“U.A.E.” Pav.のナツメヤシの柱 と 「アル・アイヤーラ」~大阪関西万博 ⑩
U.A.E. (United Arab Emirates=アラブ首長国連邦) パビリオン前で伝統舞踊「アル・アイヤーラ」が披露されていた。
踊りながら奏でられる打楽器を囲むようにして、20人ほどの男性が「アサ」と呼ばれる長いつえを振りながら歌う。
「歓迎」の意味を持つこの舞踊は現地では結婚式などのお祝いの席で踊ることが多いという。
パビリオンの内部には、高さ最大16メートルという特産のナツメヤシを使った柱が90本立ち並び壮観である。
テーマは「大地から天空へ」。
外壁が総ガラスになっているため木々の林立が外から透けて見える。
「ナツメヤシの廃棄物利用と日本の匠の木工技術を融合させることで、革新的な建築デザインを実現」しているとのこと。
天井が高く窓も大きい館内は開放感があり、ナツメヤシの実ディーツなのか、乳香の甘い香りがほのかに漂い、実際、アブダビの街なかを訪れたような錯覚に陥る。
UAEの伝統工芸から宇宙関連などの先端産業まで、パネルや映像などを使って展示されている。
2021年にはドバイで万博が開催されている。
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