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ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

鎌倉 Story ① ~プロローグ 「鶴岡八幡宮」

2023-12-09 | 関東の旅

鎌倉 Story ① ~プロローグ 「鶴岡八幡宮」

 

 明日から、いよいよ12月という日、「そうだ鎌倉、行こう。」と突如、思い立ち、仕事が終わったあと、夜行バス車中の人となった。

 

 

 そして、早朝には鎌倉駅東口に降り立っていた。

 開店準備に忙しい小町通りを通り抜けると朱塗りの巨大な鳥居が見えてきた。

 

 鶴岡八幡宮は鎌倉を代表する古社のひとつで、源氏の氏神である京都の石清水八幡宮を源頼義が由比ヶ浜辺に祀ったことが始まりとされる。    

 その後、1180年、源頼朝が鎌倉入りするや由比ガ浜の八幡宮をこの地に移した。

 

 三ノ鳥居の前には元社があった由比ヶ浜まで続くという一直線の参道が伸びていた。

 

    弁財天社を祀った東の池は源氏池。

 

 

   静御前が義経を慕い、心を込めて舞ったという「舞殿」。    

 

 

 

   鮮やかな朱色の御本殿は、代表的な江戸建築で、国の重要文化財に指定されており、鎌倉のシンボルの一つ。

 鎌倉武士の守護神の宗社である。

 掲げられた額の「八」の字は、神聖な神の使いとされている二羽の鳩で表現されている。

    武士の社らしく、「随身門」の入り口両側には、仁王様でなく、随身(=平安時代以降、貴人護衛にあたった武人)が鎮座している。

 

 

 

 

 

  

 

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初冬の富士山 ④ ~本栖湖と朝霧高原

2018-12-14 | 関東の旅

初冬の富士山 ④ ~本栖湖と朝霧高原

 

 河口湖では僅かに残っていた紅葉と富士山とのコラボ写真を狙ったが・・富士山はお昼前には、すっぽりと雲を被っていた。

 それではと、西湖、精進湖と巡ったが、富士山はお顔を出してくれず。

 だが、本栖湖で一瞬だけだが、頂上付近の雲が流れた。

 これぞ、「千円札の冨士」である。

 すぐに、実物と比べたくなる私。

 さあ、帰路に入る。

 前回時は白糸の滝や田貫湖、鳴沢氷穴などを巡ったが、今回は朝霧高原を駆け抜けるだけ。

 とはいうものの、牧場が点在する朝霧高原は北海道を思わせる、お気に入りのコース。

 ミルクランドのおいしいジェラートで、旅を締めくくった。

 

  
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初冬の富士山 ③ ~河口湖

2018-12-12 | 関東の旅

初冬の富士山 ③ ~河口湖

 河口湖は富士五湖の中で最も長い湖岸線を持ち、最も低い標高地点にある。

 面積は富士五湖では2番目の大きさで、周辺地域は観光地としてもっとも、開発されている。

 上は黄昏時の富士山。

 特に北岸からの冨士山の眺望は遮るものがないため、裾野まではっきり、見える。

 午前5時半より、湖岸に出て、朝焼けの冨士を狙う。

 午前6時を過ぎると、空が漸く、赤みがかる。

 逆さ冨士も美しい。刻々と変わる冨士の表情。

 宿は湖畔の「サニーデ・リゾート」を取ったが、ビューポイントとしても最高だった。

 和中心の創作料理も美味しかった。

 冨士眺望の露天風呂が自慢の宿。(るるぶ画像より)

 

 
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初冬の富士山 ② ~忍野八海

2018-12-11 | 関東の旅

初冬の富士山 ② ~忍野八海

 忍野八海(おしのはっかい)は富士山の伏流水が湧き水となってできた透明度の高い八っの池である。

    この湧き水は富士山の雪解け水が地下の溶岩の間で、約20年の歳月をかけて濾過されたものだという。

 富士山信仰に関わる巡拝地として八海それぞれに八大竜王を祀っている。

 富士登拝を行う道者たちはこの水で穢れを祓った。

 黄金の鱒が悠然と泳いでいた。

 水の透明度は素晴らしかったが、中国のインバウンド中心の観光客の多さは半端ではない。

 静寂を求める旅人には不向きかもしれない。

 お昼は山中湖湖畔の「庄ヤ」さんでいただく。山梨のグルメといえば、「ほうとう」。かぼちゃ煮込み仕立てが基本という。

 ワカサギの天ぷらがついて、おいしかった。

 もちろん、富士山仕込みの清水を使った「石臼そば」も、人気だ。

 
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初冬の富士山 ① ~山中湖

2018-12-09 | 関東の旅

初冬の富士山 ① ~山中湖

 

