ニルヴァーナへの道

究極の悟りを求めて

ラリーキングライブインタビューにスティーブンホーキングが登場

2010-09-17 20:47:19 | 英語

英語を学ぶ日本人にとってラリーキングライブインタビューは最高の目標ですが、その番組に話題の書「ザ・グランド・デザイン」を出したホーキングが登場しました。

そんなに難解な語彙を使っているのではないのですが、内容が高度なのですね。平易な語彙を使いながら、高度な内容を述べる、ということが、レベルの高い人の特徴ではないかと思っています。

今回のラリーキングライブに登場する人たちの話を聞いているとそのことを痛烈に感じますね。

カトリック神父やインド哲学を基本に置いている精神的指導者ディーパクチョプラが、ホーキングやホーキングの共著者の哲学と自分たちの哲学とどこに違和感を感じるのか、あるいは、どこが賛同できるところであるのか、非常に分かりやすく、視聴者に伝えている。

何故われわれは存在しているのか、なぜこのような宇宙が存在しているのか、人間や宇宙の根本問題を論じる人たちの姿を見て、久々に知的興奮を覚えました(笑い)。ラリーキングの番組は興味のないものも多いが、時々、こういう番組もあるから、チェックを怠らないようにしています。

この番組に知的興奮を覚える人は、この番組を英会話の教材として使ってみたらどうでしょうか。私もさっそく、トランスクリプトをプリントアウトして自分の英語教材として使っています。

「宇宙の解明に神は不要」 ホーキング博士が番組出演

http://www.cnn.co.jp/world/30000184.html

2010.09.12 Sun posted at: 11:34 JST

 (CNN) 「宇宙の誕生を説明するのに神は必要ない」――新著「ザ・グランド・デザイン」で議論を巻き起こしている英物理学者スティーブン・ホーキング博士(68)が、10日放送のCNNのインタビュー番組で改めて持論を展開した。

ホーキング博士はインタビューで、「神は存在するかもしれないが、科学は創造主を必要とすることなく宇宙を説明することができる」と述べた。また、新著が宗教界などから強い批判を浴びていることについて問われ、「かつて宗教の領域とされた質問も、科学が答えられるようになってきている。科学による説明は完璧で、神学は必要ない」と繰り返した。

新著については「宇宙の仕組みやその中でのわれわれの位置を、より広い視点からとらえようとする試みだ。これは人間の基本的な欲求であり、われわれの心配事も大局的に見ることが可能になる」と強調した。

また、こうした考えの背後には、無から生まれた多数の宇宙の存在を認める「M理論」があると述べ、タイムトラベルができたら将来へ飛んで、M理論が本当にすべてを説明できるのかどうかを確認してみたいと話した。

ホーキング博士は45年前に筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、車椅子と音声合成装置の助けを借りて研究活動を続けている。博士はインタビューで、闘病生活は「順調だ」と語った。

 Larry King Live - Stephen Hawking, Leonard Mlodinow, Deepak Chopra, Robert Spitzer - Part 1 of 3

Larry King Live - Stephen Hawking, Leonard Mlodinow, Deepak Chopra, Robert Spitzer - Part 2 of 3

Larry King Live - Stephen Hawking, Leonard Mlodinow, Deepak Chopra, Robert Spitzer - Part 3 of 3

■この番組のトランスクリプト

http://transcripts.cnn.com/TRANSCRIPTS/1009/10/lkl.01.html


現内閣は新左翼政権か?

2010-09-05 14:13:14 | 憲法

チャンネル桜は今、ネット上で、静かに注目されており、かなり影響力を持つと言われています。その秘密は、タブーを廃し、真実を追究していくという、本来のジャーナリズム、メディアが持つべき使命を果たしていこうとしている姿勢にあるのではないか。このような貴重なメディアを先日の民主党の代表選のための共同記者会見の会場から排除してしまったようですね。
自分が気に入らないメディアは排除してしまえという民主党の本性が現れてきたということか?新左翼内閣なら、こんなことはさもありなんと思えるのであるが・・・・・・。まあ、こんなことも、小沢総理が誕生すれば、あっさり解決される問題だとは思うのですが・・・・。少なくとも、上杉隆氏の記事を読んでいる限りでは・・・・。小沢氏の目指すものは、官報複合体の解体にあるということで、従来の閉鎖的な記者クラブ制度などは真っ先に斬られる運命にある。だから、今、マスメディアは自己の既得権益死守のために必死で小沢批判をくりひろげているということなのでしょう。

■小沢一郎ネット会見

http://www.ustream.tv/recorded/9343315


さて、今回の桜の討論会は、民主党の内幕を暴露していて、なかなか参考になりますね。政治主導といっても、中身が新左翼的な、国家解体的なものであるなら大いに問題ありだなあ。まあ、
桜には、こんな「遊び心」があるのも楽しいところです。

1/4【討論!】こんなに楽しい!?共産主義[桜H22/9/4]

2/4【討論!】こんなに楽しい!?共産主義[桜H22/9/4]

3/4【討論!】こんなに楽しい!?共産主義[桜H22/9/4]

4/4【討論!】こんなに楽しい!?共産主義[桜H22/9/4]


小沢一郎タイム誌インタビュー(2)

2010-09-05 10:45:52 | 英語

 

 

http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1885041,00.html

 

TIME: We've seen what U.S. President Barack Obama's administration has done in his first 100 days. If the DPJ takes power in the next general election, what can we expect?

オバマ政権の最初の100日の間にやっていることをわたしたちは観察しています。もし民主党が次の総選挙で政権の座に就いたなら、何が期待できるのですか?

OZAWA: We have already come up with a timetable for actions to be taken after we take power. But the general election has been delayed again and again and again, and so we have not disclosed our timetable yet. As for specific issues ― for example pension reforms and medical insurance reforms and employment issues ― of course we have to deal with those. However, more important is that we have to make fundamental reform in the current government system, in which the government is led primarily by the bureaucracy. We have to replace this with a system in which the politicians take the lead to formulate the policies, make decisions on policies and execute those policies. The current government is totally dependent on and controlled by the bureaucracy. For that very reason, in difficult times like these, even when politicians in the ruling camp want to make changes, they have nothing to do.

わたしたちは政権獲得後に、実行するべき政策の計画案をすでに用意しています。しかし総選挙が何度も何度も先き伸ばされているので、まだわたしたちは政策の計画案を発表していません。具体的な問題ーーたとえば年金改革や医療保険改革や雇用問題ーーについては、もちろん取り組んでいかなければなりません。しかしながらもっと重要なことは現在の政治の仕組みを根本から変えなけkればならないということなのです。政府が主に官僚によって仕切られている仕組みを変えなければなりません。この現在の官僚主導の仕組みを、政治家が政策を立案し、政治家がその政策の可否の決定をし、それらの政策を実行に移すという仕組みに変えていかなければならないのです。官僚主導という現在の仕組みのために、現在のような危機の時代において、政権の座にいる政治家が迅速な行動を取ろうと考えても、具体的な行動が取れないでいるのです。

 TIME: You have long argued that Japan needed to be a "normal" country, a country in which politicians took responsibility. Do you think this is as relevant today?

あなたは以前から日本は「普通の」国にならなければならないと主張してきました。政治家が責任を取る国ということですね。このあなたの考えは現在でも妥当だと考えていますか。

OZAWA: Totally relevant. Without this reform we will not be able to create a new Japan. However, I would like add the following point so that I am not misunderstood. I'm not saying that bureaucracy is unnecessary. What I'm saying is that the basic policy course should be set by politicians. And once the course is set the specific policies are supposed to be implemented by the bureaucrats. That means that the bureaucrats, like the politicians, are supposed to do their own jobs.

まったく妥当します。わたしが今述べた、根本的な改革なくしては、わたしたちは新しい日本を創ることなど不可能なことです。しかしながら私が主張していることを誤解されないために以下のポイントを付け加えたいと思います。つまりこういうことなんです。官僚制度が不要だということではないんです。わたしが言いたいのは、基本的な政策の道筋は政治家によって決められなければならないということなんです。そして、一旦、基本的な方向が決定されたなら、具体的な政策は官僚によって実行されるということです。つまり、官僚は、政治家と同じように、本来の自分たちのやるべき仕事をすればいいのだ、ということなんです。

【コメント】

ここは、最も、小沢氏の哲学が語られているところであり、最も人を惹きつけてやまない哲学であるのですね。

副島隆彦氏は今日のぼやきで次のように語っておられる。

http://www.snsi.jp/tops/kouhou

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小沢革命が断行すべき重要な制度改革は、公務員制度改革である。これだけはなんとしても、法案を提出してすぐに成立させなければならない。あとは、亀井静香・国民新党が悲願にしてきた郵政見直し法( 郵政「再国有化」法で何が悪い。自民党どもよ ) も通さなければいけない。公務員制度改革とは、これまで私たちがしつこく書いてきたとおり、各省の高級公務員(官僚)たちを、叩(たた)きのめすことである。各省ごとに10人ぐらいずついる局長と事務次官、審議官たちを、すべて若い国会議員にすげ替えることである。

