残暑お見舞い申し上げます
早いもので8月8日、昨日は立秋でございます。
去年ほどではございませんが、今年も長々とお暑うございます
ハッと気がつけば、7月に1回も記事上げてねーことに気づきました
6月に燃え尽きた魂の休養とでも申し上げましょうか…
(燃え尽きてるのは今に始まったことではないが!)
さて、世間様では「タルボ」とか「マーガレッツホープ」とか「キャッスルトン」とかが
いえ、戦艦とか戦闘機の名称では無く、ですね
そう、それは茶園物のダージリン
紅茶好き&マニアの間でシーズナルが次々とレビューされ、香りと風味と価格を競い合う昨今でございます
いやー、たまにそーゆー茶園ダージリン飲みてーなー(見た目通りの棒読みで)
いえ、ほんとに、味忘れちゃうのよ。お金も飛んでっちゃうけど♪
昔は茶園物飲みまくった時期もあったんですが、今や懐かしい思い出です
だが、そんな美味しくて高いダージリンがマスカテるのは当然のこと
問題は、どこまで粗ダージリンをマスカテらせることが出来るか?ということなのだ諸君
というわけで、前々回の激しいトライアル
『出来心のティーバッグ研究室 ダージリン到る処にマスカテルあり? コープVS日東 有機ダージリン対決!』
が意を決してレポートされたのだが
その記事に頂いたコメントの一つがみんつさんのこれであった
ますかてらない… (みんつ)
2012-06-18 21:59:27
「思わず帰りのコンビニで買っちゃいました。
セブンプレミアムのダージリン20TB198円。
これも三井ですが…安い…有機って書いてない…
これは違うものなんですかねえ。
1分半~2分って書いてあるし。
ぬるめで八分おいても渋くはないし普通ですがマスカテルわかりませんでした…
(中略)
また茶葉を増やしてしまった。」
そちらへの私のレス
ますかてりませんか… (Nirvana・Cafe)
2012-06-18 23:23:54
みんつさん
いつもコメント頂きありがとうございます♪
おおお~セブンイレブン良い気分にプレミアムなダージリンがあったとは!
確かに記事の有機系と比べると100円~150円くらい安いですね
このレベルのダージリンでこの差は大きいかもしれません
1700円と1800円の100円差ではないですからね(笑)
(中略)
では、私もいっちょ、茶葉増やしますか~?
(待ってろよセブンプレミアム・ダージリン)
ますかてらない
このダージリン用語をみんつさんからご提供頂き
Nirvana・cafeの頭の中はもう楽しくて楽しくてたまりません!
この言葉をマスターすれば、今後の紅茶人生がすこぶる楽しくなること請け合いです
さあ、皆さんも明日から是非、マスカテる五段活用を駆使して素晴らしいダージリン生活を!
《マスカテる五段活用》
・マスカテる
・マスカテらない
・マスカテれば
・マスカテるとき
・マスカテろ!
ええ…終わっちゃいそうだった(笑)
そこも大事だが、もうひとつの大きなトピックは
その「セブンプレミアムのダージリン20TB198円」というシロモノのついてである
以前からコンビニにおける紅茶事情に目を光らせていた私メであったが
私の自宅近くのセブンイレブンにもPBのダージリンがあったのか!と
みづからの無明を恥じていたのだが、これが実は置いていなかったことがリサーチにより判明。
しかも職場近くのセブンにもなぜか置いていないのである
みんつさんのコメントのレスに「では、私もいっちょ、茶葉増やしますか~?」と勇ましく言ったのに
これはどうしたことだ…?
2012-07-20 01:02:19
近くの7イレブンいい気分には2軒とも例のプレミアム・ダージリンの気配すらなく
しまいには誰かが持ってきた職場の置き紅茶の片岡トワイニングの5アソートTBのクソダージリンを
間違えてうっかりマスカテらせる始末…低い温度バンザイ
…しまった
うかつにもほかのクソダージリンに手を出してしまったじゃないか
これは、学生時代にバイトで勤めていたカフェレストランでデフォだった紅茶である
前の記事でもどっかに書いてあるはずだが、どう淹れてもうまく淹れられないお茶だった
渋くなくて薄い、を取るか、渋くて濃い、を取るかの二択の狭間が狭すぎて
「もーやだー、この紅茶やめましょうよー」と本気で店長に茶葉のチェンジを求めたもんだ
時は経ち、私も紅茶的に老成してしまった
この片岡トワイニングダージリンTBを、うっかりマスカテらせてしまうなんて…
そうだ、熱湯がすべて障壁だった
ゴールデンルール?クソ食らえ!