  久し振りの富士山行きは晴天に恵まれ、新清水あたりの新東名高速からでも、その勇姿を拝むことができた。

 御殿場ICから、山中湖を目指す。

 静岡側より、山梨側の方が積雪が多そうだ。

 富士五湖の中でも、最大の面積、最標高を誇る山中湖は、富士山にもっとも近い湖でもある。

 まずは、山中湖村平野を散策。

 続いて、定番のパノラマ台へ。

 もうひとつのビューポイント、長池親水公園。

 白鳥が羽を休めていた。

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日光社寺めぐり ~二荒山神社、輪王寺

2017-12-22 | 関東の旅

日光社寺めぐり ~二荒山神社、輪王寺

男体山、女峰山、太郎山の日光三山を御神体、二荒山大神として祀る二荒山(ふたらさん)神社。

主祭神は大黒さま。縁結びのご利益でも知られている。

1617年に秀忠が寄進した本殿は日光山内に現存する最古の建物。

日光三山の本地仏、金色の三仏が鎮座する輪王寺。

三仏を祀る三仏堂は修復工事中。

大谷川に架かる朱塗りの神橋は日光山内の玄関口。

日光での宿はB&Bスタイルの「タ―トルズイン日光」。小さな宿だが、温泉宿。

かつてはユースホステルかバックパッカーズホテルしか、泊まらなかったが、最近はさすがに個室が欲しいのと、YH並みの出会いの場があればと、こちらに投宿した。

 JR 日光駅は懐かしさ一杯レトロな駅。

駅近で野生の猿軍団を見かけた。

下今市で乗り換える。観光用にSLやレトロ車も走らせているようだ。

鉄道マニアにはたまらない。

長々と11回に及ぶ日光の旅におつきあいくださいまして、ありがとうございました。

特急スペーシアに乗り込みます。

 

 

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日光社寺めぐり ~「輪王寺大猷院」

2017-12-21 | 関東の旅

日光社寺めぐり ~「輪王寺大猷院」 (りんのうじたいゆういん)

 「大猷院」は、徳川三代将軍 徳川家光の廟所(びょうしょ=墓所)。

 祖父・家康の廟所(東照宮)をしのいではならないという家光の遺命によって、彩色や彫刻は、控え目に造られているが、かえってそれが重厚で落ち着いた雰囲気を醸し出しており、個人的には煌びやかな東照宮より、こちらの方が気に入っている。

 入り口の「仁王門」にはじまり、家光公墓所の入り口に当たる「皇嘉門」(こうかもん)まで、意匠の異なる大小5つの門があり、それぞれに見応えがある。

 

 
 世界遺産日光の境内で1番大きな門、「二天門」は修復中であったが、その次に控える「夜叉門」も圧巻だった。

 赤、緑、白、青の夜叉が護る。

 

唐門。

 拝殿、本殿。狩野派の合作といわれる140枚の龍の天井画がある。

 「皇嘉門」は家光が眠る奥院への入り口。

 

 

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日光東照宮 3 ~「眠り猫」、「恙」、「天女」、「鳴き竜」

2017-12-18 | 関東の旅

 日光東照宮 3 ~「眠り猫」、「恙(つつが)」、「天女」、「鳴き竜」

「眠り猫」・・・おそらく、日本で一番有名な猫の彫り物。

 角度を変えると、飛び掛かろうとしているようにも見える。

   伝説的な彫刻職人 左甚五郎の作品と伝承されている。

 

日光東照宮の建物には、多様な動物の木彫り像がみられることが多い。これらの動物のほとんどは平和を象徴している。眠り猫は踏ん張っていることから、徳川家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして、裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。(ウイキペディアより)


