ニルヴァーナへの道

究極の悟りを求めて

オウム、アーレフ関連ブログの盛況

2006-10-29 03:49:51 | カルト

最近、オウム関連のブログが作られて、それらはかなり盛況である。
やはり、面白い記事は、注目を集めるものだ。
わたしも、オウムに関心を持つ人間として、楽しみに読ませてもらっている。
白龍さんはかなり古い在家のアーレフの信徒さんだそうだ。
それにしても、よくもまあ、いままで在家信徒を続けられたものだ。
わたしは、ただただ、その持続力、その不屈の忍耐力に感心するのだ。
これこそ、賞賛に値するのではないか?
まさに、超能力ではないか?
あれだけの大事件を起こし、教祖を始め幹部の多くが逮捕され、教祖は死刑が確定し、幹部の多くも死刑判決を受けている。
世間からは、殺人カルト、インチキ宗教、として徹底的に叩かれながら、それでも、アーレフの在家信徒として、社会生活を送ることは、どれだけの不利益をこうむることか、考えてみるだけでも、ぞっとするではないか。
そして、いかなる批判、罵詈雑言、圧迫にも耐えることができる忍耐力こそ、オウムから得られた財産ではなかろうか・・・・。

 三島由紀夫は「反革命宣言」の中で、こんなことを述べている。

 「われわれは民主社会における神である世論を否定し、最終的には大衆社会の持っているその非人間性を否定しようとするのである。
 では、その少数者意識の行動の根拠は何であるか。それこそ天皇である。」

 白龍さんの信仰を見ていると、この三島の文章の中の「天皇」を「真理」と置き換えて読むと、白龍さんの信仰の根拠がよく理解できるように思える。まあ、信仰とはこういうものだろう。世間の価値観を超える超越世界を目指すものだからだ。

だが、しかし、最近のアーレフの分裂騒ぎや、教祖のていたらくを見ていると、だんだん、白龍さんが今まで「真理」だとして信じてきたオウムの教義に疑問を感じるようになってきているという。