古代ゾーン ‟甦るアレクサンダー” ~大塚国際美術館・陶板名画の旅 ⑥
大きな円型をした展示室はギリシア、ローマ遺跡がメインの「古代系統展示」である。
殆どがギリシャの壺絵、ポンペイの壁画、モザイク絵画となる。
まず、目を引くのがポンペイ遺跡の邸宅の床に描かれているのが発見されたモザイク画で最高傑作の一つ、「アレクサンダー・モザイク」だ。
横約5・8メートル、縦約3・1メートルの巨大な作品で数百万個の石片が使われている。
紀元前4Cにギリシャのマケドニア軍を率いて東方に遠征したアレクサンダー大王が「イッソスの戦い」でペルシャ軍と戦う様子を描いたとされる。
20歳で王となり、32歳で没するが僅か12年の在位の間に世界史を塗り替えたと伝わる。
我々にとっても、教科書等でお馴染みののモザイク画である。(ナポリ国立考古学博物館蔵)
「戦士の帰還 」
足許のモザイクは、「大狩猟図」。
「春」
「獅子狩り」
「身づくろいする鳩」
「豹に乗るディオニュソス」

鋳造所の画家 「青銅像の制作」
「酒宴と踊り」
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