勝因は例の温度、時間だ
曰く、80℃・8分
この薄紫のパッケージのダージリンがマスカテり、しかも渋みがなくほのかに甘さまで味わうのは
長い人生で初めての経験だった
人生はまんざらでもない
ちなみに、ローソンにはこれの20Pが置いてある
さて、先日違う用事で自宅近くのセブンイレブンに再び足を運んだのだが
最近、セブンイレブンは自社ブランドがどんどん増えて、この店もかなり商品が入れ替わっていた
そしてついに発見する
トップ画像のものがそれである
《セブンプレミアムのダージリン20TB198円》
こちらも紅茶のOEMを一手に引き受けているかの如き三井農林謹製である
結局日東のダージリンってことだが…
以下お決まりのHPのコピペ
「ダージリンを100%使用。ダージリンの旬の時期の茶葉「セカンドフラッシュ(二番摘み)」を
多く配合することで、フルーティーな香りと芳醇な味わいに仕上げました。
保存性にすぐれた5パックずつの防湿包装です。」
100%ピュアなセカンドフラッーシュ!(そこを伸ばすと必殺技みたいね)
逆にそれでマスカテらないとはこの茶葉、どんな魔女の呪いがかかってるんだ(笑)
ではお楽しみの、茶葉鑑賞といこう
そう、このパックとタグに魔女の呪いの呪文の一つが記されていた
いつもの通りではある
「抽出時間目安 1分半~2分」
熱湯というもうひとつの呪文はなかった…傷は浅いぞ
だが、箱書きの「おいしい いれ方」には今回不思議な工夫がしてある
①温めたカップまたはティーポットに熱湯を注ぎます(略)
②杯数分のTBをお湯の中にいれ、ふたをして蒸らす(略)
③蒸らし時間は1分半~2分ぐらい(略)
TB後入れ方式だ
熱湯をティーバッグにぶっかけるよりは少しマシな風味になるといえよう
でもこんなかすかな工夫と、2分という時間では、この値段のダージリンはマスカテらないのだ
80℃・8分…煎茶の温度である
しかしみんつさんのコメントには、ぬるめで8分でもマスカテらないとある
そうか、パラメータを変えよう
茶葉の中にはシルバーチップのような物が見えるので、頑張れば行けるんじゃないか
今回は70℃前後・10分・160mlで行きます
玉露かよ
さて、煎茶のテクです
①ポットのお湯をマグに入れ、マグが熱くなるまで待つ。湯温が95~98℃から70~75℃に下がる。
(今は夏で、節電している室温30℃の部屋に居るので、多分90℃前後くらい)
②これを別のマグでもう2回繰り返し、湯冷まし完了(70℃前後)
③マグに入れたTBにそのお湯をぶっかけて、10分蒸らす。
それがこれです
セカンドフラッシュぽいオレンジ色の水色
香りは…ほんのり。これはマスカテルではない。湯温が低すぎて香ってこない
では一口飲んでみよう
わずかなダージリンらしい渋み
甘みはないが、セカンドフラッシュとか言ってる意味は微妙だがしっかり系の味がある
そして口の中で鼻に抜ける時に…
香った…マスカテらせた!
うーん…かろうじて、かろうじてマスカ…テってます…ダージリンです(笑)
しかし、ぬるい。温度がぬるい。冬は冷めるの早いだろーな
そーゆー意味では夏向きかもしれぬ
冷めても元がぬるいからタンニンが出ないので、あまり渋みがキツくならないのはよい
ああ!でもこれが限界だすまない…バタッ
さあ、もうダージリンの味と香りがするから、これで良しとしよう
この値段では、この程度だ、それは仕方ない
このレベルのダージリンをこの値段でコンビニに置く意図だけがわからないけど
この育ちでそれ以上の要求はかわいそうです、いじめです
でも、育ちいっぱいの最高レベルを引き出しすのも、紅茶飲みとしての仁義といえよう
どんな紅茶にも全力で戯れるのが茶葉とのコミュニケーションというものだ
というわけで、お約束のブツはかろうじてレポート出来ました
みんつさん、すいません。ネタにしました
ヒマで物好きな人はどうぞ(←こんなブログ読んでらっしゃる時点で物好きはほぼ確定ですが)
ついでにセブンイレブンのもうひとつの謎
日東デイリークラブ・セレクトと普通のデイリークラブの違いなど
いつかレビューしてみたいとかいう野望はあります
いざコンビニ紅茶制覇!(勢いだけはいつも大風呂敷←企画は下らない!)
