真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

令和6年1月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(収録版)202401

2024-01-07 22:53:02 | ONEメッセージ

令和6年1月時事解説・時局分析|藤原直哉理事長(収録版)202401


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【能登半島地震】輪島の火災の真相と能登半島と日本の闇 小倉の火災

2024-01-07 21:45:16 | ONEメッセージ

【能登半島地震】輪島の火災の真相と能登半島と日本の闇 小倉の火災


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第三章 天性の変化と修法 (七)宿命と運命の改変

2024-01-07 19:36:14 | 天道の淵源

(七)宿命と運命の改変

宿命とは一応、輪廻に入っても転生した霊が債務を帯びて生まれてきた時の命を言います。

「命(めい)宿る」「宿っている命」とも解釈しますが、前世の功罪がどうなっているかはその人の生まれた状態によって判断すればわかります。

同じ時と場所に生まれ、同じ環境に育てられても人によって智能の程度と性質の強弱に違いが生じたり、平等の教育を施しても感度に利鈍の別があるのは、そのような理由があるからです。

宿とは、つもる、たまる、又はやどす、との意味ですから、前の物が積りたまってきた命のことをあらわしていいます。

年が変わっても昨年の借金は帳消しになりません。

年度換えになっても前年の残額(黒字赤字にかかわらず)は、今年度に繰り越してきます。

新しい車に乗り換えたからといって、違反した事項は取り消しできません。

死んで地獄で清算されても医(いや)されても霊魂に傷が残ります。

地獄はわれわれの魂の傷を浄め医やすことがあっても、滅し尽くすことはできません。

罪を滅ぼし得られるのは人間界で功徳を積むことによってこそ補えるのです。

つまり、人間界で犯した過ちは、人間界に生まれて償(つぐな)い贖(あがな)う必要があります。

そのような使命を受けてきたのが宿命であり、現在のわれわれを左右する運命となります。

今、述べたように宿命は出生と同時に一応定まって来た命ですが、運命は「命を運ぶ」意味から、われわれの意思によって善へも悪へも運べるのです。

正しい道に決意して進めば聖賢に達し、悪の誘惑に負けてしまえば、奈落の底へ沈んでしまいます。

仏典に八大地獄(はちだいじごく)・八大寒誘惑(はちだいかんゆうわく)と、その他数々の刑罰地獄があると載っているのは、例えば水の清濁分離機(清濁分離機)であり、浄化槽(ろかそう)・濾過槽(ろかそう)のような存在で、これも上天の特別の御配慮にあずかるところなのです。

われわれが敢(あ)えて地獄を否定するのはむしろ科学的であり、自然の摂理に逆(はん)しているといえます。

恐いから強く否定して己を慰めている愚論と見てよく、むしろ逆に地獄はもっと精密細密な装置で構成された、正邪清濁を分判する淘汰場であるといえます。

仙仏と凡俗はその理にかなわない行いに端を発するものであり、善悪の行為はその人の迷悟の観念の違いによって分かれてゆくものであることをしるべきです。

言い換えれば、今のわれわれの決意次第で、迷途(めいど)転じて明悟となり、賢者となり得る訳です。

道を求め、徳を積めば過去の歴世の罪業を消滅することができます。

そうなれば暗愚な人であっても心温かい賢明な人となり得るでしょう。

われわれの握る運命という舵(かじ)は切りようによっては過去の負債を帳消しにし、なお、大成果を証することができます。

六万年前の昔に返れば、過去に犯した数々の罪に悩まされることはありません。

世の中はもとより根っからの悪人はいません。

ところが厳として悪事を行っている事実があり、悪の結果として表われているのは一体どのようなわけでしょうか。それは愚盲な人があまりにも多いからです。

結果的に悪くなったり、また今、悪事を働いている人でも、悪を行っていると気づかない場合もあります。

なぜなら良い動機と思って行っても悪の結果にもなり得るからで、結果を見透す眼が開かれていないから判断力に乏しい訳で、もし心眼が点破されていたならば、いかにして過去の宿命を贖い、いかにして未来を切り開いてゆくか自ら判然となります。

その嗅ぎは速やかに明師に逢って指点を受けることです。

定まった命を背負って出生してきたのが宿命であるなら、勤勉奮発(勤勉奮発)や堕落退廃(だらくたいはい)によって変わってゆくのが運命です。

もって生まれ定まった宿命はなるほど避けられないでしょうが、過去により良く自分を勤修練磨(健修練磨)していたならば現在の境遇は、ずっと好転しているはずであり、違った運命の星の下にうまれていたわけです。

過去の世に散乱した心をもっと修養したり、収拾していたならば、今世の智能的働きはもっと冴え聡明であり、暗黒にとらわれて途惑うこともなかったはずです。

つまり前世においてすでに今世の原因を積んでいたことが分かれば、今生の心の持ち方が来世の良しあしを決める基礎であることも分かり、今に永遠の解脱法も得られることが理解できます。

昔、降生当時が第一天性であり、輪廻転生してきたのが第二天性であるから、第二先天性はわれわれの意思によって開拓できることが察せられます。

天道降生に遭(めぐ)り会えるのは、このような決意を容易にならしめ、直指人心(じきしじんしん)・見性成仏(けんしょうじょうぶつ)に至らしめられることに等しいのです。

しかし、運命は開拓によってよりよく改められるといっても、可能な人と不可能な人と早晩の違いがあります。

素直と純真に一貫せる熱心さが備わっていれば、第二先天性のもたらした宿命をなお一層良い方へ導き、大好転を獲得できますが、怠惰・傲慢・卑屈の性格を兼ね備えてしまうと、向上が不可能だけはなく、悪の連鎖反応を起こして、いよいよ悲惨な末路を辿(たど)らねばなりません。

正しい法を得れば、すべての宿命や運命を素晴らし方向へ改変することができるのであります。

続く


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済渡の心構え 応用 十二

2024-01-07 19:34:57 | 済渡の心構え

十二、新旧相和して、新時代の道體を築くべし。

先覚は正論を述べるも新説に耳を傾け、後覚は大論を語りても旧説に心を砕きて綜合融和すべし。

両者共に雅量柔軟心を養い、無私の精神にて天意神訓に絶対的に忠誠なるべし。

続く


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性理題釋~五十四、回光返照

2024-01-07 19:31:13 | 性理題釋

五十四、回光返照

後天に於いて人は、思念が多いのでありますが、思いを外に向けると則ち順(したが)い、思いを内に向けると則ち逆らうのであります。

故に順行すれば鬼となり、逆行すれば道をなすのであります。

言い換えますと、外に放つと鬼をなし、内に収めると聖をなすのであります。

人々に修道をお勧めするのは、即ち心を回すことを申しますが、心を回すとは則ち外に向かっていた思いの向きを内に回す事であり、これを回光返照と申すのであります。

少しでも暇があって、もし敢(あ)えて此の裡(なか:明師指点の場)に心を収めて、人我の両相を忘れ、一念を保つならば、即ちこれ苦を離れ楽を得る方則であります。

仏教の経典に『二十六時中、念々莫離這個(ばくりしゃこ)』と申され、二十六則ち十二時中、一念一念は這個(明師の一点)を離れることなきようにと申されました。

孔子様は『学びて而して時に之を習う』と申し、学びて而してとは即ち明師の指点一穴で、時に之を習うとは、常にこれを守ることを申されました。これはすべて人々に心を収める修行法を行うように説いたのであります。

故に道に志す方は、これに注意しなければなりません。

続く


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