今井町逍遥~江戸時代へタイムスリップ

奈良県橿原市今井町。
中世末に称念寺を中心に寺内町として成立した今井は濠と土居をめぐらせた城塞都市であった。
織田信長により武装解除された後は自治権を得て、商業都市として発展、江戸時代には「大和の金は今井に七分」といわれたほど繁栄した。
今も江戸時代に建てられた500軒もの町家が連なり、国の「重要伝統的建造物保存地区」に選定されている。

今井町のエントランスにある「華甍(はないらか)」と呼ばれる建物。
「今井まちなみ交流センター」であるが、和洋折衷の荘厳なつくり。
以前は旧高市郡教育博物館や今井町役場として使用されていた。

「飛鳥川の流れに架かった蘇武橋を渡ると、そこは江戸時代だった・・」
そんな観光コピーが目についた。
当時、町家の造りには町掟で厳しい規制があったという。
切妻造り、平入り、本瓦葺きが基本だが、町民たちは屋根の煙出しや壁面の紋所、虫籠窓、様々な格子、駒つなぎなどに意匠を凝らした。







今西家住宅は1650年に建てられた最も古い民家だが、城郭のような豪壮な外観である。


太鼓楼が印象的な称念寺。

これだけ、見応えのある町家が密集している場所は全国的にも、そうないだろう。



老朽化して空き家になった町家もあった。

そんな町家の改修に大学生がボランティアで参加していた。

今井町では「アートでまちづくり」と銘打ったイベント、“HANARART”を開催中(10.6まで)だ。
10月6日には「着物でアート作品を見て廻ろう」という企画があり、着物レンタル、着付け込み、500円からで承っているそうだ。



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奈良県橿原市今井町。
中世末に称念寺を中心に寺内町として成立した今井は濠と土居をめぐらせた城塞都市であった。
織田信長により武装解除された後は自治権を得て、商業都市として発展、江戸時代には「大和の金は今井に七分」といわれたほど繁栄した。
今も江戸時代に建てられた500軒もの町家が連なり、国の「重要伝統的建造物保存地区」に選定されている。

今井町のエントランスにある「華甍(はないらか)」と呼ばれる建物。
「今井まちなみ交流センター」であるが、和洋折衷の荘厳なつくり。
以前は旧高市郡教育博物館や今井町役場として使用されていた。

「飛鳥川の流れに架かった蘇武橋を渡ると、そこは江戸時代だった・・」
そんな観光コピーが目についた。
当時、町家の造りには町掟で厳しい規制があったという。
切妻造り、平入り、本瓦葺きが基本だが、町民たちは屋根の煙出しや壁面の紋所、虫籠窓、様々な格子、駒つなぎなどに意匠を凝らした。







今西家住宅は1650年に建てられた最も古い民家だが、城郭のような豪壮な外観である。


太鼓楼が印象的な称念寺。

これだけ、見応えのある町家が密集している場所は全国的にも、そうないだろう。



老朽化して空き家になった町家もあった。

そんな町家の改修に大学生がボランティアで参加していた。

今井町では「アートでまちづくり」と銘打ったイベント、“HANARART”を開催中(10.6まで)だ。
10月6日には「着物でアート作品を見て廻ろう」という企画があり、着物レンタル、着付け込み、500円からで承っているそうだ。



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