真説・弥勒浄土      

道すなわち真理の奇蹟

家人経(二)

2023-10-02 19:24:51 | 家人経(家族経)

家人経(二)

師尊様曰く

あなたは混乱しているのではないか。

場所が変わっても修道のことは変わることはない。

家人と一緒に修道したいか?なのにいくつも省略している。

(1)家人はあなたのやっていることを認めているか。

(2)あなたは家人のやっていることを認めているか

(3)あなたは本当に家人と思っているか。

一緒に修道することを要求しない。

本当に家人であることを要求する。

子供に父母と思わせること、生活の中に溶け合わす。

現実逃避であることを認めるべき。

あなたは既に修道している。あなたの家人もあなたの修道に適応している。

あなたもあなたの一定の要求を受け入れるべき。

あなたは家人を愛している。

家人のために努力していることを感じさせるべき。

ただ道親を大切にしているのは家人の為だと理解させるべき。

自分の家人は一番悪いわけでもない。

人を羨ましい、怨む気持ちを持つ必要はない。

各家人は必ず各家人の方程式があるはずです。

自分の家人に対して信ずる心を持ちなさい。

自分の道親に対して百語の言葉を話すよりも、道親達はあなたの家人の中に本当の道を見ることができます。

ここで皆さんに励ましたいことは、もっと感恩する環境は必ずしもリラックスする環境ではない。

あなたに深刻な印象を持つ人は必ずしも一番いい人ではない。

苦しみの中に必ず甘味が残っています。

あなたがゆっくり味わい楽しむことを待っています。

乾道(男)坤道(女)の尊卑は言わない

一つの民族の習慣性、それは各時代を経過して形成してきた。

例えば男尊女卑は今度の世代によって自ら創り出したものではない。

それは前の時代の習慣を基本に学んだもので、それが次の時代の基本を形成してしまう。

その印象の中で影響力を発揮してしまう。

既に印象は彫刻によって得られたものであれば彫刻によって変えることができるでしょう。

もし男の子が小さい時から女の子にぬいぐるみを抱っこして遊ぶのを教えられたら、女の子が小さい時からウルトラマンになりなさいと教えられたら、どのような人間になってしまうか。

今の現象とは異なってしまうでしょう。

(1)泣いてはいけませんと言って育てれば、男の子は自分の能力を現す力を失ってしまうでしょう。

(2)従いなさいと言って育てれば、今日の女性達のように何もかも呑み込んでただ生きるだけの生活になってしまう。

あなた達の生活が可愛そうなだけではない。

すべての人類はもう何世代も可愛そうな生活を送ってきました。

今日、修道する以上、平等の真儀を理解しましたか。

すなわち、それを転ずることを理解すべきです。

何世代伝わってきた観念を転ずることを理解し、互いの修道環境をますます溶け合うことができるよう作りあげましょう。

この国は最初から男尊女卑の観念を持っていると思うか。

日本公元三世紀の時の国のリーダーはほとんどが女だった。

外来の思想と封建制度により影響された。

人類に元々このような種族、性別の差別は存在していない。

続く


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第三章 天性の変化と修法 (九)識神・鬼魄・濁精・遊魂・妄意の五物について

2023-10-02 19:23:19 | 天道の淵源

(九)識神・鬼魄・濁精・遊魂・妄意の五物について

識神・鬼魄・濁精・遊魂・妄意の五物が我々の生活に及ぼす影響は大きく、用い方の違いによって吉凶禍福と異なった運命を招いてしまうのです。

以下に五物の性質を説いて参考に供します。

修行をされてゆく上において、裨益(ひえき:補い、助けになること)になればと思います。

(1)遊魂

これは数多くの輪廻を経歴してきたもので、人となるのも、悪魔となるのも、遊魂次第であり、善悪を行って聖賢・罪人となり、あるいは畜生動物と形が変わるのも遊魂がもたらした結果なのです。

