フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

都バスでの話

2020年03月19日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

これは人から聞いた話です。
できるだけ聞いたまま書きましたが、ちょっとだけ書き加えました。すいません。
都バスでの話です。


おばあちゃんと孫がバスに乗っていたそうです。孫は小学一年生くらいの男の子。

「運賃持ってる」とおばあちゃんは孫に聞いた。
「持ってないよ」孫は言った。
「じゃあ、あげるよ」おばあちゃんは孫にいう。
「いらないよ、あんまり大きな声で言わないで」と孫が言った。
「どうしてよ」おばあちゃんは言った。
「いらないもん」孫は言った。
「心配しなくてもいいんだよ。おばあちゃんは70歳過ぎてるから、無くていいんだから」おばあちゃんは言った。都バスは70歳すぎるとシルバーパスがある。
「えーほんと?すごいね。70歳すぎるとウンチしなくていいんだ」孫は驚いた。
「そうそう。だから、あげるね」
「いらない、ウンチは」
「あげるから」
「いらない」
「ないと、降りられないよ」
「でも、ウンチはいらない」
このやり取りを繰り返していたらしい。
周りの人は笑いをこらえるのに必死だったそうだ。

コメント (2)
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