ニルヴァーナへの道

究極の悟りを求めて

注目の新刊

2007-12-25 23:19:12 | 
わたしが注目している評論家の一人である副島隆彦氏が新刊を出されたようです。
氏のサイトに紹介されています。
http://www.snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi

『中国 赤い資本主義は平和な大国を目指す』(ビジネス社)

<目次>

第1章 人民元(じんみんげん)の時代

まえがき…-2
人民元の買い方…-13
中国株の買い方…-16
天津の証券会社で見た現地の過熱ぶり…-22
中国はそう簡単には崩れない……26
エネルギー問題も日本の技術で解決する…-31
2008年から、いよいよアメリカの世界覇権が衰退を始める・…-40
領土問題は国家間の話し合いで解決すべき問題である…-44
アメリカ発の大暴落、その時中国は?…-50
アメリカや日本こそ統制経済を行っている…-53

第2章 中国「赤い資本主義」の深層

やはり中国は覇権を求めて進んでいく…59
中国が日本の「富国強兵」「近代化」に注目するわけ…-66
中国台頭の目的は13億人の生存のため…-74
中国は共産党と資本家たちが治める階級社会だ…-78
独裁者・毛沢東の暴走の歴史…-83
文化大革命を体験した中国人に恐いものなどない…-88
日本人は中国人と対等につき合えばいい…-92
争乱の時代なら、中国はためらわずに武力行使する…-94
他国の人工衛星を撃ち落とす権利がある!?…99
「義」の思想が分かれば、中国人が分かる…-100
民衆支配の思想「儒教」を中国人は憎んでいる…110
「無関心」という中国人の本質…-15

第3章 中国急成長の歴史と原動力

すべては郡小平(とうしょうへい)から始まった-…-125
中国は共産主義を捨て、個人が富を追求する国になった…128
いずれアメリカはアジアから去っていく…-131
今こそ日本の国家戦略を示すべきだ…-133
中国の現在…136
中国は2000年に大変貌を遂げた---137
中国が分裂、崩壊する可能性はない…-139
華僑の力…142
中国経済はバブルか?…-143
急激な成長は1990年から始まった……150
中国の発展に客家は不可欠だ…-153
世界中の華僑資本が中国に流れ込んだ…156
郡小平の南巡講話から始まる…-158
成功した深別モデルを全土に展開する…168
1997年から中国の東アジア経済属国化は始まった…170
中国の腐敗は不動産業の構造にある…174
不動産不正投資のカラクリ…-175
中国の大きな政界対立図…-184

第4章 暴落を乗り越え、着実に中国は昇っていく

中国が絶対に譲らない2つの政治問題……191
政治問題で日本が遠慮する必要はない…198
農民たちの暮らしは今も苛酷だ…200
きれいごとで事実を隠すな!…201
本当の中国の姿を私たちは知らない…206
「中国人は将来の心配などしない」…210
最も深刻な問題は水…212
1ドル=60円=2元時代がやってくる…213
不動産価格暴落の可能性…216
注目すべき主な中国株の銘柄、…220

第5章 世界覇権戦争が始まった

イスラエルVS中国世界覇権を巡る暗闘…231
イランに核技術を渡したのは中国か?…233
中国のエネルギー政策…235
ユダヤ人の反撃が始まる…-237
博打と金儲け好きの中国人が、なぜ共産主義に騙されたのか?…-238
あとがき…242

副島氏の掲示板には、著者が次のように宣伝しておられます。
かなり短期間で書き上げた本のようですが、かなり手ごたえを感じておられるようですね。

「それから、私の新刊本の宣伝である。私が、この3週間、何をやっていたかというと、この『中国 赤い資本主義は平和な帝国を目指す』(26日刊、ビジネス社)を書くことに没頭していた。私、副島隆彦が没頭して書き上げた本の威力(いりょく)を、軽視出来る者がいたら、お目にかかりたい。

私は、日本の国家戦略家(ナショナル・ストラテジスト)としての自負と矜持(きょうじ)において、この本を書き上げた。私の初めての中国研究本である。かつ突貫工事での仕上げである。これほどに自分の脳を酷使したのは久しぶりである。私は、自分の脳にものすごい自信を持った。「遂に、やり遂げたぞ」という感じである。

 この本は、私の「現代アメリカ政治思想(の全流派の)研究の本」(私の主著)に続いて、ついに、私は、私にとっての長年の暗黒大陸(あんこくたいりく)であった中国に遂に、踏み込んで、そして、緒戦(しょせん)の闘いで勝利した。悪戦苦闘の果てでのことだ。一気に、構造体としての「中国全理解」を私は、組み立てて、そして達成した。」

これからの中国を考える上で、大いに刺激を受ける本ではないかと感じています。
この本は購入します。
そして、読後感などをまたここに書き込んでみたいと思っています。



 

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