(その際、旦那が再び無銘の野良セイロンを購入したことは後に触れようorz)
(『宿敵ユニリーバへの稀な賞賛 リプトン青缶《エクストラクオリティ セイロン》…と堀江さんの紅茶本』11月23日 当ブログ記事72~73行目参照)
後に触れようと言ったからには…
前回のリプトン青缶事件に引き続き
なんと今回、まさかのスピンオフです
「無銘セイロンハンター・うちの旦那!(まとめ)」
脳内にインストールされた美味いものGPSとコスパ判定ソフトを自在にあやつり
なぜか名もない無個性セイロンを針の穴を射る精度で選び抜く
それは無銘セイロンハンター・うちの旦那だ!
今までに3回やったからね
だから今回は4回目だ
(高尾珈琲セイロンは私の仕業だから数には入れません)
「二度あることは三度ある」とか「仏の顔も三度」とか言いますがね
それを突き抜けた記念すべき4回目…記事にしてやる!
1回目:萩原珈琲 野良セイロン200g・400円
2回目:スーパーTOHO 野良セイロン200g・400円
3回目:ロッコーコーヒー 野良セイロン100g・330円
そして今回が
4回目:三宮イカリ《LUCKY LEAF SUPER FINE TEA Finest Breakfast》セイロン 250g・1480円
である
らっきーりーふ…だと?四葉のクローバーマークといい、見たことがないメーカーである
そして…高い…これは高い
コスパ判定ソフトが働かなかったというのだろうか?
今までの100gで2~300円というラインから大きく上に外れている
100g・592円。無銘だが野良セイロンというには高級な価格帯だ
それにしても、この会社についてはなんの情報もないのか?
缶を見てみるがパック&プロデュースはスリランカとなっている
スリランカの会社なんだろうか? CTP Pre-Packed Exports(Pte)Ltd.…ゾウが可愛い
缶のデザインが案外ステキだったりするんだが
…と、裏返してみると
なんと例のセイロン・ティーボードのマーク入り
不味くはなさそうだが…
というわけで、ググってみた
クリティカルヒットしたのは1件
CTP Pre-Packed Exports(Pte)Ltd.
"CTPプレパック輸出(PTE)LTDは、"スリランカはプレパックフォームで最高のセイロンティーをエクスポートするためのプロジェクトを承認した投資委員会です。マーケティングセイロンティーワールドワイドにおいて、当社は、製品のそれの全体の範囲のための唯一の最高のメイングレードお茶を選択する戦略を踏襲している。(以下略)
(グーグル翻訳そのまま)
リンクに飛んでいただければお分かりかと思うが、スリランカの会社だった
PBを委託されたり、OEM作ったりという企業らしい
現在の輸出市場: フランス、オーストラリア、ボリビア、アルゼンチン、チリ、ウルグアイ
ロシア、ウクライナ、ベイルート、イタリア、台湾、日本、サウジアラビア、
ニュージーランド、英国、北米市場
残念ながら、オンラインストアもなく、価格も一切HPでは不明
日本のスーパーとか生協なんかもこういうところにプライベート・ブランド(PB)作ってもらって
セイロン・ティーボードのマークを付けてるんだろうな…という想像はできます
こういう中小零細企業はスリランカには多いんでしょうな
さて、いつもの能書きはこれくらいにして
SUPER FINE TEAがどのくらいのレベルのセイロンティーなのか見ていこうではありませんか
まず茶葉を見よう
発酵の高そうな、オーソドックスなセイロン・ブレンドの香りがする
ディンブラ系だ。無銘のセイロンはオーソドックスでなければならぬ
そしていかにもセイロン的な細かいブラックなBOP
しかし、この茶葉、茶葉の香りがやたらと新鮮である
ホコリ臭さの微塵もない。ツヤもある
個性はないが(またしても)、良質な茶葉には違いない
では、淹れてみることにする
いつものように3g・熱湯150cc・3分でいってみた
▼香り
蓋を開けると、茶葉と同じくいかにもセイロンらしいディンブラ系の
落ち着いたオーソドックスな香り
水色はかなり濃い、ブラックティーと言ってもいい
やはり個性はない。もう、ほんとにスタンダード
クセもひねりもなく、素直に良い香り
では飲んでみよう
▼味
控えめだが良い渋みと、かなりコクがある
ミドルグロウンの飽きのこないしっかりした味
甘めの味で、のど越しは良い
鼻の奥で少しハイグロウンな香りが立つ
これならストレートでも十分いける
やはり個性はない。もう、ほんとにスタンダード
クセもひねりもなく、素直に良い味わい
次は、ミルクだ
Finest Breakfastというからには、ミルクティーが前提だろう
▼ミルクティ
ミルクを入れるとコクはそのままにマイルドになる
香りも残り、しっかりしたボディで腰もある
華やかさはないが質の良さを感じる
安心して飲める安定感
▼総評
繊細さでも重厚感でも上品でも高級でもなく
《上質》《良質》という言葉がふさわしい
ドイツ人好きそう(←単なる偏見)
かつてない上質な無銘のセイロン
茶葉、香り、味わい…すべてが上質で健全
だがいつものように特徴は全くない!
美味しい紅茶のカサ増しにはもうぴったり
でも、これくらい質がいいと、これだけで飲んでみよう、という気になる
いまんところ無銘の野良セイロンの最上をマークする製品である
SUPER FINE TEAの名は伊達ではなかった
これが、あと100gにつき100円安けりゃ申し分ないんだけどなぁ…
というわけで、今回の無銘のセイロンは素晴らしかった
しかし、この無個性っぷりは堅持するんだよな…うちの旦那のセンサー
まあ、絶対に私が買わないラインナップではあるので
これもありっちゃありなんですがね
さて、その無個性な美味しい茶葉250gがその後どうなったかというと
なんだかんだでブレンドしまくって結局もう、ほとんど残っていない
実は、この茶葉1杯分に、リプトンの青缶をスプーン半杯足してミルクティにすると
得も言われぬ美味いミルクティになるんですよ!