 

 眠り猫が彫られた門をくぐり、神聖な雰囲気が漂う石畳の道と207段の石段を昇り、奥宮を目指す。

 奥宮の拝殿と、徳川家康が埋葬されている上に建てられた宝塔にたどり着く。

 本殿・石の間・拝殿からなる御本社(ごほんしゃ)は東照宮の最も重要なところであり、例祭をはじめ年中の祭典が斎行される。

 また拝殿左右には、「将軍着座の間」・「法親王着座の間」がある。

  中央の間の天井には狩野探幽その他の絵師の合作になる百間100種の龍が、欄間の上部には三十六歌仙、 襖には探幽の漠と麒麟が施されている。

 



 御本社の正門が唐門で、普段は誰も通ることが許されない。

 唐門は、桁行3メートル・梁間2メートル弱の小さな建物で全体が胡粉摺【こふんずり】で一見質素だが、彫刻の数は柱などに嵌め込まれた小さな花形の文様彫刻などを含めると、611個にも及び、柱などの軸部は、総てに地紋彫りが施されている。

 三つ葉葵御紋瓦の屋根、唐破風の上に「つつがない」という言葉の語源となった霊獣『恙(つつが)』がいる。

 恙(つつが)は見た目、狛犬に似ているが、かなり獰猛で虎や豹よりも強く、昼の世界を守る霊獣である龍と対をなす『夜を守る霊獣』である。

 昔の人々にとって恙という言葉は、いつしか「災難・病気・災い」という意味をもつ言葉として伝わるようになった。

『恙が居ない』ということは『災難が無い』ということを意味し、それがそのまま『恙が居ない→つつがない』へと変化した。

 

  唐門の西側には、神様の乗り物、三基の神輿を収めた「神輿舎」(しんよしゃ)がある。

  神輿は、家康の他、豊臣秀吉、源頼朝であるから、驚きである。

  天井の天女の絵は実に優雅だった。

 

 再び、陽明門を出ると、対を成す鼓楼と鐘楼。

その奥にある本地堂(薬師寺)の天井には34枚のヒノキ板に描かれてた縦6m横15mの竜の絵がある。

竜の頭の下で拍子木を打つと「キィーン」という甲高い音が反響して竜が鳴いているように聞こえるので、「日光の鳴竜」と呼ばれている。

 

天下泰平を願って建てられた東照宮。今、何かを訴えかけているような気がしてならない。

 

 

 

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日光東照宮 2 ~陽明門・豪華絢爛たる「日暮門」

2017-12-17 | 関東の旅

日光東照宮 2 ~陽明門・豪華絢爛たる「日暮門」

 世界遺産・日光東照宮の国宝「陽明門」が約40年ぶりに行われた「平成の大修理」を経て公開されている。

 陽明門は500体を超える極彩色の彫刻や瑚粉塗りの柱、黒漆塗りの屋根など、誰もが目を見張る豪華絢爛たる建築物で一日中見ていても決して飽きないことから、別名「日暮門」(ひぐらしもん)とも呼ばれている。

 陽明門とその前の鳥居を中心に結んだ上空に北極星が来るように造られているという。

 また、その線を真南に行けば江戸に着くとされ、さらに、主要な建物を線で結ぶと北斗七星の配置と寸分違わぬよう設計されているという。

 

  

 白い龍は『目貫の龍』という。

 目が掘られて(貫かれて)いないのは「画竜点睛」で目を入れたら遥か彼方に飛翔してしまうから。

 「龍」のようにみえるが実は「麒麟」、「息」、「竜馬」、「飛龍」がいるので、注意して、鑑賞しなければならない。

龍(上)、息(中)、竜馬(下)。額「東照大権現」の横には、麒麟がいる。

また、中国の故事・逸話、仙人など、様々なストーリーの彫刻がある。

随身像。

白い唐獅子。

 

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日光東照宮 1 ~三猿と想ゾウ

2017-12-14 | 関東の旅

日光東照宮 1 ~三猿と想ゾウ

「日光東照宮」は1617年に、徳川家康を祀る神社として、2代将軍徳川秀忠により建てられた。

その後、1634年~1636年にかけて、3代将軍徳川家光により造替された。
現在そのほとんどの建築物などが、 国宝や重要文化財に指定され、1999年には、世界遺産にも登録された。

