西のつぶやき

日々考える事

昭和の日

2010-04-29 18:55:12 | Weblog
4/29
 今日は「昭和の日」だ。『天皇誕生日』とついキーボードをたたこうとして、カレンダーを確認したら今日が「昭和の日」と改めて認識した。

 明治は遠くなりにけりという言葉もあったと思うが、昭和も遠くなったなーと思う。
 さて、今日からいよいよゴールデンウィーク、初日は天気がよかったので各行楽地は賑わったことだろう。これまで、雨が多かったので久しぶりに出かける気にもなるというものだ。

 5月に入っても天気がよさそうなので、余暇を楽しんでもらいたい。そして、不景気もふっ飛ばしてもらいたいものだ。

 ただ、宮崎で発生した口蹄疫は大問題だ。えびのでも発生したため人吉の一部地域も危険区域に入った。一部の道路では消毒態勢に入った。県の職員も関係者はゴールデンウィークどころではなくなってしまった。大変気の毒ではあるが、県民、国民のために頑張っている職員にエールを送りたい。

 宮崎や鹿児島では行楽地でのイベントも中止になったと聞いている。熊本でそのようなことにならないように祈りたい。

 ところで自分はというと、議会便りを1000部ほど配る地道な政治活動になる。天気が良ければと、こちらも祈るばかりである。

口蹄疫発生?

2010-04-21 21:08:06 | Weblog
4/21
 宮崎県で、口蹄疫にり患したと思われる牛が出た。人体には影響はないものの、偶蹄類の牛や、羊には強力な感染力を持つ病気だ。

 さっそく宮崎県では厳戒態勢がとられ、熊本県でも警戒態勢に入っている。もちろん病気が広がることを抑えなければならないが、それと同時に風評被害を抑えなければならない。ただでさえ農畜産物価格は抑えられているのであり、風評被害で売れなくなれば、農家個人もだが、産地全体に大打撃を与えてしまう。
 幸い、鳥インフルエンザの経験もあり、消費者はあわてていないようなので、ある程度期間が過ぎれば終息するのではと思う。

 さて、牛の問題もあるが、最近の異常気象で、野菜が高騰している。また、果樹が凍害にあっている。
 今年は、2月ぐらいから、大変雨が多い。日照も不足している。そのため葉物を中心に品薄状態になり、価格が高騰している。政府は、規格外の農産物も市場供給するように指導しているが、できないものはできないのだ。気象状況が回復することを祈るしかない。

 それと、果樹の凍害は深刻だ。収穫物が打撃を受けると、価格被害額も上がるために共済等の賠償額も大きくなるが、実がならない現段階では評価のしようがない。テレビの向こうでは、果樹農家が「今年の収穫は皆無で所得は見込めないとのこと。そして、実がならない樹木でも手入れは例年以上にしなければならない」ということで、大変な一年を迎えることになる。

 アイスランドでは火山の大爆発がおこり、旅客機が飛べない騒動が起こっているが、この噴煙はこれから先数年間気象に大きな影響を与えるため、農産物の大打撃を引き起こす原因になるはずだ。

 これらのように、本当に農業にとって自然はとてつもなく大きな影響を与える。工業製品のように、コスト低下や品質向上により所得をあげていくというわけにはいかない。
 自分も農業を応援する議員として自負はあるが、自然に対しては全く歯が立たない。だからといって、困っている農家を見捨てるわけにはいかない。

 宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の一節にあるように、自然の前でただオロオロするわけにはいけない。知恵を絞ってみんなで協力してこの困難を乗り越えていかなければならないと思う最近の出来事である。

ワンピース計画実現に向けた視察

2010-04-17 13:28:01 | Weblog
4/17
 またまた、ブログを書く時間が空いてしまった。実は、14日から16日まで、ワンピース計画を実現するために、興味のある方に呼び掛けて、マンガで街づくりの成功を収めている鳥取県境港市の「げげげの水木しげるロード」、神戸の新長田に設置された「鉄人28号」、高知県庁内のマンガコンテンツ課とやなせたかしの『アンパンマンミュージアム』を視察してきた。