セイロン同士だから相性がいいのだろう
こんなイレギュラーな楽しみも、自分と趣味とセンスの違う人間と暮らしていればこそ…
だが、青缶と共にこれをイカリのレジ袋から出した時には
「な、な、なんで敢えてこれ!?」と驚き呆れたのは事実ですがね(笑)
“無銘セイロンハンター・うちの旦那”はこれ以降も多分たまに活躍するのだろう
スピンオフがレギュラー番組になるケースも稀に有りますが
なんだか、『刑事コロンボ』の「ウチのカミさん」みたいだな(『ミセス・コロンボ』覚えてる?)
あんなつまんないスピンオフはなかった
『無銘セイロンハンター・ウチの旦那!』はせめて『鑑識・米沢守の事件簿』くらいのレベルは欲しいものである
(それは君次第ではないか?…はいそうです)
でも続く~っ!?
野良セイロン!
今回は、野良とは思えない
パッケージのかわゆさ!
どこに行ったら売ってるんだろう?
みたことないなあ。
セイロンティー、奥が深いですねえ。
只今、野良セイロンティー&小ざさの最中で
ほっこりティータイムです。おいぴ~です。
ついでに「Dr.HOUSE」みてます。
これも、ホームズシリーズがモチーフになってるんですよ。
私の紅茶デフォ体験ですが
もしかして、味覚糖純露の紅茶飴かもです(笑)
美味しかったなあ。懐かしのあめちゃん。
なにしろ、紅茶じたいをほとんど飲んでなかったもんで(爆!)
大人になってからなら、おいしい!って思ったのは
前にも話した、ジュンパナ茶園のオータムナルですねえ。
それでは、また~~。
いつもコメント下さり感謝です♪
このセイロン、私もイカリスーパーでしか見たことありません
イカリって神戸周辺の小規模チェーン店なんで、そんなに売ってないかもですね
純露好きでしたね~
あの2色になってるのが飽きなくていいんですよね
あの紅茶の味は確かに忘れられない味ですわ(笑)
味覚糖のサイトに純露のページがあるんですが
そこに書いてあるのが
「砂糖の含有がNo.1 純度の高いキャンディです」とのこと!
あのべっこうあめ風味はそれが決め手なのかぁ
小ざさの最中ってそちらでも売ってるんですか?
なんか今日のみかんさんの話題は郷愁をそそるものばかりですよ
私の祖母は吉祥寺に住んでまして、小さい頃のお土産にもってきてくれるお茶菓子は
つねに小ざさだったんですよね
あの頃はこんなに有名じゃありませんでしたがね
私も実家が吉祥寺に比較的近い場所にあったので
小ざさの前は小さい頃からしょっちゅう歩いてました
いつも人が並んでるんですが…
そういえば、アバンスの野良セイロン、この前お出かけ先の初スーパーで発見しましたよ!
発見した瞬間、みかんさんを思い出してしまいました♪
こんなところに小ざさの最中は売ってませ~ん。
小ざさの最中は頂きものです~。
東京の吉祥寺近辺に住んでる
旦那のいとこが遊びにきて
お土産で頂きました~。うまうま!
紅茶のお茶うけ、和菓子もいいですねえ。
アバンスのセイロン!(笑)
私としてはフツーにおいしかったですけど
皆様的にはどうなんでしょうねえ???
久しぶりに純露が食べたくなったなあ。
ぺっこう飴、よく自分で作って食べてました(笑)
素朴でおいしかったなあ。
吉祥寺っていいですよねえ。
友達が住んでたんで
学生時代はときどき行ってました。
確か「いせや」って飲み屋さんがあって
焼き鳥が大きくて好きでした(笑)
あーもー、またなんて懐かしい単語
いせや!
私は前をよく通ってたくらいですが、妹はよく飲んでましたね焼き鳥で
1~2回は飲んでます。つーか飲めないので食べてました
小ざさと同じくらいの吉祥寺の有名店ですよね
あの道は武蔵野珈琲店やらむげん堂やらいろいろあってしょっちゅう歩いてました
丸井裏の井の頭公園への道は紅茶開眼した場所でもあるんですよね
あのインドカレー屋がなかったら、紅茶とは縁がなかったかも知れません
もしかしたらみかんさんともすれ違ってたかも知れませんね
なにしろ神戸に来るまで、30年以上通ってますから(歳がバレる…)
アバンスのセイロンはいつか挑戦したい一品ですな!
あまりお茶には詳しくないので、実際はどうなのかNirvana・Cafeさんの評価を機会があったら見てみたいです。
初めまして。 コメントいただきありがとうございます♪
ワタクシもとある業務用スーパーでDilmahいつも見てます
いえ、その前から、そのもっと前からずっと見てます
セイロン紅茶では有名な会社ですので、買っていてもいいはず…
ですが、この紅茶、なぜかオーラが無い(笑)
なんかこう「おお…これは」といって中身も見ずにジャケ買いできるあのオーラがない!
それでいままで買わずじまい
値段の割に美味しくないですかぁ…そうですか!そうでしょうとも!
と、思わず飲まずに言ってしまいたくなる外道ですすみません飲んでませんorz
トワイニングの並行輸入200gのほうが安くて美味しいと思います
並行輸入の缶入りのやつ。間違っても片岡のじゃなくて。
しかし、私の評価を見てみたいなんてそのお言葉…
なんてスイートな!
今飲んでるのが減ってきたら、125gで購入してみようと思います
レビューはいずれその時に♪