽出方法などやり方を確認しないと、どうにでも判断できるデータが多いと思う。)

 こと福島原子力発電所の放射能もれに関する情報は、かなり報道規制をされているらしく、またがれき処理の問題も誇張されているようである。

 このような話を聞くと、私たちは何を信じていいのかわからない。政治においても、第三の政党はマスコミと言われているが、情報に対して国民は本当に慎重にならなければならない。たったワンフレーズの失言がその前後の文書とは切り離されて、一週間も延々と報道されれば、自然と国民は洗脳され、あの政治家は…という風になってしまう。
 あまりこのようなことを述べるとマスコミの方から批判を受ける事になるが、そう言われても仕方がない部分も確実にあるのではないか。

 さて、話は元に戻って、がれき処理の問題はおそらくこのままでいくと、立ち消えになってしまうことだろう。本県としては積極的ながれきの受け入れ支援よりも、安心で安全な農林水産物の供給に力をいれ、放射能から避難をしてくる方の受け入れ態勢の充実などにより重点を置くべきだと考える。

日中経済交流のすすめ

2012-05-06 14:25:28 | Weblog
5/6
 大型のゴールデンウィークもいよいよ終わった。今年は後半は天候も好天が続き、各地の観光地は賑わったようだ。昨年は震災による影響もかなりあったが、今年はその分を取り返す勢いがあったと思う。
 もちろん、東北地方の被災を受けた方にとっては、ゴールデンウィークも関係ないと思われる。ただただお見舞いを申し上げるだけだ。しかし、経済に活気が出てくることは、復興の一助にはなるだろう。

 さて、昨日は中国の福岡総領事である、李天然さんを囲んでの、懇親会の場に参加をさせていただいた。
 李さんは、親日家であり、流ちょうな日本語でいろいろな思いを語っていただいた。本県からも様々な重鎮が参加されており、具体的な提案や意見交換がなされた。詳しくは述べることを遠慮させてもらうが、お互い文化交流から経済交流に発展させていこうということで意見が一致した。

 近い将来、話し合われた内容が実現することを楽しみにしているし、私も尽力したいと思う。熊本だけでなく九州が一体となって、アジアとの交流のパイプを大きくすることで、経済の活性化が進むと確信している。

 今、日本は経済活性化のためにTPPに参加すべきだという議論で揺れているが、TPPのようにアメリカの支配下の経済交流ではなく、日中やアジアの各国双方にとって、ウィンウィンとなるような関係を、地方でも築いていくことが今必要なのではないかと思う。

 かの加藤清正公も、熊本の地に赴任してからは、熊本城を中心として堅固な城や守りに力を入れる一方で、干拓や河川の改修で領民に農地を開発提供しており、その土木費用の財源として、中国韓国、東南アジアとの貿易で外貨を稼いでいた先例がある。幕府や朝廷が中央にあっても、地方は地方でしっかり自立していたいい事例だと思う。

 清正公没後400年になるが、蒲島知事が2期目にあたって、くまもとの100年の礎を築く政治をスローガンに掲げたこと、その中にアジアとの経済交流の進展が大きな施策として取り上げられていることは、何か歴史的なものを感じる。

さて、明日からは平常勤務、国会も開会されるが、相当荒れる国会運営となるのだろう。問題山積の国会、しっかり国民の声を聞きながら、100年後の日本が見通せる施策を構築してもらいたい。