goo blog サービス終了のお知らせ 

ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

喜連村史の会・主催「喜連の中世寺院を歩く」に参加して

2015-05-27 | 平野探訪
喜連村史の会・主催「喜連の中世寺院を歩く」に参加して

            

 5月23日(土)、久々に町歩きツアーに参加した。
 主催するのは地元喜連の古刹「寶圓寺(ほうえんじ)」の住職、白川俊義 さんが代表を務める「喜連村史の会」。
 いつも、自転車で走り回っている喜連ではあるが、表面上しか見ていないので、この機会にじっくりと史跡を見学させていただきたいと思った。
 それと、もちろん、思惑も少なからず、ある。

            

 ツアーには熱心な歴史ファンを中心に約30名の参加者があった。
 喜連東の傳了寺を13時半に出発して、八坂神社に到着。
 八つの中世寺院と古民家、かつての喜連環濠集落を取り囲む地蔵尊の殆どを廻るという、見所を凝縮したような盛りだくさんな内容だ。

 法性寺でお宝の軸をみせてもらう。

            

 築100年を超える寺社、蔵、屋敷が多数あり、町並みはしっとりとした歴史的景観が息づいている。

            

            

            

                   
            

             

 普段は入れない古民家にも、多数、見学させていただいた。

            

            

             

 よく訪れる楯原神社であるが、白川代表の流暢な説明に改めて溜飲を下げる。 

            

 屋根にかつて城であった名残の鯱鉾がある如願寺。
 かつての環濠沿いに歩く。           

            

 古代には大阪平野は河内湾であり、喜連は大陸文化の玄関港であったという。
            

 中高野街道などの主要道路に通じる環濠集落の出入口には、住民によって祀られてきた地蔵尊がある。

            

 専念寺にて。

            

            

 「喜連村史の会」は地域の古刹が宗派を超えて連携し、わがまち喜連の歴史再検証に取り組んでおられる。
 白川代表は現役大学講師として教鞭も取られるそうで、その語り口の面白さに思わず、聞き入ってしまう。

            

            
         
            

 実は翌24日に「平野西地域活動協議会主催・平野郷めぐり」というイベントを控えており、当日のコースは平野郷から喜連まで町歩きをすることになっていた。
 今回、私は「全興寺の首地蔵の特別拝観」と「平野佛像博物館の特別見学」をセッティングしていたが、喜連地域での「特別」がないのが気になっていた。
 そのため、私はツアー終了後、初面識にも拘わらず、厚かましくも、多忙な白川代表に翌日のイベントを説明し、寶圓寺の拝観とガイドをお願いした。

 そして、その突然の申し入れを白川代表は快く受けてくださった。


           人気ブログランキングへ
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
              にほんブログ村
              

FC2 Blog Ranking