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ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

青い宝石「カワセミ」と緑色の妖精「メジロ」 ~長居植物園

2017-01-22 | 花めぐり~1・2月
青い宝石「カワセミ」と緑色の妖精「メジロ」 ~長居植物園

               

 凍てつく朝、長居植物園に冬の花の撮影に出かけた。
 スイセンは、今を盛りと咲き誇っている。

               

 そして、カンザキハナナにジュウガツザクラ。

               

               

               

 梅の花も咲き始めた。

               

               

 山茶花には、緑色の妖精「メジロ」がさかんに飛来する。

               

               

               

               

               

               

 大池では、青い宝石「カワセミ」発見!
 枯れた蓮に鮮やかな青が目立つ。

               

               

               

 池の周囲の手すりに休むのはいいが、あちこちに移動するものだから、カメラマンは走り回らなければならない。


               

               


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水仙の咲く頃 2 ~千早赤坂村の「スイセンの丘」

2017-01-21 | 花めぐり~1・2月
  水仙の咲く頃 2 ~千早赤坂村の「スイセンの丘」

              

 大阪府内唯一の村、南河内郡千早赤阪村の「スイセンの丘」で約5万本の水仙が見頃を迎えている。
 村おこしの一環として、10数年前から棚田を利用して、水仙を栽培している。
 その一角だけは、白と黄の絨毯と甘い香りが広がり、金剛おろしの冷たい風をものともせず、一足早い春の訪れを感じるようだった。

              

              

              

              

              

              

              

              

              

 千早赤阪村は南北朝時代の悲運の武将、楠木正成、生誕の地でもある。
 道の駅「ちはやあかさか」横の一角には、楠公生誕の地の石碑と楠公由来の展示中心の「郷土資料館」がある。


              

              

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ロウバイの咲くころ ~浄瑠璃寺

2017-01-19 | 花めぐり~1・2月
 ロウバイの咲くころ ~浄瑠璃寺

                    

 浄瑠璃寺は木津川市にある真言律宗の寺院。
 寺名は本尊である薬師如来の居所たる東方浄土「東方浄瑠璃世界」に由来する。

                    

                    

 紅葉の名所、浄瑠璃寺もすっかり、冬枯れの佇まいで、ロウバイの黄色と南天の赤が僅かな彩りを添える。
 特にロウバイは半透明の蝋細工のような花びらを精一杯、広げて、今を盛りと咲き誇っていた。

                    

                    

                    

                    

                    

                    

 本堂に9体の阿弥陀如来像を安置することから九体寺の通称がある。
 また、この日は吉祥天女像もご開帳されていた。

                    

                    

                    
 池を中心とした浄土式庭園と、平安末期の本堂および三重塔が残り、平安朝寺院の雰囲気を今に伝える。
 池は薄氷に覆われており、セキレイたちが氷上をさかんに闊歩していた。


                    

                    

                    

                    

                    


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スイセンの咲く頃 ~般若寺

2017-01-18 | 花めぐり~1・2月

スイセンの咲く頃 ~般若寺

                

 般若寺は飛鳥時代に創建され、奈良時代、平城京の鬼門を鎮護する寺となる。
 以来、般若経の学問寺として栄え、数々の文化財を今に伝える。
 また秋のコスモス、冬の水仙、春の山吹など四季に咲く花の名所でもある。
 冬の凛とした空気のなか、スイセンの楚々とした佇まいは石仏によく似合う。

              

              

              

              

              

              

              

              

              

              

              

              

              
 

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八釣の里 ~ロウバイの咲く頃

2017-01-08 | 花めぐり~1・2月
 八釣の里 ~ロウバイの咲く頃

              

 毎年、この頃になると、行きたくなる場所がある。
 奈良県明日香村の八釣(やつり)の里は、奈良・大和路の風景を愛し半世紀にわたって撮り続けた故入江泰吉氏がよく通ったところとしても知られている。
 大和三山の畝傍山と大津皇子伝説の二上山が一直線に並ぶ不思議な背景に大和屋根の古民家のある集落がひっそりと息づいている。

              

              

              
 かつて飛鳥がこの国の首都だったころ、顕宗天皇の八釣宮があった地ともいわれ、のどかな中にも歴史の息吹がただよう農村風景がある。
 1月になるとロウバイがあちこちに咲き、一足早い春の訪れを感じさせてくれる場所でもある。
ロウバイは透き通るような質感と鈍い光沢のある、ロウ細工みたいな黄色の花びらと芳香が特徴的な冬の花。
 触るとパリパリッと割れてしまいそうだ。


              

              

              

              

              

              

              

              

              

              

 山茶花や南天も冬枯れた風景に紅を添える。

              

               

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長谷寺 ~冬牡丹と福寿草が咲くころ

2016-02-21 | 花めぐり~1・2月
長谷寺 ~冬牡丹と福寿草が咲くころ

              
 
 長谷寺の創建は奈良時代、8C前半とあるが、平安時代には本尊・十一面観音像を祀る観音霊場として貴族の信仰を集めた。
 参道には歴史が感じられ、何といっても、草餅が有名。

