「幸福の科学」の本質は、現世利益を徹底して追求した宗教だ。その程度のことが未だに分かってない人が多い。
http://sinzinrui.blog.so-net.ne.jp/2010-03-28-1
ということです。
確かに、最近の大川さんの本を読んでいると、そんな感じがします。
現世利益を徹底的に追求する宗教の設立者である大川さんの最近の「創造の法」の中に、大川さんの日々の知的生活法が書かれていて非常に興味深い。
その中に、英語学習についても書かれている。
「一日の時間は限られているので、私は英語の勉強と読書を同時にやっています。
本は目で読み、英語は耳で聴いています。CNNやBBCをよく見ているのでですが、テレビだけを見ていては時間が惜しいので、テレビをかけながら本を読んでいます。テレビは、ときどきチラッと画面を見るだけでよく、あとは、音声を聴いていれば、だいたい内容は分かります。印象的なシーンをチラッと見てチェックすれば、全体をだいたい把握できるのです。
そのように、「チラチラとテレビを見ながら本を読む」というかたちで並行処理をすれば時間が増えるわけです。
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私は、英語の勉強とコウスティング(気晴らし)の両方を兼ねて、外国映画をよく見ています。それを見ると、英語の勉強にもなりますが、幸福の科学でも映画を作っているので、映画制作のほうの勉強にもなります。」
CNNやBBCや外国映画を聴いたり見たりすることによって、大川さんは、英語学習をしているとのことですが、CNNやBBCは衛星放送が充実しているため現在では日本にいながらにして手軽にCNNやBBCを視聴することができ、英語学習者にとっては、夢のような環境になっています。これを利用しない手はないですね。
又、ここに書かれているように、大川さんは、熱心な読書家であり、かなりの量を読んでいることが分かります。その中には、もちろん、英書も含まれるでしょう。どのような英書を読んでおられるのか、そこまでは、いままでの本の中に書かれていないようなので、できたら、次回の本の中では、どのような英書を読まれいるのか、書いてほしいものです。
アメリカのグーグル副社長、日本法人社長村上憲郎さんは、「村上式シンプル英語学習法」(ダイヤモンド社)というベストセラーを出して、日本の英語学習者に大きな影響を与えているが、その中でも、特に英語の語彙の重要性を力説しておられる。やはり、英語の力は語彙力というわけですね。そして、さらに、読書の重要性も力説しておられる。基本的な語彙力をつけたならば、さらに、膨大な英書の読書によって、語彙力と共に総合的な英語力を増強してくべきだ、ということです。
では、なぜ、村上さんはそんなに年間200冊もの本(2割は洋書)を読むのか?
「読書によって、単線の人生が無限複線化する。・・・・私の中にライフワークがあるんですよ。人工知能、量子コンピューター、そして原始仏教。つまり、<私とは何か><モノがここに存在するとは何か>といったことです。」
AERA ENGLISH 2010.3より
なるほど。単線の人生が無限複線化する、ですか。いい言葉ですね。
大川さんの旺盛な執筆力の秘密も、膨大な読書量にありそうです。