早いもので8月8日、昨日は立秋でございます。
去年ほどではございませんが、今年も長々とお暑うございます
ハッと気がつけば、7月に1回も記事上げてねーことに気づきました
6月に燃え尽きた魂の休養とでも申し上げましょうか…
(燃え尽きてるのは今に始まったことではないが!)
さて、世間様では「タルボ」とか「マーガレッツホープ」とか「キャッスルトン」とかが
いえ、戦艦とか戦闘機の名称では無く、ですね
そう、それは茶園物のダージリン
紅茶好き&マニアの間でシーズナルが次々とレビューされ、香りと風味と価格を競い合う昨今でございます
いやー、たまにそーゆー茶園ダージリン飲みてーなー(見た目通りの棒読みで)
いえ、ほんとに、味忘れちゃうのよ。お金も飛んでっちゃうけど♪
昔は茶園物飲みまくった時期もあったんですが、今や懐かしい思い出です
だが、そんな美味しくて高いダージリンがマスカテるのは当然のこと
問題は、どこまで粗ダージリンをマスカテらせることが出来るか?ということなのだ諸君
というわけで、前々回の激しいトライアル
『出来心のティーバッグ研究室 ダージリン到る処にマスカテルあり? コープVS日東 有機ダージリン対決!』
が意を決してレポートされたのだが
その記事に頂いたコメントの一つがみんつさんのこれであった
ますかてらない… (みんつ)
2012-06-18 21:59:27
「思わず帰りのコンビニで買っちゃいました。
セブンプレミアムのダージリン20TB198円。
これも三井ですが…安い…有機って書いてない…
これは違うものなんですかねえ。
1分半~2分って書いてあるし。
ぬるめで八分おいても渋くはないし普通ですがマスカテルわかりませんでした…
(中略)
また茶葉を増やしてしまった。」
そちらへの私のレス
ますかてりませんか… (Nirvana・Cafe)
2012-06-18 23:23:54
みんつさん
いつもコメント頂きありがとうございます♪
おおお~セブンイレブン良い気分にプレミアムなダージリンがあったとは!
確かに記事の有機系と比べると100円~150円くらい安いですね
このレベルのダージリンでこの差は大きいかもしれません
1700円と1800円の100円差ではないですからね(笑)
(中略)
では、私もいっちょ、茶葉増やしますか~?
(待ってろよセブンプレミアム・ダージリン)
ますかてらない
このダージリン用語をみんつさんからご提供頂き
Nirvana・cafeの頭の中はもう楽しくて楽しくてたまりません!
この言葉をマスターすれば、今後の紅茶人生がすこぶる楽しくなること請け合いです
さあ、皆さんも明日から是非、マスカテる五段活用を駆使して素晴らしいダージリン生活を!
《マスカテる五段活用》
・マスカテる
・マスカテらない
・マスカテれば
・マスカテるとき
・マスカテろ!
ええ…終わっちゃいそうだった(笑)
そこも大事だが、もうひとつの大きなトピックは
その「セブンプレミアムのダージリン20TB198円」というシロモノのついてである
以前からコンビニにおける紅茶事情に目を光らせていた私メであったが
私の自宅近くのセブンイレブンにもPBのダージリンがあったのか!と
みづからの無明を恥じていたのだが、これが実は置いていなかったことがリサーチにより判明。
しかも職場近くのセブンにもなぜか置いていないのである
みんつさんのコメントのレスに「では、私もいっちょ、茶葉増やしますか~?」と勇ましく言ったのに
これはどうしたことだ…?
2012-07-20 01:02:19
近くの7イレブンいい気分には2軒とも例のプレミアム・ダージリンの気配すらなく
しまいには誰かが持ってきた職場の置き紅茶の片岡トワイニングの5アソートTBのクソダージリンを
間違えてうっかりマスカテらせる始末…低い温度バンザイ
…しまった
うかつにもほかのクソダージリンに手を出してしまったじゃないか
これは、学生時代にバイトで勤めていたカフェレストランでデフォだった紅茶である
前の記事でもどっかに書いてあるはずだが、どう淹れてもうまく淹れられないお茶だった
渋くなくて薄い、を取るか、渋くて濃い、を取るかの二択の狭間が狭すぎて
「もーやだー、この紅茶やめましょうよー」と本気で店長に茶葉のチェンジを求めたもんだ
時は経ち、私も紅茶的に老成してしまった
この片岡トワイニングダージリンTBを、うっかりマスカテらせてしまうなんて…
そうだ、熱湯がすべて障壁だった
ゴールデンルール?クソ食らえ!
