日高見製作所 業務日報

「鉄分」欠乏中。。

金ヶ崎~北上間に貨物駅を作ろう

2008年10月10日 23時59分59秒 | 鉄道写真
 というような動きがあるそうです。

貨物駅新設へ促進協 北上など岩手中部経済界」岩手日報10月2日付
『 東北地方への自動車関連産業集積を受け、北上市など岩手中部地域の経済界が中心となり、同市へのJR貨物駅新設を目指す協議会が6日、発足する。トヨタ系・関東自動車工業岩手工場(金ケ崎町)に隣接する北上市相去町への設置を構想。2010年にセントラル自動車が稼働する宮城県も同様の動きを強めており、JR貨物や国、県などに働き掛け、東北の物流拠点の形成を目指す。』

 というような記事が掲載されていました。記事中にある「北上市相去町」にはかつて、北上操車場がありました。
 1978年に開業、1986年に廃止された悲運の操車場です。
 その跡地に、もう一度貨物駅を作ろうという動きが出てくるとは・・・。

 実際、トヨタのコンテナなどは工場がある金ヶ崎を通り過ぎて、盛岡貨物ターミナルからトラックで引き返してきているわけで、あたらしく貨物駅を作ればメリットはたくさんあるのでしょう。

 しかし・・・、「歴史は繰り返す」というか。。皮肉というか。。。

 まあ、遊んでいる土地が有効に活用されるのならば、それはそれで良いことかと。
 車扱貨物に大鉈が振るわれた頃には、まさかトヨタ系列の関東自動車が金ヶ崎に工場を作るなんて誰も思っていなかったし、コンテナの取り扱いはもともと盛岡貨物ターミナルが受け持っていたしで、北上操車場の廃止は当然の流れであったわけです。
 ああ、ゴーサントウの時にコンテナ扱い設備も付けておけば良かったのにね<だからコンテナは盛岡(貨)の分担だって。

 今後の動きが楽しみです

※画像は在りし日の北上操車場の様子。JRに移管されずに廃車となった車両群が解体を待っているところです。

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