一ノ鳥居をくぐり、左側にまず、目に付くのが、極彩色の五重塔。

正面一層には徳川三代の干支(家康=寅、秀忠=卯、家光=辰)の彫刻が並ぶ。

表門(仁王門)を出る。

門横には神馬をつなぐ神厩舎。人生の教訓を説いたという8枚の猿の彫刻はここにある。

TOP写真の三猿はその2枚目で、「幼少期に、悪いことは見ない、聞かない、言わない。」を表わす。

何でも吸収する幼い時期に子供に悪いことは見させない、聞かせない、言わない。奇麗なものだけを見て素直に育つのが良いということ。
また大人に向けて、人の悪いところばかりを見ない、あえて聞いたりしない、悪口を言ってはいけないという教えでもある。

私が好きなのは1枚目の小猿の将来を心配する母猿の像。

空を見上げる青年期の志。

悩み多き人生。それを助ける仲間たち。

中神庫。

上神庫には蔵(ぞう)を守る象(ぞう)。洒落なのだろう。

実物を知らずに創られた想像の象。

御水屋の飛龍。魚のような龍である。

陽明門の前に立つ。さすがに何かワンダーな気配が満ち満ちている。

このあたりは日本でも屈指のパワースポットだという。

日光白根山、切込湖、湯ノ湖、湯滝、戦場ヶ原、竜頭ノ滝、中禅寺湖、華厳ノ滝、そして、この地と意識せず、旅してきたが、よくよく考えると男体山、白根山を結ぶ竜骨に沿ってきたことに今、気がついた。

 


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奥日光探訪 4 ~戦場ヶ原、竜頭ノ滝、華厳ノ滝

2017-12-12 | 関東の旅

 奥日光探訪 4 ~戦場ヶ原、竜頭ノ滝、華厳ノ滝

 戦場ヶ原とは、戦国時代に合戦でもあったのかという地名だが、もっと昔、神代の頃の大蛇と大ムカデの戦いの伝説が由来になっているとのこと。

かつては男体山の噴火によってできた湖だったが、今は広さ約400haの高層湿原となっている。

戦場ヶ原の広さを実感!

 

 戦場ヶ原を流れる湯の川が一段低い中禅寺湖に滝となって、流れ落ちる。

溶岩の上を210mに渡って流れる滝なのだが、滝壺辺りで、大きな岩に遮られて、流れは二分される。

その姿が龍の頭に似ているというので、「竜頭の滝」という。

 

滝壺展望台にある「龍頭の茶屋」で、山菜蕎麦をいただいた。

なかなか乙な瀧見そばとなった。

中禅寺湖に到着。男体山が更に神々しく、眼前に聳える。

中禅寺湖の湖水は、垂直落下97mの落差の滝となる。

華厳ノ滝である。

 

 


