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トランプ大統領候補が、予定通りTPPの不参加を表明した。私としては、農業、医療、労働、ISDN条項など様々な問題点があると考えていたので、不成立となることは日本にとって良かったと考える。
もちろん、アメリカが行き過ぎた保護主義に走り、日米間の貿易に支障が生じることは問題だが、日本農業の、特に小農が駆逐されることにならないだけでも良かったと考えている。
狭い日本において、大規模農業や企業的農業を推進しなければならないとしても、海外の規模には追い付くはずもないし、どんなに大規模化しても、小農家の総量には追い付かない。小規模農家が(5ha以下の規模農家を考えている。)生産する、コメや野菜畜産物があるから、日本国民は安全な農畜産物を口にすることができるということだ。
また、世界に通用する農畜産物を輸出できる農家を育成するというが、その恩恵を受ける農家は極わずか。どんなに高い値段で国外で取引されても、農家段階は国内価格でしか扱わないから、輸出先まで販売網を持っていなければ、輸出による利潤は得られない。結局、大規模資本をもつ企業を中心としたグループが形成され、農家はその一歯車に組み込まれるだけではないかと考える。
輸出競争力を持つより、地産地消や食料安保、食品の安全性に力を入れることが、農家や国民生活を豊かにすることだと考える。
tppによる問題は発生しなくなったとしても、こんごの日米間のFTAはしっかりしなければならない。不平等の貿易協定を押し付けられるような日本であってはならないと考える。
トランプ大統領候補が、予定通りTPPの不参加を表明した。私としては、農業、医療、労働、ISDN条項など様々な問題点があると考えていたので、不成立となることは日本にとって良かったと考える。
もちろん、アメリカが行き過ぎた保護主義に走り、日米間の貿易に支障が生じることは問題だが、日本農業の、特に小農が駆逐されることにならないだけでも良かったと考えている。
狭い日本において、大規模農業や企業的農業を推進しなければならないとしても、海外の規模には追い付くはずもないし、どんなに大規模化しても、小農家の総量には追い付かない。小規模農家が(5ha以下の規模農家を考えている。)生産する、コメや野菜畜産物があるから、日本国民は安全な農畜産物を口にすることができるということだ。
また、世界に通用する農畜産物を輸出できる農家を育成するというが、その恩恵を受ける農家は極わずか。どんなに高い値段で国外で取引されても、農家段階は国内価格でしか扱わないから、輸出先まで販売網を持っていなければ、輸出による利潤は得られない。結局、大規模資本をもつ企業を中心としたグループが形成され、農家はその一歯車に組み込まれるだけではないかと考える。
輸出競争力を持つより、地産地消や食料安保、食品の安全性に力を入れることが、農家や国民生活を豊かにすることだと考える。
tppによる問題は発生しなくなったとしても、こんごの日米間のFTAはしっかりしなければならない。不平等の貿易協定を押し付けられるような日本であってはならないと考える。