 そして、部長級から下にすべての官僚たちをたたき落とすことである。彼らを、政治家たちの、ただの小間使いの、事務公務員に正しく作り変えることである。官僚というコトバをこの国から消滅させることである。官僚支配の息の根を止めなければならない。 彼ら、上級公務員たちを、ただの事務公務員に引きずりおろさなければならない。彼らは制度上、部長(級)にまでしかなれないようにしなければならない。それが、昨年の8月に民主党マニフェストが掲げた、公務員制度改革法である。

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副島氏らしい語り口ですが、私も激しく同意します。

それでは、さらに詳しく小沢氏に語ってもらいましょう。

 日本は本当に民主主義国家なのか

 民主主義国家において、いわゆる三権、つまり、司法・立法・行政という権力のうち、立法と行政という二大機能を政治家が動かすことができるのは、政治家が主権者である国民によって選ばれているからに他ならない。
 僕たち政治家は、選挙によって国民の信任を得た「代表」である。だからこそ、政治に携わる資格がある。それが民主主義の大原則であり、ルールだ。
 考えてみてほしい。
 もし、正当な選挙によって選ばれたことのない人間が政治の中枢に坐っているとしたら、その国は民主主義国家と呼ばれる資格はあるだろうか?
 たとえば、軍事クーデターで軍人が政権を握ったら、その国は「軍事独裁国家」と言われるだろう。また、かつてのソ連は形だけの選挙はあったけれども、実質は共産党エリートが支配する国家だったから、これも民主主義国家とは見なされなかった。今の北朝鮮も、選挙によって選ばれていない指導者がトップにいるから、これも民主主義国家とは言われない。
 こうしたことは誰でも知っているはずなのに、自分の国の政治が事実上、官僚によって動かされてきたことには何の不思議も覚えないのだからおかしな話だ。
 それどころか、「政治家には任せられない。官僚のほうが安心できる」という風潮さえあったのだ。
 これで、果たして日本は「民主主義国家」と言えるのだろうか?
 政治の重要事項を政治家ならぬ官僚が決めてしまうのでは、日本はとうてい民主主義国家とは言えない。むしろ「官僚社会主義」の国家であると言ったほうがずっと実態に近いのではないだろうか。

なぜ、官僚任せではいけないのか

 しかし、こうした僕の話に対して、読者の中には反論する人もいるだろう。
「政治はどこまでいっても結果論だ。これまで官僚が日本の政治を動かしていたのは、民主主義の原則に反していたかもしれないが、それでうまく行っていたのだし、ソ連や北朝鮮のように人権が抑圧されていたわけではない。」
 たしかに、政治は結果論であるのは間違いない。だが、官僚たちがやれば、本当にうまく政治をやれるのだろうか。能力さえあれば、選挙を経ていなくても政治を行う資格があるのだろうか。
 僕はそう思わない。やはりたとえ彼らが優秀であっても、官僚は政治を行ってはいけないのだ。
 なぜなら、官僚には「結果責任」がないからだ。
 政治家は、選挙という場を借りて自分の信念を国民に問う。もし、政治家の信念や政策が間違っていると国民が判断すれば、その政治家は落選する。また、政権与党の採った政策が間違っていたら、その党は選挙で与党の座を失うことにもなるだろう。
 民主主義が他のどの政治制度よりも優れていると言われるのは、こうしたチェック機能があって、つねに権力の暴走を監視するシステムになっているからである。

「小沢主義」92~95pより


小沢一郎タイム誌インタビュー(1)

2010-09-04 15:08:03 | 英語

 

小沢氏の政治哲学には共鳴するところも多い。もちろん、全面的に賛成というのではないが、賛成できるところもあるということですね。 特に、官僚主義からの脱却というところが最も共感できるところです。お上意識を卒業せよ、ということですね。 外交政策に関しては、いわゆる、「吉田ドクトリン」からの卒業、ということでしょうか。そのためには、憲法改正が、どうしても求められると私は思うのですが、この点に関しては、小沢氏は現行憲法でも十分可能だと主張しているのですが、私はこれには賛成できない。 まあ、その他、いろいろあるのですが、去年のタイム誌のインタビュー記事の日本語訳を載せていきながら、書いていきたい。

 http://www.time.com/time/world/article/0,8599,1885041,00.html

TIME: President Ozawa, you've always had a reputation for 25 years as being a man behind the scenes in Japanese politics. Do you want to be Prime Minister?

