国際社会では、謂れ無き非難に対しては、沈黙は許されない。沈黙はその非難を認めたことになるのだ。今まで、日本人は、あまりにも反論しないできた。そのツケが、今、回ってきているともいえるだろう。ホロコーストであるアメリカの原爆投下に対する非難をかわす目的でデッチあげられた「南京大虐殺」という壮大なデマを、今まで、日本人はあまりにも素直に信じすぎてきた、あまりにも、「おめでたい」国民であったと私は思うが、今、ネットの普及により、ようやくマインドコントロール状態が解け出し、急速に変わりつつある感じがする。腹が立つのは、何故、外務省は、今まで、反論しなかったのだろうか、ということだ。本当にそんなことを信じているのだろうか。勉強不足もはなはだしい。ハッキリ言って税金泥棒だ。外交の最前線で、日本の国益と名誉と存亡をかけて、命がけで闘う組織であらねばならない。いままでのようなぬるま湯的体質では、とても、現代の熾烈な国際政治の場で、外交を託すことはできない。日本を精神的根無し草の国に導くだけである。
今度、あまりにもだらしない、事なかれ主義の外交当局に代わって、民間の外交評論家の加瀬英明氏が、ニューズウィークの英語版で、「南京大虐殺」「従軍慰安婦」の嘘に対して、反論文を書かれた。英語版だから、かなりの反響を呼んでいるようです。そのことを、「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 で、宮崎正弘氏が、読者の声に対するコメントで、書かれています。読者の声と共に、宮崎氏のコメントも転載させてもらいます。
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(読者の声1)在米読者ですが、この地におけるの学者達や民主党員、カリフォルニア州出身の友人の話を総合しますと、マイク・ホンダ議員は、どうも一般のアメリカ人にとっては、全く無名の存在であり、彼の非難決議も一般のアメリカ人の民意からは相当かけ離れているようです。
リヴェラル系のマスコミが、反日プロパガンダをかなり流しているにもかかわらず、一般のアメリカ人の好奇心や、反日感情の醸成は本国の方々が考えておられるよリ、はるかに低いと思います。
むしろなぜ日本人はそんな事に関心をむけるのか? というのが、だいたいのアメリカ人の反応になるかもしれません。(反日中国人や反日韓国人、リヴェラルが多い地域は、また、違う光景が見られると思いますが。)
小生が感じますに、現在、だいたいのアメリカ人の関心は自身の日常生活を除けば、中東問題と来年の大統領選挙にあり、マイク・ホンダの決議内容自体、一般のアメリカ人の民意から程遠く、興味関心をもたれることは一部の連中を除いてほとんど無い様に思います。
素人の愚考ですが、ホンダ議員とその一味は、自身の決議に関して一般のアメリカ人の関心がほとんど無いであろう事は、知っているだろうと思います。
それでもあえて行なおうとする目的は、おそらく既成事実を造り上げて段階的にアメリカ国内における反日機運と法的な反日の機構を作り上げていくこと以外に、アメリカ内における世論誘導の実験データの収集と日本の反応を知ることに在るのではないかとさえ疑いたくなります。
そう考えた場合、ホンダ本人がどう考えているかは分かりませんが、今回の反日決議提出もアメリカ国内での反日プロパガンダ浸透によるアメリカ世論誘導の過程、データ収集とそれに対する日本の反応を調べる為の一種の段階的な実験という側面も出てくると思います。(そう考えれば、ホンダ自身も実験に使われている哀れな被検体であると言えるかも知れません。)
(TS生、在米)
(宮崎正弘のコメント) 関連して特報があります。
外交評論家の加瀬英明氏が『NEWSWEEK』(世界共通版)に英語で反論を書かれました。いま、世界中で大きな反響がおきております。なにしろ、この週刊誌は
『TIME』につぐ世界的影響力がありますからね。
「目から鱗」という反応が米国で相当ある由。また韓国では目をつり上げての大騒ぎに発展している由です。
同誌は世界中に翻訳版がでています。ハングル語、中国語、スペイン語など。
日本語版『ニューズウィーク』は来週号に、この翻訳全文が掲載されます(来週水曜日に発売予定)。
中国語版にも、この加瀬さんの反論が果たして中国語にも翻訳されて掲載されるか、どうか、見物です。
以上、速報です。
■「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成19年(2007年) 3月30日(金曜日) 貳 より
宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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このニューズウィークの加瀬さんの反論文を、今日の覚え書き集めてみましたさんのブログで翻訳してくれています。
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/5b392ea093103f5c060776dd3cd277e9
今度、あまりにもだらしない、事なかれ主義の外交当局に代わって、民間の外交評論家の加瀬英明氏が、ニューズウィークの英語版で、「南京大虐殺」「従軍慰安婦」の嘘に対して、反論文を書かれた。英語版だから、かなりの反響を呼んでいるようです。そのことを、「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 で、宮崎正弘氏が、読者の声に対するコメントで、書かれています。読者の声と共に、宮崎氏のコメントも転載させてもらいます。
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(読者の声1)在米読者ですが、この地におけるの学者達や民主党員、カリフォルニア州出身の友人の話を総合しますと、マイク・ホンダ議員は、どうも一般のアメリカ人にとっては、全く無名の存在であり、彼の非難決議も一般のアメリカ人の民意からは相当かけ離れているようです。
リヴェラル系のマスコミが、反日プロパガンダをかなり流しているにもかかわらず、一般のアメリカ人の好奇心や、反日感情の醸成は本国の方々が考えておられるよリ、はるかに低いと思います。
むしろなぜ日本人はそんな事に関心をむけるのか? というのが、だいたいのアメリカ人の反応になるかもしれません。(反日中国人や反日韓国人、リヴェラルが多い地域は、また、違う光景が見られると思いますが。)
小生が感じますに、現在、だいたいのアメリカ人の関心は自身の日常生活を除けば、中東問題と来年の大統領選挙にあり、マイク・ホンダの決議内容自体、一般のアメリカ人の民意から程遠く、興味関心をもたれることは一部の連中を除いてほとんど無い様に思います。
素人の愚考ですが、ホンダ議員とその一味は、自身の決議に関して一般のアメリカ人の関心がほとんど無いであろう事は、知っているだろうと思います。
それでもあえて行なおうとする目的は、おそらく既成事実を造り上げて段階的にアメリカ国内における反日機運と法的な反日の機構を作り上げていくこと以外に、アメリカ内における世論誘導の実験データの収集と日本の反応を知ることに在るのではないかとさえ疑いたくなります。
そう考えた場合、ホンダ本人がどう考えているかは分かりませんが、今回の反日決議提出もアメリカ国内での反日プロパガンダ浸透によるアメリカ世論誘導の過程、データ収集とそれに対する日本の反応を調べる為の一種の段階的な実験という側面も出てくると思います。(そう考えれば、ホンダ自身も実験に使われている哀れな被検体であると言えるかも知れません。)
(TS生、在米)
(宮崎正弘のコメント) 関連して特報があります。
外交評論家の加瀬英明氏が『NEWSWEEK』(世界共通版)に英語で反論を書かれました。いま、世界中で大きな反響がおきております。なにしろ、この週刊誌は
『TIME』につぐ世界的影響力がありますからね。
「目から鱗」という反応が米国で相当ある由。また韓国では目をつり上げての大騒ぎに発展している由です。
同誌は世界中に翻訳版がでています。ハングル語、中国語、スペイン語など。
日本語版『ニューズウィーク』は来週号に、この翻訳全文が掲載されます(来週水曜日に発売予定)。
中国語版にも、この加瀬さんの反論が果たして中国語にも翻訳されて掲載されるか、どうか、見物です。
以上、速報です。
■「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成19年(2007年) 3月30日(金曜日) 貳 より
宮崎正弘のホームページ http://www.nippon-nn.net/miyazaki/
◎小誌の購読は下記サイトから。(過去4年分のバックナンバー閲覧も可能)。
http://www.melma.com/backnumber_45206/
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このニューズウィークの加瀬さんの反論文を、今日の覚え書き集めてみましたさんのブログで翻訳してくれています。
http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/5b392ea093103f5c060776dd3cd277e9