
凍てつく朝、長居植物園に冬の花の撮影に出かけた。
スイセンは、今を盛りと咲き誇っている。

そして、カンザキハナナにジュウガツザクラ。



梅の花も咲き始めた。


山茶花には、緑色の妖精「メジロ」がさかんに飛来する。






大池では、青い宝石「カワセミ」発見!
枯れた蓮に鮮やかな青が目立つ。



池の周囲の手すりに休むのはいいが、あちこちに移動するものだから、カメラマンは走り回らなければならない。




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大阪市大植物園 ~梅が綻ぶ頃
大阪府交野市私市にある「大阪市大植物園」。
もちろん、大学の研究施設であるが、広く一般にも開放されている。
広大な敷地には“森の植物園”と云われるだけあって、国内外の多様な樹木を育成している。
メタセコイアが冬空に凛として聳えていた。
菜の花が唯一、彩りを添えていた。
この日は「ウメ観察会」という催しがあり、「梅はまだ、チラホラだろうに」と疑心暗鬼で出かけたのだが、案の定、チラホラどころか、“チラ”だけである。
にもかかわらず、なんと、30数名の参加者がいらっしゃって驚いた。
梅についてのレクチャーを受けたが、「枝と蕾」のちょっと、寂しいウメ観察会だった。
過去の梅のストック写真をフォトチャンネルに編集したので、今日はこちらをどうぞ。
↓↓↓↓↓
梅が綻ぶ頃
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デジブック 『高見山の霧氷と樹氷』
2回に渡って、掲載した「高見山雪中登山」をデジブックに編集しました。
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司馬遼太郎記念館 1 ~「菜の花忌」に寄せて
いつも、急行列車の車窓から垣間見る、通り過ぎるだけの駅に初めて、降り立った。
東大阪市の近鉄「八戸の里(やえのさと)駅」。
「戸」を「え」と読むのは、まったく、正しい読み方だ。
初めて、降り立った駅の改札を出たとき、ワクワクするのは、旅人の習性だが、今日のワクワク感は、それだけではなさそうだ。
行こう行こうと思いながら、あまりに近いので、「また今度」と思い、とうとう、行かなかった「司馬遼太郎記念館」を初めて訪れることにしたのだ。
終生、菜の花を愛した司馬遼太郎にちなんで、彼が没した2月12日を「菜の花忌」と称するが、この日が近づくと郷土の偉人を偲んで、街の至る所が菜の花で飾られる。
八戸の里駅から徒歩8分(河内小阪駅からは約12分)で「司馬遼太郎記念館」に到着する。
受付を通ると瀟洒な自宅と手入れの行き届いた庭園があり、菜の花はじめ、たくさんの季節の花に包まれている。
庭園には歌碑があり、その奥に安藤忠雄氏設計という、ゆるくカーブを描くモダンな建物ー「記念館」がみえる。
エントランスに続く長いアプローチにも菜の花が飾られている。
エントランスからロビーを抜け、展示室に入ると、高さ11m、壁面いっぱいの書棚に圧倒される。
「大書架」と呼ばれ、約6万冊といわれる、蔵書世界を想像してもらう空間である。
(HPより拝借)
記念館は司馬作品との対話、自分との対話を通じて、何かを感じ取ってもらうことを設立趣旨としているそうだ。
人間にとって、その人生は作品である。(司馬遼太郎)