埼玉県特別機動援助隊合同訓練見学記の2回目です。
今回はまず、会場で配布されたパンフレットに記載されている「訓練想定」を引用します。
「A市内の国道交差点において、前夜の降雨により路面が凍結し赤信号で停車しようとした乗用車がスリップし交差点内に進入したため、青信号で進行中のバスと衝突、また、後続のトラック及び乗用車もスリップし次々に追突した。
最初の事故で乗用車が歩道に乗り上げ歩行者数名を巻き込み停車。また後続の事故車両の運転手及び同乗者に要救助者が多数発生した。
通報を受けた上尾市消防本部では、火災による災害活動中であったため、近隣の消防本部に応援の要請を行うとともに、川口市消防本部(地域代表消防機関)に埼玉県下消防相互応援協定第1要請を、埼玉県知事へ埼玉県特別機動援助隊の埼玉県下消防相互応援協定特命要請を行った。
要請を受けた川口市消防本部は第1ブロック隊を派遣し、埼玉県知事はさいたま市消防局(代表消防機関)に機動救助隊の出場を指示、埼玉DMAT(災害派遣医療チーム)登録機関に埼玉DMATの出場要請を行った」
上記のような想定の元、訓練が執り行われました。
A市内の国道交差点で発生した、多重衝突事故の現場です。横転している車両も見えますね。
事故発生の通報を受けて、上尾市の消防隊が駆けつけてきました。
事故現場に現場指揮本部が設置され、救護活動が開始されました。
やがて、近隣の消防署からの応援も到着します。
【続きはまた明日、かな?】