フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

社会混乱が起こるときに儲ける人たち

2020年03月15日 00時18分13秒 | 社会・政治・思想哲学

最近はめっきりなくなったが、むかしは台風や地震が来たりするとワクワクしたものだ。

ちょっと調べたら、そのワクワク感は、なんと、 災害性愛といい、自然災害に対し性的嗜好を持っているそうだ。

性的嗜好かい。台風で勃つのかよ。笑かしてくれますね。

だけど、そんな面倒くさい話ではなく、単に大きな変化に対して、興奮してるだけと思う。

ただ、この青年期のおかしな本能も、あながち役に立たないこともない。

たとえば、今のような新型ウイルスによるパンデミックの状況を考えてみればいい。

普通の人は、株価が下がって、景気が悪くなると不安になる。

しかし、冒険好きな投資家はちょっと違う。

投資家は、社会が不安定になり、相場が大きく変動するときに、儲けるのだ。

人が怖がっているときに、逆に、興奮してワクワクする本能。それが投資家の本能だ。

 

これからの市場をちょっと予想してみよう。

まず、株価が大きく下がる。

その後に、パンデミックのせいで、現実の商売がうまくいかなくなり、実体経済が弱ってくる。

求人がなくなり、失業者が増大する。

そして、不動産の価格が暴落して、不動産の投げ売りが始まる。

不動産が最安値をつけた後、「悪材料出尽くし」という評価が出て、株の下落が止まる。

そして、商業などの実体経済が徐々に持ち直してくる。

この流れを、読み切った上で、株価が底値を売ったところで、低位株やボロ株を仕込んでおく。

その株が上がったところで、全て売りつくして、現金に変える。

その現金で安くなった不動産を買い叩く。

みんながみんな震えて新型コロナを怖がっているわけではない。

まあ、僕にはこういうことはできそうもないが。

1929年10月24日、ニューヨーク株式が大暴落に転じ、それをきっかけに、世界大恐慌が始まった。

ジョセフ・ケネディは、17ドルで買ったUSスチールを、2年後に200ドルで売って大儲けした。

この大儲けした財産で、ケネディ家の基礎を作った。

資産家は、恐慌時に生まれる。

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