たまに、この女性は本当に「かわいい」なぁと思うことがある。
若くて外見が可愛いのとはちょっと違う。外見の場合を、あえて漢字で「可愛い」と表現する。
僕が言っているのは、ひらがなの「かわいい」である。
この「かわいい」は、若い子でも思うし、同い年くらいの人でも、けっこう年配の人でも思うことがある。
僕の主観的な気持ちのことなので、もう少し説明が必要かもしれない。
自分の心の中を、じっくり観察してみる。
そうすると、僕がそう感じるときは、僕の保護本能がくすぐられているときなのがわかる。
保護本能とは、この人を守りたいという気持ちである。
つまり、かわいいなぁと思っているときは、この人を守りたいと思っているときなのである。
じゃあ、どういう人を守りたいと思うのか?
まず、けなげに一生懸命頑張っている人である。そういうときに、この人を応援しつつ、守ってあげたいと思う。
次に、思いやりがあって素直に感情表現している女性である。笑ったり、すねたり、泣いたり。それで、ちょっと傷つきやすそうなところがあったりすると、この人を守らなきゃと思ってしまう。
さらに、ちょっとおっちょこちょいの女性だ。一生懸命なのにドジだったりすると、もうだめだ。
こんな感じの女性をみたら、僕は女性の年齢に関係なく「かわいい」なあと思ってしまう。
そんなとき、僕の男としての保護本能がメラメラと湧き上がってくるのだ。
だからといって、どうなるわけではありませんが。