ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

茶葉のクオリティが生かされない最悪の事態・最近あった2件…もったいない!オレに淹れさせろ! 

2010年10月08日 | 紅茶・その他
そんな話はどんな業界であろうとも
昔から枚挙にいとまがない
従って紅茶商品においても
『ウバ茶19%以上使用』とか
ハイグロウンティーだとか
キャンディ使用とか
フェアトレード認証とか
有機栽培紅茶とか


そういう表記は美味い・マズイとは
一切関係がない(太字)

つまりそれは
東スポの見出しと同レベルであるというだけで
「だまされて買ったバカが悪い」
のだ

東スポは騙されるためにあるのはもう衆知のことである
騙されるために買うのだ
パロディ・ニュース紙として
今度から
液体紅茶商品にも東スポ並み扱いをよろしく

むむ?
そんなん誰も期待してないって?
あれは紅茶ではなく
紅茶風飲料であると
確かに…おお!
パロディ紅茶か…(感心する)
いやむしろそれは紅茶パロディだ
失礼いたしました
そんなウイットの利いたユニリーバの営業戦略部門のごとき商戦が
紙パック&ペットボトル業界で繰り広げられているのだなあ
「またまたご冗談を~」的なモンブランティー
紅茶ブログにあるまじき誤爆
以後気をつけますよー


《1件目・誤爆》
写真のペットボトルは
フェアトレード認証ディンブラ茶葉100%
○△ビバレッジのストレートティー
なんとストラスペイ茶園産単一茶園もののペット紅茶だと?
コンビニに置いてあって
珍しかったので相棒と試飲…




あはは~なんじゃこりゃ
薄過ぎて紅茶の味がしなーい
これは茶葉が適量の半分…いやそれ以下orz

ま…そんなもんです
500mlかぁ
ステキに迷惑な量だねぇ
甘い茶色の水を500は飲めんぞゴルァァァ!
TEEJのストラスペイ茶園ディンブラ飲ませろー
いや!そのティーポットに触るんじゃない

オレに淹れさせろ!


《2件目・伏兵》
~渡る世間は罠ばかり~
敢えて店名は伏せよう
(こんな影響力のカケラもないブログにも自主規制…エラい)

先日、買い物に出掛けた折りに
新しいカフェが開いているのを発見した
しかも店内で○○が見れる変わったカフェである
こういうコンセプト有りのカフェでは
大概美味い茶・コーヒーにおめにかかったためしはない
一度目はスルーした

何日かして
2度目に通り掛かったとき
店内カウンターの上に紅茶のキャニスターが並んでいるのを
歩道から偶然目にした

なんと
「ロンネフェルト」である

なにぃ~?
このロケーションでロンネの紅茶が飲めるとぉ?

マニアの意地きたなさがにじみ出る
スルーしたカフェに
後日相棒と戦いを挑みに襲撃

ロンネのベーシックなラインナップがぞろっと揃えてある
しかもポットサービス
600円
ジュンパナのダージリン
アッサム
ディンブラ
アールグレイ
フィットネスティー(ノンカフェイン)

そして我がアホ茶葉ランキング第3位の
イングリッシュブレックファスト!

久々のイングリッシュブレックファストを早速注文する
相棒はアッサムとクッキー
私はバニラアイスクリームをプラス注文
期待が高まる
さあどんな戦闘が待っているのか?

店内のかなりなスペースをさいて○○が○○してある
これがこのカフェのコンセプトである
確かに待っている間も○○を見ていると飽きない
ギャラリー・カフェや古本カフェなど
コンセプト・カフェにはいくつか行ったが
○○を○○してある店は初めてである
(この○○がわかってしまうと一発で店が特定出来てしまいますのでしつこく○○でいきます)

…待つこと30分あまり
あまりにも待って二人で眠くなってきたころ
ようやく注文のものが来た
茶葉は引き上げてあります
との言葉に若干の不安を感じつつも
ポットから紅茶をカップに注ぐ
ロンネの馥郁たる香りがカップから…

立ちのぼらねぇ
しかも水色が妙に薄い

一口味を見る

あああぁ?
これがロンネフェルトだとおおぉ?!
なんだこの薄い茶色の湯は
バカにしてんのか?
誰がペットボトル並みの薄い茶色い湯を600円出して注文するんだ?
使用している茶葉は適量の半分…いやそれ以下orz

結果業務スーパーのセイロンティー以下の味と香り
キャニスターの中身は業務スーパーセイロンじゃないのか?
ロンネの紅茶をわざわざ使っているにも関わらず
紅茶の淹れ方すらわかっていない?
この知識と実力の偏りっぷりはなぜ?
それともこの業界もこの程度ってか?
うわ~だまされた
まさかここで羊肉の看板に釣られるとはな
すげぇ戦略だ
犬の足喰わされた

というわけでストラスペイ茶園に続き
またしても巧妙な戦略に敗北を喫した
相棒は激怒
曰く、二度と行かねぇ


しかし密かに私は報復を目論んでいる
「いいか、君らが適正な量の茶葉でロンネフェルトを淹れないならこの所行をブログに店名入りで暴露してやる!さあ、そのポットをよこせ!この紅茶がどれだけ美味いかお前らに叩きこんでやる…オレに淹れさせろ!」(←だからこのブログじゃ脅迫にならないって)