小沢代表、あなたは25年間、日本政治のなかで、舞台裏の男と言われてきました。あなたは日本の首相になりたいのですか?

OZAWA: I don't say that I really like doing jobs behind the scenes. Rather I'm very much good at, fond of, working at practical things and therefore I don't like to be showy on the stage.

わたしは本当に舞台裏で仕事をするのが好きでたまらない、ということではないんです。むしろ現実的な物事に取り組むのが得意であり、大好きなのです。ですから、あまり表舞台で目立つのは好きではないんですね。

 In responding to your question, if I was able to win the general election as the President of the Democratic Party of Japan (DPJ), and I am supported by the majority of the voters, then I am ready to deliver my responsibility.

それで、あなたのご質問にお答えしますと、もし私が民主党の代表として総選挙に勝つことができ、有権者の支持を得ることができるならば、自分の責任を果たす用意はできています。

TIME: I think that's a yes. But what do you think is the main concern of the Japanese electorate and how would you address that concern?

ということはイエスということなんですね。では、有権者が最も関心を持っていることは何だと考えていますか。そして、それに対してどのように対処していかれるのでしょうか。

OZAWA: Looking back over the past 10 years, the government under the Liberal Democratic Party promoted excessive deregulation in the name of globalization and reforms. If you take a look at the situation in the area of national income, (corporate) managers were able to increase their income by twice to three times, and shareholders' dividends increased by twice that again. But the real income of salaried workers declined by 7% to 8 %. This demonstrates an excessive market economy produced a handful of super-rich people and the income gap widened. We have to rectify the disparities in the distribution of income.

過去10年間を振り返ってみますと、自民党政権は、グローバリゼイションと改革の名の元で、行き過ぎた規制緩和を推進してきました。国民の所得の実態を調べると、会社の経営者の所得は2倍から三倍に増加し、株主の配当金は2倍以上に増えています。しかしサラリーマンの実質の所得は7パーセントから8パーセント下がっています。ことことは、行き過ぎた市場経済は一握りの富裕層を生み出し、ますます所得格差が広がっていることを示しています。わたしたちは極端な所得格差を是正しなければならないのです。

Now Japan's economy has been hard hit by this financial crisis. Under these circumstances, Japan's traditional safety net ― the lifetime employment system ― was forced to be changed to a great extent. As a result of policies particularly pursued by the Koizumi administration, this employment system has completely collapsed. As a result we are witnessing a large growth in unemployed people, which creates a lot of concern.

今、日本経済は深刻な財政危機に見舞われています。このような状況下で、日本の伝統的なセーフティネットーー終身雇用制度ーーは大きな変更を強いられました。特に小泉政権によって行われた政策の結果、この日本の伝統的な雇用制度は完全に破壊されました。この結果、わたしたちは現在大量の失業者を目撃しています。これは社会全体に不安をもたらしています。

TIME: Is the answer to go back to the traditional Japanese conception of lifelong employment, or is it to create a genuine social safety net with a reformed pension system and reformed medical care system?

小泉政権による行き過ぎた規制緩和による社会破壊に対処するためには、伝統的な日本の終身雇用制度に戻るのか、それとも改革された年金制度や医療制度をともなった、本物の社会安全ネットを作ることですか?

OZAWA: Well, we have no intention of going back to the traditional system. We have to incorporate free-market competition into the lifetime employment system. But we need to keep the good aspects and benefits of that old system so that we can mix them together.

わたしたちは古い制度にもどるつもりはありません。終身雇用制度のなかに自由市場の競争を導入する必要があります。とはいうものの、伝統的な制度の良い面や恩恵は維持しながら、安定と競争を混在させることができるのです。


残暑に贈る名曲 シルビーバルタン あなたのとりこ

2010-09-03 00:34:41 | 英語
暑いですねえ。
地球温暖化という警鐘は、ひょっとして本当なのかな、と思わせられてしまう異常な暑さです。
何かおかしい。
ハルマゲドンは近いのか・・・・・。

それで、この猛烈に暑い、劣悪な環境にもかかわらず、このブログにアクセスしてくれている方々へのプレゼントです。
この曲は本当にいい。
コメント欄に、これは神が創ったとした思えない、というのがありましたが、私も同感(笑)。
元気になれる曲ですね。
この暑さに参っておられるかた、是非、この曲を聞いてリフレッシュしていただきたい。

あなたのとりこ(訳詞付) / シルヴィ・バルタン



Sylvie Vartan - Irresistiblement 高画質、高音質で見る洋楽名曲選 .wmv