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奥日光探訪 3 ~湯滝、小田代ヶ原

2017-12-11 | 関東の旅

奥日光探訪 3 ~湯滝、小田代ヶ原

 湯ノ湖の南端に架かる橋を渡ると湖水が川となる。

その川が突然、轟音とともに、急斜面を滑り落ちる。

湯ノ滝は高さ70メートル、長さ110メートルの滝で、湯川をせき止めて湯ノ湖をつくった三岳溶岩流の岩壁を湖水が流れ落ちる。

いわゆる垂直落下型でない滝で、この迫力は初めてだ。

 湯滝の水は湯川となり、戦場ヶ原を経て、中禅寺湖に注ぎ込む。

湯川沿いの遊歩道。先ごろの水害の跡だろうか、倒木が目立った。

これらもやがて、土に還っていくのだろう。

遊歩道は泉門池(いずみやどいけ)に差し掛かる。

沢かと思うほど、ゴボゴボと泉が湧き出ている。

ここまでくると男体山の勇姿が目前に拝めるようになる。

この地点は戦場ヶ原と小田代ヶ原の分岐点になっている。

小田代ヶ原は湯川の西側に広がる周囲2キロの草原で、面積は戦場ヶ原の約4分の1ほど。

熊笹を渡る風が心地良い。

ミズナラの林に囲まれた大自然が広がる。

草原の真ん中に生えている「小田代ヶ原の貴婦人」と呼ばれる1本のシラカバの木が有名。

この地でも鹿増加のための食害が深刻化しており、小田代ヶ原は柵で囲まれている。

 小さくて丸くて、フワフワ。「エナガ」が白樺林を飛び交っていた。

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奥日光探訪 2 ~刈込湖・切込湖

2017-12-09 | 関東の旅

奥日光探訪 2 ~刈込湖・切込湖

奥日光の湯元温泉の源泉附近から金精道路を越えて1672mの小峠へ、小峠から下って山の中にある湖、刈込湖・切込湖を目指す。

帰りは湿地帯である涸沼、1740mの山王峠を経て、光徳牧場に至るコースだ。

アップダウンの登山コースでもあり、まだまだ、知る人ぞ知る秘境といえるのではないだろうか。

(私の秘境の定義は、「るるぶ」や「まっぷる」には、載らない場所)

登山口から積雪があり、アイゼンなしなのが、少し、不安だったが、ゆっくりと登っていく。

刈込湖に到着。

切込湖・刈込湖は湯ノ湖と同じく三 岳の噴火によってできた、堰き止め湖である。

二つの湖はつながっていて水の流れ出す沢がない。

刈込湖は「おお!」と声が出るほど、噂に違わず、美しい湖だった。

 

湖岸を歩き、ひょうたん型の二湖の連結部分まで出る。

もうひとつの切込湖を見て、また、「おお!!」と声をあげてしまった。

切込湖は連結部分の僅かを残して、全面、氷結していた。

湖畔に降りてみる。湖岸の氷は3cmほどの厚さだろうか。

誰一人といない湖畔の静寂の中で、突如、「キュルキュル、クルクル」と響き渡る音。

氷が軋む音なのか、野鳥なのか、いまだにわからぬまま、神秘の湖を後にする。

 湖をあとにした山道で、突然、ドスンドスンと地響きがしたかと思う間もなく、黒褐色の大鹿が駆けていった。

写真を撮る間もないくらい、一瞬だった。

奈良の鹿とは、明らかに違う、ジブリに出てくるような大鹿だ。

あれは本当に山の神なのかもしれない。

これまでの湖、同様に三 岳の噴火によってできた、かつての堰き止め湖、今は湿地帯になった涸沼、到着。

ここから、山王峠まで、高低差110mのcuteじゃない、急登だ。

一気に、と言いたいところだが、ヨタヨタと登る。

峠を越えると木道の快適な道。

こんなふうにして、やっとの思いで、また、湯元温泉に戻って、疲れた身体を湯治した。

 

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奥日光探訪 1 ~湯元温泉と湯ノ湖

2017-12-08 | 関東の旅

奥日光探訪 1 ~湯元温泉と湯ノ湖

中禅寺湖、戦場ヶ原の奥にあり、湯川の水源となる湯ノ湖。その北岸に開けた静かな温泉街が湯元温泉である。
湯元温泉は日光の奥座敷といわれ、約1200年前に日光開山の祖・勝道上人が発見したとされる白濁の硫黄泉が湧く名湯で、神経痛やリウマチに効くといわれている。

泉源地の前には勝道上人が開基したと伝わる温泉寺がある。

温泉神社もある。日光や鬼怒川に比べると観光客が少なくて、過ごしやすいが、廃屋となった宿泊施設や土産店が気になるところだ。

乳白色の「あんよの湯」。

バスターミナルの前にある万蔵旅館に投宿した。

連泊。素泊まり¥5000とコスパ価格。

鬼怒川の豪華温泉に泊った翌日だが、私には、こちらの方が落ち着く。

エメラルド色の濁り湯温泉。硫黄の匂いが温泉ムードを掻き立てる。

窓を開けると前白根山の勇姿が。雪が散らついてきた。

 

朝も爽快な勇姿を見せてくれる。

開設前のスキー場に行ってみる。

麓に何やら、蠢くものが・・・

親子鹿である。

湖岸を一周する。

男体山を遠望する。

雄大な前白根に抱かれて。

 

 

 

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