紅茶ブームなんていつ来た(泣)
ああ、きっとブームとはこういうことなんだな
納得です

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4 コメント

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はじめまして、 (Unknown)
2014-06-12 19:28:17
ロンネ好きで最近デカフェを仕入れ、デカフェの茶葉はどうやって作るのか、という疑問からこちらのブログにたどり着きました。4月のデカフェ記事とても面白く、参考になりました!
ロンネフェルト好きとしては他の記事も読みたいとなりこの記事にたどり着いたのですが、納得いかない紅茶に当たったときの気持ち、よく解ります(笑)
ただ、私の認識だとロンネフェルトの紅茶は3g/300cc/100℃が基本で苦味を押さえた甘くてまろやかなお茶、他メーカーの物と比べると軽く思える事もある。と、思っていますが、そういう訳でもなく、という感じだったのでしょうか?
茶葉を引き上げての提供はロンネフェルトのルールに従ったのかと思います。
不躾に申し訳ありません。ただ、書かれていることが、好みの問題なのか、その店がよっぽどお粗末だったのか気になったもので…。
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こちらこそ! (Nirvana・cafe)
2014-06-13 13:07:20
Unknownさま
記事のご閲覧、さらにコメントまでいただきありがとうございます。

ご質問の答えは「店が(紅茶は)お粗末」です。
前提として、これがイングリッシュ・ブレックファストでなければこんな記事は書きません(笑)。
そこ、大事ですよね。だって、いくら軽いのがお好きなあなた様でも、
イングリッシュ・ブレックファストを3g・300mlで淹れるのかってことです。
わざわざ濃く淹れてミルクで飲むのが前提じゃなかったら、
ロンネもこんな名前のブレンド作らないでしょうし。
よしんばそれがブレックファストでなくほかのなにかでも、お湯の味がする時点でアウトです。
「色のついたお湯」ではお分かり頂けなかったでしょうか?
好みの問題ではない不味さをもう少し詳しく書いておけばよかったですね。

そして何度も書いたように、店は紅茶の専門店ではなく、
紅茶に関係ないあるモノの超マニアックで有名なコンセプト・カフェです。
軽食、スイーツも、コンセプトには沿ってますが、味は大したことはなく、
そのマニアックなもののファンでなければ行く意味無いでしょうね。
私はロンネに釣られて入ったのが不覚だったと思ってます。
ですからある意味、このご質問の答えは私の判断力の悪さです(笑)。

ということでロンネフェルトがお好きなのは分かりますが、
一応、ブログの記事の文脈も把握してコメント頂けると有り難いです。
どんな紅茶を飲んだか書いていなければ、このような質問も納得できますが、
イングリッシュブレックファストと記事に書いてある以上、
紅茶お好きなら、それが好み以前の問題ということはわかってもらえてもいいですよね。
それから、ロンネフェルトはどんな紅茶でも3g・300mlが基本というのはあなた様の基本ですよね?
(松江のロンネのブティックのHPでは、美味しい淹れ方はほとんど3g・150mlでしたが)
それなら、もともとあなた様とは好みは全く違いますね。
ブログを読んでいただければ分かりますが、イギリスご庶民風の濃いのが好きです。
とはいえ、ダージリンやヌワラエリアやニルギリを濃く頂こうとは思いませんけどね。
茶っぱに従って美味しいところを自分の好みで淹れてます。
こんなところですが、回答になっておりますでしょうか?
是非またこのご感想をご返信下さいませ。お待ちしてます♪





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こんにちは、 (あら)
2014-06-15 19:06:58
前日コメント指せていただいたものです。
あの後、なんとなしに自分で紅茶をいれていて(ダージリンアールグレイです)ふと気づけば4.5g/300ccで量っており(松江店さんと同分量です)、あれ、どうしてさっき自分は3g/300ccなんて書いたんだ?!と気づきました。
お恥ずかしい事ですがその時は、疑いもせずそうだと思い込んでおり、また、浮かんだ疑問のままに書き込んでおりました。
大変アホな質問を書き込んでしまった!と思い、訂正に参りましたが、既に御返事頂いており、只今は悲鳴を上げつつこちらを書いております。
恥ずかしすぎるうえ、ロンネさんにまであらぬ誤解をうみそうで、できることならば先のコメントは消してしまいたいくらいです…
きちんと自分の中で整理してからコメントするべきでした。申し訳ありません。
また、こんなトンチンカンなコメントへも丁寧にお答えくださりありがとうございました!

それでは大変失礼致しました。これからも楽しみに読ませていただきます。
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ご返信ありがとうございます (Nirvana・cafe)
2014-06-17 23:24:35
あらさん

そうですよね! ああ、よかった(笑)。
ご返信頂いて良かったです。納得いたしました。ありがとうございます。

もうね、あの店、こんないい茶葉をあんな粗末に淹れられたかって思ったら腹立ってましてね(笑)。
100g・400円の紅茶をどう上手く淹れたら美味しくなるんだろうとか苦心惨憺してるのに
こんな恵まれた茶葉でクソみたいな湯を作りやがって…という。
まぁ、私怨です。私のお行儀と口が最悪に悪いだけです。すみません。
トップの表題に書いてあるように、このブログは、『独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ』でして、
自分の感覚で、自分の好きなものを好きなように書いているんで、
コメントに対するお返事も、独善的で毒舌になってしまってます。とほほ。
どうぞご了承下さいませ。
こちらこそ失礼いたしました。






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