遊魂は我々の体が生まれない前から来て、気がいまだ絶えない前に去ってしまいます。

懐胎月満ちて出生の時、口鼻から気が入って大きく泣く一声で、霊魂は玄関を通じて体内に入ります。

遊魂が一度竅(きゅう:穴から入る)すると、後天木性の気を受け、先天五行の気の元性と後天の命が相融合します。

泣かなければ成りません。

それが遊魂がいまだ入体しないと、たとえ元性であっても、単独では存在できないからです。先天性が真ならば後天命は仮になる訳です。

仮が真によって尊坐すると同時に、又、真も仮に世ララければ現世に留まることはできません。

ここに始めて後天の命となり、人の心と変わります。

(2)気魄

これは血液の霊気を借り、後天の金性の気を受けて凝結します。

生まれて七十七、四十九日目に始めて全うされ、生活の推進力になり、意志を固める力となります。

死後、七十七,四十九にして始めて滅び去る性質のものです。

俗に「亡者に七十七,四十九日の期あり」と言われているのはこれ故です。

よく魄力に富むとか、気魄に充ちるとか言っていますが、これも気魄の動きを指しています。

人によって旺盛であったり、衰弱したりしますが、これは精神の安定、不安定を大きく左右します。

遊魂は滅びずに絶えない輪廻を繰り返しているのに比べて、気魄は体に従って生まれ、体に従って消滅します。

つまり、個性という枠の存在となっています。

(3)識神

これは後天・火性の霊気によって生じたのですが、源は魂からでたのです。

識とは意識・記憶の意味ですが、釈尊は五蘊(ごうん:色・受・想・行・識)の心意の変化過程の中に識を終わりに置いています。

識神の本質は決して悪ではありませんが、過去と現在に経験したことで、善行の意識や記憶よりも悪と罪の方が遥かに多く刻まれているようです。

悪の力は強く、また忘れがたいので、これが苦厄と煩悩の種となっている故に、浄化して正しい識見を持つべきだと説いています。

識神は二つの極端性を持っています。

一つは、官能の赴くままに欲望と快楽に耽(ふけ)りたいという識念です。

これは卑しく低級で無益です。

一つは、自分を苦しめるのに夢中になってゆくことです。

不必要な卑屈感に落ちたり、強い精神分裂症に罹(かか)ったり、幻想にとらわれてしまったりして、自分を失ってしまいます。

これは下等で愚かしいことです。

この二つの極端を捨てて中道(天道)を悟れば、元神に返れます。

そうすれば、高い認識と深い洞察力が得られます。

(4)濁精

これは、後天・水性の霊気を受けて生じたのですが、元は魄から出たものです。

淫念や性欲の強い人、あるいは残忍性の欲望を抱く人は、この濁精を最も濃厚に持っている人です。

五臓・六腑から分泌される津液(じんえき:血以外のすべての体液の総称)や淫念や生理によって排泄される精血は、ともに濁精の部類に入ります。

これらが体内において調和や平均が欠けてしまうと魄力が衰え、元神が昏(蔵)くなります。

魂が動揺を来してしまいます。

中世欧州では、人間の体質をきめるには四つの体液があり、その混合の割合から種々の違った体質・気質の人間ができることを発見しました。

その一つに膵臓(すいぞう)から分泌する憂愁液(メランコリック)という液体があってこの液体の割合が大きい人は精神的に不安定で脅えやすく、感情や気分が急激に極端な変化をおこし、一度ある感情にとらわれると、それに夢中になって前後の見境がなくなってしまうことを明らかにしました。

この欲求不満の状態が感情の不安定へと発展してしまうのも、濁精の不均衡による作用からくるのです。

(5)妄意

これは後天・土性の霊気を受けて生じ、種々の顧慮(こりょ:深く考えて、それに思いをめぐらすこと)なり、思考や動作を発令するので、精・神・魂・魄の四物を使役する主的存在です。

