奥明日香「天空展望台」 ~明日香・逍遥
天武・持統天皇陵は、寒咲き菜の花に包まれていた。
寒さの中、”春遠からじ”と耐えるように咲く。
明日香には、通うように出かける。
日本の原風景なんて、在り来たりの言葉では語りきれない魅力が、この地にはあるのだ。
それが何なのか、もっと知りたくて、また、明日香・逍遥。
この季節には定番の「八釣の郷」の蝋梅に見入る。
万葉文化館の庭園の紅梅も咲き出した。
道沿いの白梅が桜のよう。
明日香村を流れる飛鳥川の稲淵と栢森に架かる雄綱と雌綱。
子孫繁栄と五穀豊穣、そして、悪疫などが村に入り込まない様に結界を張る。
柏森から、更に奥。奥明日香の秘境、「天空展望台」を目指す。
狭路と急坂ゆえ、車で行かれるときは、要注意。途中から、徒歩となる。
集落の小さな神社の祠の横に展望台がある。
二上山、葛城山、金剛山、手前に高取城跡の展望が広がる。
天気が良ければ、あべのハルカスも見えるという。
もうひとつの明日香の秘境・尾曽の大威徳院と甲乙付けがたい絶景である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます