以前、モスクワに旅したことがある
あまりの楽しさに卒倒しかけるくらいの至福の旅だった
たまらんほど深くて美術館のようにゴージャスな彫像やブロンズ像で飾られた地下鉄
ロシア正教教会の荘厳さ
露天には壺売りのペリメニや赤カブとにしんの酢漬けやチーズなどが並び
その間をばあさんが木のカゴで山盛りのパンを売り歩く
このパンが異常に安くめちゃくちゃ美味い
ロシアは紅茶消費国の上位ランカー
朝、ホテルのでかいサモアールのコックを開いてモーニングティを頂く
水はまずい
実は「ロシアンティ」は
ジャムをなめながら紅茶を飲む、のであって
紅茶にジャムを入れてはいけないのだ
みんな!
紅茶にジャム入れて美味しいと思ったことあるか?
ロシア人で紅茶にジャム入れて飲むやつはいないのだよ…
“日本人は間違えて定着してるのよね”
とロシア人の美人の通訳さんに訂正をされた…
ピロシキにはるさめとシイタケを入れたのはハルピンの中国人のせい
ピロシキを揚げちゃったのはアメリカ人のせいだが!
ピロシキはロシアでは焼きます
パンだし
そしてついに出会ってしまったのだ
お待たせしました。前口上長すぎ
2位 ロモノーソフ コバルトネット
グム百貨店(日本で言えば日本橋高島屋とか新宿伊勢丹てなとこ)を
土産探してうろうろしていた
通訳さんに「ロシアの焼き物といえばなに?」とか質問をして
「そうですね~グジェーリ焼きでしょう」などなど
「これこれ」ウィンドゥ・ディスプレイを指さす通訳さん
…いまから思えばこの通訳さんはあまり焼き物に詳しくなかったんだな
そこには白地にロイヤルブルーの細かい模様の入った金縁のカップ
(画像見て)
おお~!
初めて見るぞこのデザイン
洗練された優雅さと
そして好みの色合わせ
「これがグジェリですか?」
「そうですよ、モスクワ市民の誇りです」←ま・ち・がっ・て・る
うーん実は今回画像を探すまで
このガイドさんの知識を丸飲みにしていたのだが
グジェーリ焼きで検索しても全然このデザインがヒットしなかったんで
ロシアの磁器で再検索したら…
ロモノーソフはロシアの古都サンクトペテルブルグにある、約260年の歴史を誇る名磁器窯。ロシアの皇室で使用されていたもので、ロシアでは非常に高価な逸品です。そのなかでも、最も有名なのがコバルトネットのシリーズです。絵付けはすべて手書きで、金は22カラットを使用しております。白地にコバルトの上品で清々しいデザインは、世界中の陶器コレクターに愛されております
…なんだと?
ちがうじゃないかっ!
ソーニャさん!
というわけで
かれこれ10年近くもロモノーソフをグジェリ焼きと勘違いしていた
というまぬけなお話(地元のガイドさんの話なのに(泣))
紅茶にジャム入れてもいい?
ところはイズマイロボ公園の泥棒市場
グムでソーニャさんに言われて
つまり土産を百貨店なんかで買うなって←これはまちがってない
卸値でいこうとやってきた!
で、そこはルーブルが使えないときている
んでドル換金して(今はどうか知りませんが10数年前はそうだったの)
さっそく探索
まあいろいろ欲しいものもありでみてると
あった!
コバルトネット!
カップ&ソーサー6客組+ティーポット+シュガーポット+ケーキ皿6枚組+クリーマー
そして大ケーキ皿1枚
ぜんぶセットじゃなきゃ売らないよ、と露天のおばちゃんは言う
えーいくら?
○○ドルだよ!
ひえ~
安い
買えるじゃん
コレ持って帰るの…死ねと
いいや! 茶飲みの沽券にかけて持って帰る!
んで(だんだん疲れてきた…)
その上サモアールも手に入れて日本に帰還
10年前はそんなにロモノーソフは知られていなかったが
とある人に
「池袋のマリアージュ・フレールにあなたの持ってたカップ1客10000円で飾ってあったよ」
と報告が
後に買い物ついでに立ち寄ってみたらほんとに10000円だった
ポットもあった…26000円…ははは
ソーニャさん
グジェリとロモノーソフの間違いは
あれをあの価格で購入できたことで
完全相殺!
いや、おつりがくるよ
ありがとう!