物事はすべて心意から起こり、心意に基づき心意から成り立ちます。

もし、心意が穢れてしまうと言行が歪曲して苦悩や煩悩が後からついてきます。

ちょうど、車を引く牛の後に車がついてくるように離れないでしょう。

その反対に心意が清らかになり、無一念・無一物の境地に至れると、幸福と平安がついてきます。

ちょうど、影が我々に付き添って離れないのと同じです。

怨恨に対する復仇(ふくしゅう)の執念も意から出るものであり、恩義に対する感謝の一念も、意から発したものです。

喧嘩をおこすのも、仲良くするのも、それぞれみんな意念の働きによって決まるのですから、たとえ小さな動きでも重要な結果を生むことになります。

これらは皆我々の出生後に附着してきたのですから、これを後天命と言います。

この後天五物を得道によって正しい先天の五元・五徳の本善の性に還源すべきであります。

 続く


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十大願~八、洩漏天機:天の機密を漏洩(ろうえい)し

2023-10-02 19:21:40 | 十大願

洩出眞機天命傳 眞機を洩出(えいしゅつ)して天命を傳(つた)え

漏顕分明辨収圓 顕(あきら)かに漏(もら)し分明(ぶんめい)させて収圓(しゅうえん)を辯(べん)す

天意應時仁風挽 天意は時に応じて仁風(じんぷう)を挽(ひ)き

機會難逢非偶然 機会は逢い難く偶然に非ず

解:

現在天道がこの世に降されて、その眞機を漏らし、人々が得られるのも、天命によって伝えているのです。

そして貴い三宝も漏らし道理が明らかになるのも、済度を速やかに行い、円満に収める為です。

天意は斯の時に応じて仁風を播(ま)き、人々の心をもとの純善に挽回するためであるから、この佳(よ)い機会に逢うのは二度となく、また偶然でもないのです。

金剛経第六分正信希有(こんごうきょうだいろくぶんせいしんきゆう)で世尊は云うに『後(のち)二千五百年にこの正法を得られて修持(しゅうじ)する人は、一佛二佛三四五佛もの長い間に種(う)えて来た善因よるものだ』と言っています。

一、道をあれたのは幾世を歴(へ)て種(う)えて来た仏縁よるもので、その人の善根厚いからす。

求道した後に幸いにも天機の三宝 得られたので、応(まさ)に厳守居なければりません。

所謂(いわゆる):伝道の明師は天より選び、豈(あに)人の間で妄(みだ)りに伝心するや。

天機は洩らすべからずに非ず。唯(ただ)明師なる人方(はじ)めて伝う。

二、犯しやすい缺点(けってん)

1,言語を慎まず:三宝を漏洩し、天機の密宝を隋意(ずいい)に談(かた)り、道を求める時に誓った言葉を忘れている。

2、人が言えば又言う:三宝はもう洩らしたからと思い、自分も談(かた)れば天機の作用は失われてしまう。

他人(ひと)が漏洩すればその人は罪過(ざいか)を担い。吾が洩らせば自分がその罪過をになわなければならない。

3,三密の眞伝は天命の眞伝を含んでいて、並びに道統の眞伝と連なり、また直指見性(じきしけんしょう)、見性成仏(けんしょうじょうぶつ)の心法も含まれている。

故に文章による漏洩は只(ただ)文字名相(もじめいそう)のみで、眞道の実相は文字には漏らせない。故に語るべからず。

4,三宝はその外面の名相音声(めいそうおんじょう)を視(み)るだけでなく、その価値を判断しなければならない。

天機の意義はもと悟ると悟らずの間に在りて、能く悟れる者は天機は天機に非ず。

悟れずの者は『心を引いて心を会(さと)らす』こと能(あた)はずして、やはり天機は天機である。

はじめて道を求め三宝を得るのは『引導法』で、是は一種の必ず経過する形式で、已(すで)にさとり得た者は、まさに自性の眞佛を悟り、心は太虚(たいきょ)を体(さと)し、始めて代々の祖師、諸々の聖佛の以心伝心(いしんでんしん)の妙法が知れるのです。

故に言語を慎み事にあたるのが、誠(まこと)の修道者です。

続く


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【和訳】日本からの挑戦、新潟から来たチビユニティがゴールデンブザーを獲得! | AGT 2023

2023-10-02 18:33:03 | ONEメッセージ

【和訳】日本からの挑戦、新潟から来たチビユニティがゴールデンブザーを獲得! | AGT 2023


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【Ray:易経は伏羲(ふくぎ)が万物化育を顕したもの!】タイムトラベルは実在した?この世の仕組みすべてを知る神様の設計図『易経』

2023-10-02 18:14:26 | ONEメッセージ

道を得た者は、春分に一年の易の卦(先天:根源創造主が威明した)を学ぶことから始めます。

世間の占いと違って、その年の天の道理(万物の化育)を教えます。

伏羲

 伏羲は対で下半身が蛇

タイムトラベルは実在した?この世の仕組みすべてを知る神様の設計図『易経』


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