勝因は例の温度、時間だ
曰く、80℃・8分
この薄紫のパッケージのダージリンがマスカテり、しかも渋みがなくほのかに甘さまで味わうのは
長い人生で初めての経験だった
人生はまんざらでもない
ちなみに、ローソンにはこれの20Pが置いてある
さて、先日違う用事で自宅近くのセブンイレブンに再び足を運んだのだが
最近、セブンイレブンは自社ブランドがどんどん増えて、この店もかなり商品が入れ替わっていた
そしてついに発見する
トップ画像のものがそれである
《セブンプレミアムのダージリン20TB198円》
こちらも紅茶のOEMを一手に引き受けているかの如き三井農林謹製である
結局日東のダージリンってことだが…
以下お決まりのHPのコピペ
「ダージリンを100%使用。ダージリンの旬の時期の茶葉「セカンドフラッシュ(二番摘み)」を
多く配合することで、フルーティーな香りと芳醇な味わいに仕上げました。
保存性にすぐれた5パックずつの防湿包装です。」
100%ピュアなセカンドフラッーシュ!(そこを伸ばすと必殺技みたいね)
逆にそれでマスカテらないとはこの茶葉、どんな魔女の呪いがかかってるんだ(笑)
ではお楽しみの、茶葉鑑賞といこう
そう、このパックとタグに魔女の呪いの呪文の一つが記されていた
いつもの通りではある
「抽出時間目安 1分半~2分」
熱湯というもうひとつの呪文はなかった…傷は浅いぞ
だが、箱書きの「おいしい いれ方」には今回不思議な工夫がしてある
①温めたカップまたはティーポットに熱湯を注ぎます(略)
②杯数分のTBをお湯の中にいれ、ふたをして蒸らす(略)
③蒸らし時間は1分半~2分ぐらい(略)
TB後入れ方式だ
熱湯をティーバッグにぶっかけるよりは少しマシな風味になるといえよう
でもこんなかすかな工夫と、2分という時間では、この値段のダージリンはマスカテらないのだ
80℃・8分…煎茶の温度である
しかしみんつさんのコメントには、ぬるめで8分でもマスカテらないとある
そうか、パラメータを変えよう
茶葉の中にはシルバーチップのような物が見えるので、頑張れば行けるんじゃないか
今回は70℃前後・10分・160mlで行きます
玉露かよ
さて、煎茶のテクです
①ポットのお湯をマグに入れ、マグが熱くなるまで待つ。湯温が95~98℃から70~75℃に下がる。
(今は夏で、節電している室温30℃の部屋に居るので、多分90℃前後くらい)
②これを別のマグでもう2回繰り返し、湯冷まし完了(70℃前後)
③マグに入れたTBにそのお湯をぶっかけて、10分蒸らす。
それがこれです
セカンドフラッシュぽいオレンジ色の水色
香りは…ほんのり。これはマスカテルではない。湯温が低すぎて香ってこない
では一口飲んでみよう
わずかなダージリンらしい渋み
甘みはないが、セカンドフラッシュとか言ってる意味は微妙だがしっかり系の味がある
そして口の中で鼻に抜ける時に…
香った…マスカテらせた!
うーん…かろうじて、かろうじてマスカ…テってます…ダージリンです(笑)
しかし、ぬるい。温度がぬるい。冬は冷めるの早いだろーな
そーゆー意味では夏向きかもしれぬ
冷めても元がぬるいからタンニンが出ないので、あまり渋みがキツくならないのはよい
ああ!でもこれが限界だすまない…バタッ
さあ、もうダージリンの味と香りがするから、これで良しとしよう
この値段では、この程度だ、それは仕方ない
このレベルのダージリンをこの値段でコンビニに置く意図だけがわからないけど
この育ちでそれ以上の要求はかわいそうです、いじめです
でも、育ちいっぱいの最高レベルを引き出しすのも、紅茶飲みとしての仁義といえよう
どんな紅茶にも全力で戯れるのが茶葉とのコミュニケーションというものだ
というわけで、お約束のブツはかろうじてレポート出来ました
みんつさん、すいません。ネタにしました
ヒマで物好きな人はどうぞ(←こんなブログ読んでらっしゃる時点で物好きはほぼ確定ですが)
ついでにセブンイレブンのもうひとつの謎
日東デイリークラブ・セレクトと普通のデイリークラブの違いなど
いつかレビューしてみたいとかいう野望はあります
いざコンビニ紅茶制覇!(勢いだけはいつも大風呂敷←企画は下らない!)