あまりの楽しさに卒倒しかけるくらいの至福の旅だった
たまらんほど深くて美術館のようにゴージャスな彫像やブロンズ像で飾られた地下鉄
ロシア正教教会の荘厳さ
露天には壺売りのペリメニや赤カブとにしんの酢漬けやチーズなどが並び
その間をばあさんが木のカゴで山盛りのパンを売り歩く
このパンが異常に安くめちゃくちゃ美味い
ロシアは紅茶消費国の上位ランカー
朝、ホテルのでかいサモアールのコックを開いてモーニングティを頂く
水はまずい
実は「ロシアンティ」は
ジャムをなめながら紅茶を飲む、のであって
紅茶にジャムを入れてはいけないのだ
みんな!
紅茶にジャム入れて美味しいと思ったことあるか?
ロシア人で紅茶にジャム入れて飲むやつはいないのだよ…
“日本人は間違えて定着してるのよね”
とロシア人の美人の通訳さんに訂正をされた…
ピロシキにはるさめとシイタケを入れたのはハルピンの中国人のせい
ピロシキを揚げちゃったのはアメリカ人のせいだが!
ピロシキはロシアでは焼きます
パンだし
そしてついに出会ってしまったのだ
お待たせしました。前口上長すぎ
2位 ロモノーソフ コバルトネット
グム百貨店(日本で言えば日本橋高島屋とか新宿伊勢丹てなとこ)を
土産探してうろうろしていた
通訳さんに「ロシアの焼き物といえばなに?」とか質問をして
「そうですね~グジェーリ焼きでしょう」などなど
「これこれ」ウィンドゥ・ディスプレイを指さす通訳さん
…いまから思えばこの通訳さんはあまり焼き物に詳しくなかったんだな
そこには白地にロイヤルブルーの細かい模様の入った金縁のカップ
(画像見て)
おお~!
初めて見るぞこのデザイン
洗練された優雅さと
そして好みの色合わせ
「これがグジェリですか?」
「そうですよ、モスクワ市民の誇りです」←ま・ち・がっ・て・る
うーん実は今回画像を探すまで
このガイドさんの知識を丸飲みにしていたのだが
グジェーリ焼きで検索しても全然このデザインがヒットしなかったんで
ロシアの磁器で再検索したら…
ロモノーソフはロシアの古都サンクトペテルブルグにある、約260年の歴史を誇る名磁器窯。ロシアの皇室で使用されていたもので、ロシアでは非常に高価な逸品です。そのなかでも、最も有名なのがコバルトネットのシリーズです。絵付けはすべて手書きで、金は22カラットを使用しております。白地にコバルトの上品で清々しいデザインは、世界中の陶器コレクターに愛されております
…なんだと?
ちがうじゃないかっ!
ソーニャさん!
というわけで
かれこれ10年近くもロモノーソフをグジェリ焼きと勘違いしていた
というまぬけなお話(地元のガイドさんの話なのに(泣))
紅茶にジャム入れてもいい?
ところはイズマイロボ公園の泥棒市場
グムでソーニャさんに言われて
つまり土産を百貨店なんかで買うなって←これはまちがってない
卸値でいこうとやってきた!
で、そこはルーブルが使えないときている
んでドル換金して(今はどうか知りませんが10数年前はそうだったの)
さっそく探索
まあいろいろ欲しいものもありでみてると
あった!
コバルトネット!
カップ&ソーサー6客組+ティーポット+シュガーポット+ケーキ皿6枚組+クリーマー
そして大ケーキ皿1枚
ぜんぶセットじゃなきゃ売らないよ、と露天のおばちゃんは言う
えーいくら?
○○ドルだよ!
ひえ~
安い
買えるじゃん
コレ持って帰るの…死ねと
いいや! 茶飲みの沽券にかけて持って帰る!
んで(だんだん疲れてきた…)
その上サモアールも手に入れて日本に帰還
10年前はそんなにロモノーソフは知られていなかったが
とある人に
「池袋のマリアージュ・フレールにあなたの持ってたカップ1客10000円で飾ってあったよ」
と報告が
後に買い物ついでに立ち寄ってみたらほんとに10000円だった
ポットもあった…26000円…ははは
ソーニャさん
グジェリとロモノーソフの間違いは
あれをあの価格で購入できたことで
完全相殺!
いや、おつりがくるよ
ありがとう!