               

               

 初瀬山の山麓から中腹にかけて伽藍が広がる。
 入口の仁王門から本堂までは399段の登廊(のぼりろう、屋根付きの階段)を上る。

               

 この登廊の両脇で、冬牡丹が見ごろを迎えていた。

               

               

 春咲き品種の牡丹を、温室を利用して人工的に春の状態にして咲かせたのが「冬牡丹」。
花自体は春のつもりで咲いている。
 青い長い茎と、大きな緑の葉が特徴だ。
 冬の寒さに耐え忍んで自然に咲いた「寒牡丹」とは異なる。

 ただ、いずれも菰を被せてもらい、そこだけ、灯りがぽっと灯ったような、可愛い花だ。

              

              

              

              

              

              

              

              

              

 冬牡丹の裾には福寿草が咲いていた。
 冬の堅い殻を破って、咲き始めた春の息吹。

              

              

 梅も咲き始めていた。
 

              

              

              


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長居公園のスイセンとロウバイ、そして、我孫子観音

2016-02-07 | 花めぐり~1・2月
長居公園のスイセンとロウバイ、そして、我孫子観音

               

 立春を過ぎ、長居公園ではスイセンが見頃となっていた。
 まだ、身にしみいるような寒気と凛とした空気の中、白い清楚な花をフレーミングしながら、春の足音を聞く。

               

               

               

               

               

               

 冬の花、ロウバイ。
 蝋細工のような花びらが割れないように、そっと、シャッターを切る。

               

               

               

 近くの我孫子観音では厄払いの加持祈祷が行われていた。
 春はすぐそこである。


               

               

               

               

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大阪市大植物園 ~梅が綻ぶ頃

2014-02-24 | 花めぐり~1・2月

 大阪市大植物園 ~梅が綻ぶ頃

              

 大阪府交野市私市にある「大阪市大植物園」。
 もちろん、大学の研究施設であるが、広く一般にも開放されている。
 広大な敷地には“森の植物園”と云われるだけあって、国内外の多様な樹木を育成している。
 メタセコイアが冬空に凛として聳えていた。

              

              

              

 菜の花が唯一、彩りを添えていた。
             
              

 この日は「ウメ観察会」という催しがあり、「梅はまだ、チラホラだろうに」と疑心暗鬼で出かけたのだが、案の定、チラホラどころか、“チラ”だけである。
 にもかかわらず、なんと、30数名の参加者がいらっしゃって驚いた。

              

               

 梅についてのレクチャーを受けたが、「枝と蕾」のちょっと、寂しいウメ観察会だった。
 過去の梅のストック写真をフォトチャンネルに編集したので、今日はこちらをどうぞ。

↓↓↓↓↓

梅が綻ぶ頃



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デジブック 『高見山の霧氷と樹氷』

2014-02-18 | 花めぐり~1・2月

デジブック 『高見山の霧氷と樹氷』

2回に渡って、掲載した「高見山雪中登山」をデジブックに編集しました。




デジブック 『高見山の霧氷と樹氷』



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司馬遼太郎記念館 1 ~「菜の花忌」に寄せて

2014-02-09 | 花めぐり~1・2月

  司馬遼太郎記念館 1 ~「菜の花忌」に寄せて

             

 いつも、急行列車の車窓から垣間見る、通り過ぎるだけの駅に初めて、降り立った。
 東大阪市の近鉄「八戸の里(やえのさと)駅」。
 「戸」を「え」と読むのは、まったく、正しい読み方だ。
 初めて、降り立った駅の改札を出たとき、ワクワクするのは、旅人の習性だが、今日のワクワク感は、それだけではなさそうだ。
 行こう行こうと思いながら、あまりに近いので、「また今度」と思い、とうとう、行かなかった「司馬遼太郎記念館」を初めて訪れることにしたのだ。

             

 終生、菜の花を愛した司馬遼太郎にちなんで、彼が没した2月12日を「菜の花忌」と称するが、この日が近づくと郷土の偉人を偲んで、街の至る所が菜の花で飾られる。
 八戸の里駅から徒歩8分(河内小阪駅からは約12分)で「司馬遼太郎記念館」に到着する。

             

             

 受付を通ると瀟洒な自宅と手入れの行き届いた庭園があり、菜の花はじめ、たくさんの季節の花に包まれている。

             

             

             

 庭園には歌碑があり、その奥に安藤忠雄氏設計という、ゆるくカーブを描くモダンな建物ー「記念館」がみえる。             

             

              

 エントランスに続く長いアプローチにも菜の花が飾られている。 

             

 エントランスからロビーを抜け、展示室に入ると、高さ11m、壁面いっぱいの書棚に圧倒される。
 「大書架」と呼ばれ、約6万冊といわれる、蔵書世界を想像してもらう空間である。

             
                               (HPより拝借)

 記念館は司馬作品との対話、自分との対話を通じて、何かを感じ取ってもらうことを設立趣旨としているそうだ。

             

             

     人間にとって、その人生は作品である。(司馬遼太郎)

 


 
            (つづく)


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