ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

類は友を呼ぶという理(ことわり)通りの展開 またもや日本産紅茶…今度は愛知の豊橋だ!

2011年07月22日 | 紅茶・国産
いつものことですが
紅茶好きを標榜していると
思わぬところからお茶が舞い込んできます
「さあ…わたしを飲むのよ!そしてあなたの辛い舌で
その甘い罵詈讒謗をまき散らすがいいわっ!」←いや決して甘さはない
…なんていうツンデレ且つドMなお茶はこの世にはありませんが
最近そんな勝負を私めに挑むかのような
まさに畳み掛けるような展開が!

そうです
またもや日本製紅茶
しかもまたもや頂き物ではないですか

豊橋紅茶 kiiko 紅彩(べにいろ)
ファーストフラッシュ 2011年

である


この紅茶を下さったかたは東京時代大変お世話になったかたで
愛知は三河のあたりで養蜂をされている関係で
地元の農家さんと交流がいろいろお有りになるそうです
このごとう製茶さんは無農薬有機栽培で
全茶園を農薬・化学肥料を一切使わない特別栽培に認定されているという
かなり気合いの入ったお茶園さんです
詳しくはリンク先HPでご参照下さいませ
栽培法まで紹介があります!
手作りで真面目なお人柄がにじみ出ているなあ
ごとうさんは害虫退治にアシナガバチを飼育していると
これを送って下さった養蜂家の方はおっしゃってました
徹底的です
素晴らしい~!


さて試飲の時間です

いつものとおり底の丸いマグカップを蓋椀代わりにして
ティースプーン山盛り1
熱湯 150cc
(これはパッケージ裏の、ごとう製茶の「美味しい紅茶の淹れ方」参照)

茶葉は緩い撚りの真っ黒なツヤのある大きめの葉っぱ

オレンジ色の葉っぱがちらほら

では浸出いたしました
水色は透明感のあるオレンジ色
ダージリンのセカンドフラッシュのような感じ
香りをみると
やはりダージリン系だ
知覧に似ているが
もう少し繊細で軽いネパール系の香り
そしてやはり微かな東方美人の香りもする
この僅かな香檳烏龍茶風味は日本紅茶の特徴なのか…

さて味はいかがだろうか
カトマンズ・フレグランスとジャワティーのブレンド?!←ありえません
やはり香りと相似形だ
ネパール紅茶はダージリンよりさらに軽く素朴な風味を持つ
知覧はもろにダージリンだが、豊橋はもっと軽い
わずかな渋みが軽い甘さと融合していて
知覧よりキレがある感じ
そしてまた微かな香檳烏龍茶の風味

美味しい…しかも洗練されている!
知覧がメルローのようなフルボディーとしたら
これはロゼってところかな
確かにファーストフラッシュ
繊細さがありますな
もうこれはストレートで!

しかし無農薬だからだろうか
あまり胃にダメージが来ないです
ちなみに50g入りで441円…コスパ良いなあ
そのかわり、売り出しから半年くらいで売り切れになるみたいですよ
HP上の去年の紅茶は軒並み“完売”の文字が…
今年のファーストフラッシュはまだ販売中でした


一昔前とは違い、日本の紅茶はだいぶグレードが上がったのではないだろうか?
とこの畳み掛けるような2連ちゃんの日本紅茶の到来で
我が国の紅茶に対する評価が変わりつつあるNirvana・cafeであった


あっ
また紅茶が50g増えてしまったっ!


 
 *今日のBGM:「あっ…また紅茶が50g増えてしまったっ!」のテーマ
        Valentina Lisitsa(ヴァレンティーナ・リシッツァ)  
        Beethoven Sonata op 57 Appassionata
        


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2 コメント

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ほほう (花鑢)
2011-07-22 20:21:18
この異常な早弾きのヴェートーヴェンは
美女に囲まれ喜び半分焦り半分の心境をあらわしているのですね・・
確かにアファナシエフって気分じゃないな。

豊橋紅茶うらやまし。
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あ…ガガーン! っていう (Nirvana・cafe)
2011-07-23 09:55:08
そうそう魔女リシッツァw
アファナシエフとかグールドとかじゃないの
どうもピアニストってアグレッシヴなのは女性なんじゃないかという気が
しかも北の人は激しいね

大量の美女に囲まれているが
花の命は異常に短いことをふと思い出す的な

しかし、美味い日本の紅茶を飲み比べられる時代になったのだと
かなり感慨深い
まあ、キミの知覧が無ければこの展開は無かったのだがな
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