 同行者は、渡辺県議、平野県議、田中市議、M君(NPO法人グランド21の中心人物)そして県立大生Iさんの6人。

 異業種の参加でちょっと変わった視察団となった。ワンピースにより街づくりを真剣に考えているM君にとって、それぞれの違ったタイプの先進地を見たことは、大変有意義であったという感想をいただき、私も今回の企画ができてよかったと思う。市議の田中君の参加も良かったと思う。他の市議にも呼びかけたが、都合がつかなくて一人になったわけですが、中心市街地の活性化に向けて、市議が積極的にかかわってくれることは、より現実味を帯びてくると思う。

 M君にとっても心強いだろうし、私も有言実行をするためにどんどん支援の輪が広がることがうれしい。
 そして、思い付きだけではなく各地の成功事例、反省点を研究してよりよいものを実現していきたいと思う。
 報告は、後日掲載したいと思います。
 それにして、4月の中旬だというのに、本当に寒い視察でした。わたしも妻からコートを持たされたのですが、正解でした。今年の天気は異常だなー。

 もうひとつ大きく学んだのがバリアフリー。平野県議も参加していただいたが、JRの乗り降りなどで、車いすを利用される方にとって、エレベーターがいかに重要か。また居酒屋に行くにしても、バリアフリーかどうかをチェックしての予約など、日頃気づかないことを今回の視察で気付かされたことは、自分にとって大きな収穫であった。

 まちづくりの大きな視点。バリアフリー。大きなテーマであることを痛切に感じた。

入学式

2010-04-09 08:43:21 | Weblog
4/9
 今日は中学校の入学式だ。今から出席して、PTA会長として挨拶してきます。
 小学校からあしかけ7回目の挨拶。毎年やっているけど緊張する。
 やはり、それは新入生の子どもたちから、ひしひしと感じる緊張感が、こちらにも伝わるからだろう。
 人生の節目において行われる、「式」というものは、本当に大事なものだと思う。いろんな「式」を経験して、人は成長していくのだろう。

 そういえば、4/1日は県庁でも、入庁式が行われた。今年は昨年よりも採用が増えて58人だったと思うが、今まで学生だったが、社会人としてスタートする彼らの目は、生き生きと輝いていた。

 その輝きをずっと持ち続けることができるのはどれだけの人数だろうか。社会の、組織の圧力に屈して潰れてしまわないように願うのは、老婆心だろうか。
 
 新入生よ、新採職員よ初心を忘れず頑張れ。私からささやかなエールを送ります。

ランドセルは海を越えて

2010-04-03 22:43:33 | Weblog
4/3
 4月に入り、県庁も市役所も異動があり、ざわついている。
 歓送迎会も盛んに行われている。
 そういえば、今年は花見があまり賑わっていない。雨は多いし、寒いし、風は強いやらでお花見どころではない。

 しかし、桜の花はまだ満開で本当に美しく周りを彩っている。いっそ小中学校の入学式まで持ってくれればと思う。

 入学式といえば、うちの次女も無事県立大学に入学した。入学式はどうだったと尋ねたら、蒲島知事のあいさつが退屈だった・・・とぽつり。まあそんなもんかな。

 ところで、私は朝から北部東小の親父の会で、恒例のランドセル回収を行った。毎年行っており今年で7年め。ちょうど自分が小学校の会長を引き受けた時から始めている。

 今日も10時受付なのに、9時半からやって来る方や、遠く氷川町からやってくる方もおり感謝感謝である。

 このランドセルは、クラレというカバンの会社主催で横浜港に集められて、遠くアフガニスタンに贈られる。向こうの子供たちにとって中古のランドセルであっても貴重なもので、男の子が黒、女の子が赤などという概念はいっさいない。喜んでカバンを背負っている屈託のない顔を写真で見ると大変うれしく思う。

 集められたランドセルも、本当に新品のようなものもあり、大切に扱われたなーと感心するものもあり、その大事なカバンを再利用してもらおうとする、児童や保護者の気持ちには敬服してしまう。

 親父の会の行事として自慢の取り組みであり、これからも仲間とともに続けていきたい。